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『かぼすの軌跡』10月/舞台への想い

前回の振り返り
前回は「大学生最後の夏休みの過ごし方」についてまとめた。

とにかくこの夏をどう過ごすか、そしてやっていることは何か。それをただただ並べた。推し事もしたし、程よくゲームもして、小説書いて、楽譜作成という名の音遊びして、バイト面接行ったり…

バイトなぁ…
学祭終わったらいくつか履歴書持って凸ろうとは思ってるけど

今回は【舞台への想い】について。
これまで舞台に立ってきた気持ちとこれから舞台の作り手になる今の考えを主にまとめた。舞台に立つ想いが変わったなと感じたのは去年の話、舞台に立てる喜びなど、相手は感じずとも私はこれだけの思いを持って舞台に立っているということ、舞台に立つ人はこのような考えを持っている人がいるということ、それらを感じてもらえればいいかなと思います。

第七話 舞台への想いと考え

▷この話をする理由

今の時期は大学の学祭に向けて吹奏楽部として出演するために練習を重ねている。ただ例年と違うことが一つ。

集まらない

原因は正直わからない。いつもなら遅くても二週間前からは合奏を始められていたのに。自分自身が四年になって大学が忙しないとも感じていない。ただ私はこれまで舞台に立ってきた者として、これから舞台を作る者として人一倍舞台に対する思いが強く他の人とは比べられない熱い思いをここで語ろうと思う。

はじめて舞台を作ったのが大学二年、それを実感したのが大学三年の学祭。
大学二年の学祭は自分たちの手で作ったもの、それらを吸収した後輩が作った舞台に立てたこと、用意してくれたこと、そこから一気に何に対しても舞台に対する感謝が溢れるようになった。
ライブに行っても暗闇で動くスタッフさんに目がいったり、ライブドキュメントの映像を見てもメインで映るメンバーよりも周りのスタッフさんの動きに着目してみたり。

どの舞台も作り手が用意してくれた舞台に依頼・募集された出演者が表に立つ

舞台に立つからには完璧なものを届けたい。
舞台を用意してくれた人に失礼
そんな気がするようになった。

なのに練習が出来ないんじゃない、メンバーが未だ集まらない。
出る気があるのかないのか、正直問いただしたかった。

▷作り手としての想い

はじめては大学二年。
本気でこの業界を目指し始めたのは大学四年の春頃。
勿論、演出がやりたい、制作がやりたいという気持ちは強いが今後どこに就職してもいいようにと視野は広く持っている。
ステージを用意できたこと、そこで練習してきたものを披露してくれること。舞台のメイン、軸になってくれること、それらを支えるのがスタッフの仕事だと思ってるから。

当時は思ってなかったけど、今だからこそ感じる思いもあって、
例として大学の学祭を出すから視野は多少狭くなるんやけど、このステージに立つ人が「出て良かった!楽しかった!また出たい!」と思ってもらえるような、ステージやイベントを見に来た人が「また来たい!また来ようかな?」と思えるような、そんなステージを作りたい。

だから作る側には苦労があって当然だと思うし、時間もない中アイデアだけが膨らんで手が止まることもあると思う。苦労が次につながるし、カギになるんよね。多分。

▷出演側としての想い

まず、ステージに立たせてくれること。
立つ側としては発表会とか吹奏楽コンクール、それこそ文化祭、学祭とかしかないけど、主催者側がタイムテーブルを組む時に「出て欲しいな」とか「出て頂けませんか」って声をかけるわけやん?もうその時点でまず感謝よね。ステージによってはさ、「今回は・・・」って断られるリスクもある中の声掛けやん?だから出させていただくからには練習は必須よね。

もちろん、主催者側や観覧者の人数にもよるけど盛り上げてくれる人がおるステージはほんまにありがたい。軽音は人が集まって吹奏楽はなんで集まらんのかいつも謎やけど、陰ながら手拍子してくれる主催者側のスタッフさんとか見るとほんまにありがとうってなるし、正直吹いてるときに「あ、聞いてくれてる人おるんや」ってなる。

音楽をやる身として、現場に足を運んでくれただけでもありがたいし、そこで立ち止まって音楽を聴いてくれるだけでもありがたいし、手拍子に拍手に最後まで聞いてくれた人なんてほんまに嬉しさを超える。
それに忙しくて気付いてない人がほとんどかもしれんけど、スタッフってどの現場でも(素人、プロ、アマ関係なく)一番の特等席ですべての音楽を聴けてるんよ。見れるし、聞けるし。
これが嬉しいと感じるから私は音楽を作りたいと感じるんかな。

実際先日、学祭のリハしてきて聴いてる人はおらん雰囲気ではあったんやけど心の中では何だかんだ聴いてくれてんのかなとか思いつつ、リハも聴けて本番も人によっちゃ聞けるってほんまに特等席の人らやん、って感じると共に自分も音楽の現場で働くことが夢の一つやからリハもゲネも本番も、勿論与えられた仕事には集中するけど心のどこかで音楽がそばにおって聴けるってめっちゃいいなって改めて感じたな。

▷経験した人にしかわからない想い

推しを例に例える話と実体験を話そうと思うんやけど、まずは推しの例え話から。

全てが推しとは限らんのやけど、よくさ、想いの違い、目標の違い、お仕事との向き合い方でメンバーと揉めて、喧嘩して、グループ解散とか脱退とかってあるやん?そんな簡単に決まってないっていう葛藤の中の話をするんやけど、

