【オタクのトリセツ⑤】ストレングス・ファインダーから人生を変える
前回は、自分の上位資質から分析できる、居心地が良い環境と居心地が悪い環境について考察しました。
自分の他にも「同じ資質持ってた!」とか、「もしかして自分も同じ資質持ってるかも?」という方は活用・参考にしてもらえると幸いです。
ちなみに僕の上位10資質は以下のとおりです。
1. 慎重さ:意思決定や選択に、リスクを予測して細心の注意を払う
2. 学習欲:常に学習し、向上することに駆り立てられる
3. 内省:知的な活動や議論が好き
4. 収集心:収集し保管するニーズを持つ(情報、アイデア、人間関係など)
5. 適応性:状況をあるがままに受け入れ、「今」を生きる
6. 運命思考:あらゆるものにつながりがあると確信している
7. 戦略性:状況を予測してシナリオを描き、先の計画を立てる
8. 分析思考:パターンを調査し、インサイトを得て、原因・理由を特定する
9. 公平性:明確なルールを設けて、人々を平等に扱おうとする
10. 親密性:他の人との親密な人間関係を作ることに満足感を得られる
今回は、これらの資質を知った上で、自分の人生にどのように活かしたらいいのかを考えて見ました。
自分の人生に、どうやって生かすのか?
というわけで、なんとなく自分の能力を発揮できそうなシチュエーションが分かって来ました。
しかし、ここで終わってしまっては、「7000円の性格診断を受けた」のと同じです。
実際の自分の行動を変えてこそ、ストレングス・ファインダーに投資した意味があるというものです。
というわけで、実際のアクションプランを①仕事②趣味③生活について考えました。
①-1:仕事においてやらないこと
・早急に成果を求められる仕事
・多くの人が関わるプロジェクトに相乗りすること
・過度なコミュニケーション(会議やメールなど)
・勉強のための勉強
・同僚と必要以上に仲良くすること
・人望が求められるリーダーをやること
・スピーチをすること
幸い、今のところは本能的にこれらの仕事を避けてきたのですが、これからは意識的にこういった作業が発生すると思われる任務は避けたいところです。
特に僕が危険視するのは「勉強のため」という言葉です。
この一言で僕の学習欲が刺激され、思わずやりたくもない作業を抱えてしまう傾向があります。本当に引き受けるかどうかは一旦保留にして、次のやることに含まれるのかをよく検討するようにしなくてはいけません。
①-2:仕事においてやるべきこと
・小規模なプロジェクトに立ち上げから関わること
・組織の中でブレーキ役となること
・成長や勉強の機会につながると感じた業務
・技術や情報をリサーチしてまとめ、共有すること
・やり方や、優先順位を自分で決めること
・ルールや決まりを作る仕事
・社内外に信頼できる人間関係を作ること
・勇気を持って先送りにすること
やらないことに比べて実行できていない項目が多いです。これは、やりたいことがわりとぼんやりしているためだと思います。
人間は、やりたいことよりもやりたくないことのほうが具体的なのです。
おかげで、場合によってはやったほうがいいことも遠ざけてしまっていた気がします。これからは、こういった作業を意識的に選択していかなくてはいけません。
②:続けやすい趣味の条件
趣味に関しては、「どういう趣味なら続けやすいか」という視点から、その条件を書いておきます。
・自己開示を求められない
・自分の都合で続けられる
・芸術的な要素を含む
・適度な変化や刺激を感じられ、その都度学ぶものがある
・自分の記録や成果、進歩が目に見えて分かる
・他の人と競う必要がなく、一人で続けられる
・少数の人間と親密な関係を築ける
・自分と向き合う時間を確保できる
こう考えると、アイドルオタクという趣味がいかに自分にマッチングしているのかが分かります。
しかし、オタクをすることの全てが自分にあっているかと言われると、そんなことはありません。人付き合いが必要だったり、活発な資質が求められることは沢山あります。そういった場面に出くわした時には、意識的に避けるということも求められるでしょう。
そういった意味で、日々のアクションプランというのが重要になってくるかと思います。
③:日々の生活のアクションプラン
これは、「こういった状況になったら、こういう行動をする」といったものになると思います。
こういった戦略は、IF-THENプランニングに近いものかも知れません。
・事前にやることを決めておく、思いつきでやる前に一呼吸おく
・あまり親しくない/ならない人と沢山コミュニケーションをとらない
・信頼できる友人とは、定期的に連絡を取る
・急な誘いは、正直に事情を話して断る
・自分に必要な情報については、収集する習慣をつける
・収集した情報はアウトプットするようにする
・一日の中で、自分と向き合う時間を作る
悩ましいところは、僕の適応性の資質がこれらのルールを守らせないところです。
そこで最後に、
・これらのルールを破ったときは、そんな自分を認めてあげる
という項目を追加しておこうと思います。
人間って、放っておくと心の声が聞こえなくなるものらしいです。
そうならないためにも、いつでも自分の資質を忘れず、「あれ、今はなんの資質を使うべきなのかな?」ということを意識しておこうと思います。
終わりに
まとめます。
ところで、なんでこのnote書き始めたんだっけ?
以上です。
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