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仕事の仕方が変わったとき

建築の現場を通して考えていたことをお伝えするシリーズ

ある時期から仕事の取り組み方が大きく変わったように思います。それはお客様と直接1対1で話ができるようになった時からです。

入社2年目位の時より自分で現場を担当させてもらい、お客様と直接、打ち合わせできるようになり、仕事に対する考え方というのが変わってきました。目の前の相手が何を欲しているのかを中心にして考えれるようになってきたためです。

建築の現場管理の仕事は現場で設計の担当者とお客様、職方の間に立ち「中立」の立場で仕事を進めることです。バランスをとりながら現場をうまく進めていくことが大切です。

「目の前の人を喜ばせる」ということを考えるようになってから、仕事は楽にできるようになったと思います。それまでの独りよがりの仕事の仕方から考えを少し変えることができたためです。

また、同時に誰かから求められている場所に身を置き仕事をするということも重要だということも学びました。建築の場合は人によって重要だと思っている部分が異なっていることがあり、合致した場合は、その部分に時間を多く使うことができ、良い仕事となります。

上司と部下の仕事においても自分が部下の時は上司が欲していることを最低限行うということが大切です。私の場合は、このことが分からず、自分の独自の方法で仕事に取り組んでいたこともあり、先輩から「自分のオリジナリティを出すのはもう少ししてからで良い」と指摘を受けたこともあります。

建築は現場によってそれぞれ考えながら進めていくので、設計の担当者と話し、小さな「挑戦」や「実験」のようなことを行うことはよくありますが、

「目の前の人を喜ばせる」ことと「求められているところで仕事をする」というのは大切だと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。





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