見出し画像

2019年12月6日時点の銘柄スクリーニングの結果は? 割安株の探し方 vol.32

 閲覧ありがとうございます。
 株まとめ@元証券マンと言います。良かったら、いいねやコメント、フォローなど頂けると嬉しいです。

⚫︎プロフィール記事はこちら➡︎ 『【プロフィール記事】元証券マンだからこそ、正しい投資の知識を伝えたい!』

⚫︎割安株分析の記事リストはこちら➡︎『割安株の探し方シリーズ(記事まとめ)』

⚫︎Twitterのアカウントはこちら➡︎株まとめ@元証券マン

 

 

 これまでの記事では、2019年9月26日付でスクリーニングを行った22業種105社について、業界分析や株価分析を行ってきました。

 前々回(vol.30の記事)をもって一通りの分析が終わりましたので、本記事では再度、直近の株価での銘柄スクリーニングを行っていきたいと思います。




①2019年12月6日のスクリーニング基準について

 vol.1の記事(2019年9月26日)と同様、以下の基準で銘柄スクリーニングを行いたいと思います。

(1)東証一部上場
(2)予想PERが8倍以下 
   ※8倍以下の理由はこちら
(3)実績PBRが1倍以下 
   
※1倍以下の理由はこちら
(4)配当利回りが4%以上 
   ※配当利回りの注意点はこちら
(5)1単元が100万円以内


 東証一部に限定しているのは、マザーズなどは株価のボラティリティが激しく、僕のような兼業投資家が行う中長期投資に向いてないと考えているためです。

 1単元を100万円以下にしているのは、買い増しや分割利食いなど柔軟に行いたいので、流動性をある程度確保するためです。

 それでは、実際にスクリーニングを行った結果を見ていきましょう。



②2019年12月6日のスクリーニング結果は?

 スクリーニングの結果、以下の銘柄(業種)が抽出されました。
 ※各業種、過去のスクリーニング時に行った分析記事へのリンクを貼っておりますので、興味がありましたらご閲覧ください。


 卸売業:13社 (9/26時点は27社)
 銀行業:6社 (9/26時点は15社)
 不動産業:3社 (9/26時点は8社)
 建設業:2社 (9/26時点は8社)
 化学:2社 (9/26時点は8社)
 鉄鋼:2社 (9/26時点は2社)
 輸送用機器:1社 (9/26時点は7社) 
 機械:1社 (9/26時点は6社)
 電気機器:1社 (9/26時点は2社)
 金属製品:1社 (9/26時点は2社)
 海運業:1社 (9/26時点は1社)
 証券商品先物:1社 (9/26時点は1社)
 鉱業:1社 (9/26時点は1社)

 全合計:13業種35社


 日経平均自体が、前回のスクリーニング時(2019年9月26日)から今回(2019年12月6日)までで、22,048円→23,300円(+5.7%)と大きく値上がりしているので、スクリーニングで抽出される銘柄の数もかなり減ってますね。

 2019.11月末時点の東証一部平均のPERも17.4倍と上がってきているので、それに比べるとPER 8倍という基準はかなり低いと思います。



③抽出された各業種の具体的銘柄は?

 それでは、抽出された全銘柄を見ていきましょう。

 前回のスクリーニング後に個別で分析を行った銘柄については、過去の株価分析記事のリンクを貼っておりますので、ご興味がありましたらお読み頂けると幸いです。


 ●卸売業:13社(双日、ラサ商事、ミタチ産業、小野建、丸紅、高島、兼松、三井物産、住友商事、佐藤商事、神鋼商事、ニチモウ、日鉄物産)
 
 銀行業:6社(富山第一銀行、りそな、三井住友FG、武蔵野銀行、ふくおかFG、フィデアHD)
 
 不動産業:3社(イーグランド、エフジェーネクスト、グランディハウス
 
 建設業:2社(大末建設、イチケン)
 ●化学:2社昭和電工、タキロンシーアイ)
 ●鉄鋼:2社合同製鐵、新家工業)
 ●輸送用機器:1社(大同メタル工業)
 機械:1社(北川鉄工所)
 ●電気機器:1社遠藤照明
 ●金属製品:1社駒井ハルテック
 ●海運業:1社NSユナイテッド海運
 証券商品先物:1社(野村HD)
 ●鉱業:1社三井松島HD

 全合計:13業種35社


 前回と同じ銘柄も多くありますが、証券商品先物の野村ホールディングスなど、前回にはなかった銘柄もありますね。

 また、同じ銘柄であっても、直近の四半期決算でまた状況が変わっているということは十分考えられますので、最新のIR資料を読みつつ、注意して再度分析することが重要だと考えます。



④まとめ

 今回は、2019年12月6日終値ベースで銘柄スクリーニングを行い、抽出結果を見てきました。

 今回は、13業種35社が抽出されましたが、前回(2019年9月26日)の1/3程度に減っていましたね。


 今後の記事では、これらの業種をまた一つずつ見ていきたいと思います。
 一度扱った業種も、より詳細の分析を行なっていきます。

 次回はまず、卸売業になりますので、引き続きお付き合い頂けますと幸いです。



⚫︎プロフィール記事はこちら➡︎ 『【プロフィール記事】元証券マンだからこそ、正しい投資の知識を伝えたい!』

⚫︎今までの記事はこちら⇒『割安株の探し方シリーズ(記事まとめ)』

❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎
ここまで読んで頂きありがとうございます。わかりやすく読みやすい文章を心がけて、自分にとっても皆様にとっても投資判断の一助になるように、日々情報発信をしていきたいと思っています。

良かったら、いいねやコメント、フォローなど頂けると嬉しいです。
今後とも宜しくお願い致します。
 (Twitterのアカウントはこちら➡︎株まとめ@元証券マン


#株式投資 #株 #投資 #資産運用   #ビジネス #割安株 #割安銘柄 #バリュー株 #バリュー投資 #銘柄スクリーニング

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?