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【C-002】キャラクターを使って仕事するって、どういうこと?(メーカー編)

メーカー(ここではB to Cのメーカーを想定)で「キャラクターを使って仕事するって、どういうこと?」かというと、以下のようなことが考えられます。また、ここでのメーカーは、玩具のように「キャラクターそのものを売る」というより、食品や日用品のようにあくまでプラスαの要素として使用することを想定します。モノの品質に差がない場合は、ブランド力が重要になります。ブランドを高めるためのブランディング活動の手法のひとつにキャラクターの活用があります。

■メーカーがキャラクターを使用するイメージ

1.製品や製品のパッケージにキャラクターを使って販売する
2.上記製品のプロモーションにも使う(SNS含む)
3.製品には使わず、プロモーションのみに使う
4.特定の製品やプロモーションには使用せず、会社全体のPRに使う

さらに、そのキャラクターが「借り物」か「自前か」という選択肢が加わりますが、ここでは「自前」の場合で話しをすすめますので、人気キャラクターを使う場合は、お付き合いのある広告代理店やそのキャラクターを管理する会社へ直接お問い合わせいただくのが良いかと思います。

キャラクター(人気タレントしかり)を使うということは、注目を集め即効性を求めることが多いので、大きな会社は「借り物」で行うことが多いです。もちろんこの活用法はアリです。王道です。羨ましいです。この場合は、何も考えずに広告代理店の提案のまま、キャラクターの管理会社の言うがまま、潤沢な予算をフルに使いきってください。それが幸せというものです。

世の中で「借り物」展開が出来る会社は限られ、実際は「自前」の場合が多いです。パッケージのデザインにちょっと入っているといいよね、くらいの控えめな印象です。しかし、「自前=予算がないから地味にやった」という意識になってしまうせいか、せっかくキャラクターがあるのに、それを活かしきれていないことが多く、ここが非常に残念です。「自前」であってもキャラクターを創るのであれば、最初から色々と考えておいた方が、後々便利になります。なので計画的に行きたいわけですが、「予算がない」という先入観からか、そもそも考えようということすら思い浮かばないようです。キャラクターでもブランディング出来るので本当にもったいないです。弊社では、こういった部分のご提案とお手伝いをさせていただいています。

「借り物」ではなく「自前」の良いところは、‘融通が利く’ことです。
キャラクターの使用権利を契約したことのある方なら経験あると思いますが、先方のルールに従いながら仕事を進めるのは、何かと窮屈です。これは当たり前です。自分たちのものではないのですから。ルールには従わなければなりません。

また、直接の担当者になるとわかりますが、版権管理者とやり取りを重ねると、ストレスがドンドン溜まっていきます。(もちろん案件と人によります…)監修の申請をした製品パッケージのデザインで、中々折り合いがつかない、なんてことはよくあることです。繰り返しになりますが、自分のものではないので、これは仕方がないのです。これが自前であれば、そこまでのことはありません。

自社のルールで楽しく仕事をする

そうならないために、自前のキャラクターの制作を決めた時点で、「いつから」、「どこで」、「どのように」使うかを予め検討しておくことが重要になります。社内の運用ルールも作成し、共有しておけば、営業マンが商談時に即決するなんてことも可能です。ビジネスにおいて時間は重要です。

戦略的にキャラクタービジネスを構築出来れば、単なるパッケージのアイコンだと思っていたキャラクターの印象は全く変わります。期待の新人を育てるみたいな感覚にすらなります。弊社はそこをお手伝いさせていただいています。

では、あらためて下記を説明していきます。

■メーカーがキャラクターを使用するイメージ

1.製品や製品のパッケージにキャラクターを使って販売する
2.上記製品のプロモーションにも使う(SNS含む)
3.製品には使わず、プロモーションのみに使う
4.特定の製品やプロモーションには使用せず、会社全体のPRに使う

1.製品や製品のパッケージにキャラクターを使って販売する
例えば、スナック菓子を例にしたいと思います。
新製品のパッケージに入れる、既存品のパッケージをリニューアルする際にキャラクターを入れ込む、というような使い方です。
お菓子は、販売場所が多いので、消費者が目にする機会も多くなります。ブランディングの肝になる重要な部分です。

2.上記製品のプロモーションにも使う(SNS含む)
パッケージに入れ込むだけではやはりもったいないので、そのお菓子のプロモーションにも大いに活用すべきです。今は、SNSでの情報発信は必須なので、公式アカウントのアイコンに使うことに異論はないでしょう。他にも宣伝の媒体、ツールでも漏れなく露出します。せっかく費用をかけてキャラクターを制作したのであれば、とにかくとことん‘使い倒す’ことです。

3.製品には使わず、プロモーションのみに使う
製品パッケージには使わず、上記2のみ実施する場合です。「借り物」では、人気キャラクターを用いて、大々的に宣伝する場合がコレです。

4.特定の製品やプロモーションには使用せず、会社全体のPRに使う
この場合は、上記1~3とは関係なく、会社のCIとかIR活動的な部分でのマスコットとしての使い方です。製品のイメージよりも会社の印象を良くするという役目になるので、デザインも変わるかもしれません。

以上が、メーカーでキャラクターの使い方例になります。上記はあくまで基本的なパターンなので、会社や製品によって色々あると思います。

キャラクターを使うことで、製品のブランディングやプロモーションがパワーアップします。その際は「借り物」よりも「自前」、オリジナルのキャラクターの方が、断然楽しく仕事が出来ます!

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