今回の学祭の件で自分自身よく自発して行ってた気はするんよ、まぁ最初の方は放置してたけど。
学祭前で合奏したいのに集まらんくて、きっと自分以外のメンバーは「出たらええんやろ?出てあげるわ」ってぐらいの軽いノリなんちゃうかなって思って、勿論、一人ひとりに聞いた訳ちゃうからみんながそう思ってるとは限らんけど、私はそう感じた。ものによっちゃ人数少ない方が成り立ったりして、常にメリットをとるか、デメリットを取るかの二択で。グループにとって、仲間にとって、どれが一番正しい選択なんか決めるんはメンバーの仕事なんよな。ガヤじゃないんよ。

メンバーが決めた選択肢を周りは受け入れる。
これがまぁ1つエンタメとして共通する部分なんかなって。

もうひとつは実体験やから
自分語りになるけどさ、
二年前の当時は率直な思いだけで実行委員長になりたい!と思って仕事をしたけど初めてで且つ先輩も流行病のせいでしっかりとした学祭を作れてない人たちで資料もなかった。私は実行委員長ながら、まとめることは愚か資料集めすらしなかった。今じゃ遅いんやけど、今やったら何をすべきかってわかってるから当時以上の仕事は出来るんやろうなとか思ったり。ただ去年も舞台に立って「あぁ作ってくれたんや、自分が途切れさせたくなくて続けた学祭は今も生き続けてるんや」って感じて、今年も体育館の中で作業してたりその風景をSNSで見た時に「続けてくれて、実行委員と学祭が息を吹き返せてよかったな」って感じるんよ。大げさやし、お前のおかげとか思うなって思われるかもしれんけど、私が高校生の時に見た学祭の景色が戻りつつ、疫病が流行る前の学祭の雰囲気があって、わいわい言いながら作業してそれが達成感に繋がって、その姿を見た人がやりたいと思ってくれて、循環するんやろうなって感じて、当時自分の立ち位置は失敗したかもしれんけど、失敗なりに続けて結果を残せたことはよかったんちゃうかなって、思うんよな。だから今年も吹奏楽としてステージには立つけどステージを作ってくれた人に感謝したくてメッセージカードとお菓子の差し入れをする予定。(やりました。)これは部活からというよりも個人からやけど、名前は吹部として。
私が目指す実際の現場ではあり得んことやけど、そういう気持ちで舞台に立つ人がいるってことが伝わればいいかなと思って。(伝わらんと思うけど)
作ったステージが良かったね、って思ってもらえるステージを作りたいし立ちたい、だからこれからも好きを仕事にするため続けていく。

今回のことを専門に行く前に感じることが出来てほんまに良かったし、何事も経験やって気付かされた。
これからはエンタメに立つ人からエンタメを作る人になるわけやけど、エンタメを受け取って届けられる人になりたいな。

▷報告事

このnoteを毎回見てくれてる人が居るんかたまたま見かけた人なのかは正直知らんけど、私事のお話をします!!

今年の5月頃に就活を諦め、6月には歩む道、選択肢を変えた私、かぼすですが、
9月末に専門学校の願書を出し、10月初めに合格通知を頂きました。

はじめてこのブログ覗きました〜って方に説明すると、専門学校はコンサートスタッフになるための学科に入学します!ここまでの話の流れで何となくわかると思いますが、。確かに就活もインターンも色々経験しまして、親からも色々意見を貰ったんですが、やっぱ自分の中で変な道を歩みたいっていう変な思いがあって、勿論大卒で就職してでも良かったんやけど、何も齧ってもない世界にいきなり飛び込むのは自分の中でなんかちゃうな、って思ってて、専門の2年で学べること学んで今よりも視野が広がった状態で就職、卒業を目指そうかなと。

これまでも後々(数年後)あの時○○してたら今変わってたのかな?とか考えたり、とにかく悪い後悔をすることが多くて、それだったらいい後悔に変えたいと感じることがあって、大切にしてる言葉のひとつが

【やらずに後悔より、やって後悔】

まぁよくある言葉ではあるんですけど、何事もやらないとわからんよねって思ってとりあえずやろうって。

勿体ない2年だったとは絶対に感じさせない。これが今の目標。その他、夢や目標は別のnoteで投稿しているので気になる方が居れば覗いて見てください👀

▷まとめ

今回はこれからのエンタメ世界に立つものとしての舞台の立ち方や考え、作り手の想い、などをまとめた。

正直ブログ更新まで時間がかかりすぎたがこの更新は止められ無いものだし、なによりも書くことが楽しかった。

想いを伝える場を作ることは勿論、これが届いて欲しい人に届くのかは分からないことではあるものの、誰かに届くといいなって。

来月は今月やる予定だったことを書きます!
あと、今回時間無さすぎて普段パソコンからの投稿なんやけど、今回はスマホとかタブレットで編集してるからもしかしたら改行とか辺になっとるかもしれんけど許してください!!

それだけ時間なかってん!!!

次回はオープキャンパスについて。
元々これを今月書く予定で居ってんけど、学祭に対する考え想いが溢れすぎてとにかく誰にでもいいから伝えたかったからこれ書きました!!なので来月のテーマはオープンキャンパス。とまぁ進捗が綴れたらいいかなって。

次回、オープンキャンパスの参加ついて

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