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リーマンショックをシミュレーションする


先日、この記事を目にした。

 好況があれば不況もある。
ならば、今のうちに不況をシミュレーションして、資産を増やせるようにしてしまおうではないか!というのがこの記事の趣旨である。


リーマンショックとは


リーマンショックは、2008年にアメリカの大手投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻し、世界的な金融危機を引き起こした事件です。この破綻は、不動産市場の崩壊に端を発し、世界中の金融機関に大きな影響を及ぼしました。多くの金融機関が資金繰りに苦しみ、経済活動が停滞する中、株価や不動産価格が急落しました。これにより、世界中の企業や個人が影響を受け、景気後退が深刻化しました。リーマンショックは、金融市場の安定性に対する重要な警鐘となり、世界経済に大きな影響を与えました。




リーマンショック時の各銘柄のチャート


リーマンショックはいつ起きたかというと。。。2008年9月15日。

ならば、2008年以降のチャートを観察すればよい!

ナスダック


月足

週足


ダウ工業

月足

週足

日経

月足

週足



指数は日本、米国共に下落しているが、貴金属はどうなのだろうか。

月足

週足

ちなみに、金に関する面白い本はこれだ!

予測が当たったのかどうかは正直どうでもいい。そうではなく、私が面白いと思うのは市場の仕組みというかなんというか。ロスチャイルド家に関する記載が多く、非常に金融市場の成り立ち、プレーヤー間の関係性を学べることが面白い。



次は個別銘柄を見ていこう。

バークシャーハサウェイ


月足


週足


ヘクラマイニング

月足

週足

ありゃりゃ?貴金属関連企業なのに下げているな~~~。

ちょっとAIに質問!

リーマンショック時、金価格は高騰したのに鉱山関連銘柄が下落したのはなぜ?

ChatGPT

リーマンショック時に金価格が高騰した理由は、金が安全資産と見なされ、投資家がリスクを避けるために金を購入したことにあります。不安定な金融市場や景気後退の影響を受けて、投資家は金を安全な避難所と見なし、資産の一部を金にシフトさせました。

一方で、鉱山関連銘柄が下落した理由はいくつか考えられます。まず、リーマンショックによる景気後退や世界的な不況が鉱業業界に悪影響を与え、需要の減少や価格の下落が懸念されたためです。また、金価格の急騰に伴い、鉱山会社のコストが上昇し、利益率が圧迫されたことも鉱山関連銘柄の下落要因として挙げられます。さらに、投資家がリスクを避ける傾向にあったため、リスクの高い資産である鉱山関連銘柄から資金を引き揚げたことも影響している可能性があります。

AI

あ~~~、なるほど。「現物資産」と「株」の違いね~~~。

念のため、もう一社鉱山関連企業を見ておこう。

パブリックゴールド

月足

週足


では為替は同なのどうろうか


ドル円相場



月足

週足

リーマンショック時の下落を利益にする方法


リーマンショック時、多くの銘柄が値下げし、金価格が上昇したことが分かった。では、これを利益に変えるにはどうすればよいか。

 株を売り払って金を買う・・・・・

これでもよいっちゃ良いが、なんだか味気ない。

そこで、私は空売りを用いて下落を利益に変えることを提唱する。

空売り、つまり信用口座を開設していない方におすすめなのがインバース銘柄である。

インバース銘柄とは
インバース銘柄(Inverse ETF)は、特定の指数や資産の値動きと逆のパフォーマンスを目指す投資信託(ETF)です。例えば、株価指数のインバースETFは、その株価指数が下落した場合に上昇し、逆に上昇した場合に下落するように設計されています。これにより、市場の下落リスクをヘッジしたり、下落相場で利益を狙ったりすることができます。

インバースETFは、レバレッジを掛けたり、先物取引などの複雑な金融商品を使わずに、簡単に特定の市場の逆相関を取ることができるため、投資家にとって便利なツールとなっています。ただし、市場が予想外の動きをする場合や、一定期間以上にわたって逆相関が続かない場合には、投資家にとって大きなリスクとなる可能性もあります。




ダウ工業のインバース銘柄

日足

ナスダックのインバース


日経のインバース



ちなみに、アップルのインバース銘柄もある・・・

より詳しく知りたい方にはこちらの書籍がおすすめ!

以上

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