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【ライブレポ】超NATSUZOME2023振り返り【豪雨/快晴】

梅雨なんてなかった。いいね?

地下アイドルオタクのかべのおくです。


2023年7月1日・2日に幕張海浜公園Gブロックにて開催された「超NATSUZOME2023」に参加してきました。「夏を初め、夏を染める」をコンセプトとした、言わずと知れたアイドル夏フェスのトップバッターです。


大変だった。そして楽しかった。


1日目と2日目で天候が大きく変わったのでその対応に苦労しましたが、その代わりに得られたものも大きかったように感じられます。熱い夏の始まりとなった2日間を振り返ります。


1日目(7/1)

タイムテーブル

この日の個人的タイムテーブルはこちら。ペイント職人頑張りました。特典会や縁日の予定で、タイテ一部が上書きされているのはご了承ください。

1日目のタイムテーブル

この日のお目当てはJamsCollectionと真っ白なキャンバスの超ステージでした。ここにたどり着くまでは行き倒れるわけにはいきません。


結果として、ライブはほとんどこの予定通りに回れました。ちゃんとみたグループのコメントを残しておきます。

MyDearDarlin'(NATSU)

曇天でもパッと輝く笑顔のパフォーマンス。超ステージを意識してか、こちらはマイディアらしい可愛い曲が中心のセトリ。「夏が来る」が聞けただけで、早起きした甲斐があったというもの。

#ドレミファソラシード(ZOME)

ミクチャの出演枠争奪戦、特別枠で2位というギリギリの出演も、オタクの熱量、盛り上げは流石。「恋して可愛い花になってく」でガチ恋口上を打ったのは僕です。後悔してません。

ネコプラpixx.(NATSU)

にゃんだふる・干支・ジコチューと、これでバカになれないオタクはいないIQ0のセトリ。後方でどでかいサークルを作るオタクと、それをドン引きでみる他のオタクまで含めて、「フェス」の始まりを感じた。

Peel the Apple(超)

体調不良のメンバー2名の不在を感じさせない、新体制の気合が入ったパフォーマンス。浅原凜ちゃんも触れていた通り、「リンゴの皮をむくな!」の盛り上がりは圧巻。フェスの度に、ぴるあぽが着実に人気を獲得していることを実感するベンチマークになりうるかも。

手羽先センセーション(超)

夏フェスで「夏情気性」を聞けて、1曲目から感無量。そのあとも超一品のセトリが続き、最後は「始まりのシグナル」。直球勝負のセトリだからこそ、純粋な歌唱力、パフォーマンス力が際立つ。5人しか立っていないはずの超ステージが、このときだけはすごく狭く感じた。

MyDearDarlin'(超)

「アイスクリーム」「MDDシンドローム」「トーキョーガール」と、これだけ沸ける曲を並べられるのは本当にすごい。終始会場の熱量が落ちなかった印象。悔やむべくは、メンバーに体調不良・喉の不調があって万全の状態で臨めなかったことか。河口湖に向けて、コンディションが戻りますように。

Ange☆Reve(SOMARI)

後から知ったものの、メンバーの吉橋亜理砂ちゃんは翌日が卒業公演。期せずして立ち会ってしまったものの、湿っぽさは全く感じない、よきライブだった。しかしラストの「星空プラネタリウム」では思わず涙ぐむ姿も。良いはなむけになったのなら何より。

ネコプラpixx.(SOMARI)

NATSUステージとは一風変わって、パラレル時代を彷彿とさせるかっこよさ全開のセトリ。「Ignite」では広い会場を活かしたワキワキダンスが行われていたらしいが、自分は全く関与していない。

自分はこういった団体芸(?)に加わることはしないものの、こういうことが出来るのは多くのオタクが集まる夏フェスならでは。ネコプラは翌日から沖縄遠征というタイトなスケジュールの中、NATSUZOMEでこの光景が見られたことは本当にありがたい。出てくれてありがとう。

NUANCE(SOMARI)

アロハシャツの特別衣装が、海辺のSOMARIステージというロケーションにベストマッチ。セトリもラスト以外はしっとり系でまとめていた印象。メンバー・運営含めて、夏フェスに特別感をもって望んでいるのが好感度高い。

feelNEO(SOMARI)

後から調べたら、岡山県の実力派アイドルだった。歌唱力お化けな子がいて、一曲目の歌いだし一音目から引き込まれた。シンプルにライブの質が高いのは、アウェーな地方アイドルにとっては一番の武器。完全にノーマークだったけど、NATSUZOMEで一番「見つけた」枠。

ドラマチックレコード(SOMARI)

河西栞ちゃんの声が出ないため、残り3人(主に高梨有咲ちゃん)でカバーしながらのステージ。口パクで歌って、裏で別のメンバーが被せてるのは少し面白かった。やはり歌唱メンの不調は痛手か?

JamsCollection(超)

今日のメインその1。まさに「こういうライブが見たかった」というステージでした。

去年に9人体制が終わりを告げてからめまぐるしいメンバー変更が続いたジャムズですが、6月23日からは小此木流花、大場結女を加えた新体制でNATSUZOMEに臨んできました。

とくに、メンバーが変わりながらもずっと歌い続けてきた「Ready→NOW!」がここで聞けたのは嬉しい限り。もっとわがままに、自分の好きに正直に生きてもいいのかもしれないと勇気をもらえる一曲です。

苦しい時期を乗り越え、ついに最強の8人が大輪の花を咲かせようとしています。

真っ白なキャンバス(超)

今日のメインその2。こちらは逆に「こういうライブでいいんだよ」というステージでした。まさに白キャンといえば誰もがイメージする楽曲を詰め込んだ20分間。この光景が今年何度も見られるのかと思うと、嬉しくてなりません。

白キャンは西野千明ちゃんが休養中のものの、歌割りは橋本美桜ちゃんがしっかりカバー。不在の穴を全く感じさせない、同期の絆を感じさせられました。河口湖ステラシアターに向けて、しっかりレッスンが出来ているということなのかもしれません。

1日目所感

1日目の所感をいくつか述べておこうと思います。

入場待ちの時間は?

入場待ちの時間は10時頃に入口に到着して、一般チケットで約20分程度。多少時間はかかったものの、想定通りで安心しました。ちなみに2日目はVIPだったのもあって、待ち時間はほぼ0でした。

雨どうだった?

前日から降水確率90%の予報だったものの、結果としては15時くらいには雨もあがりました。その後は足元がぬかるむことが気になる程度で、ほぼ影響なしといった感じです。

タイテどうだった?

今年のNATSUZOMEのタイテの特徴として、2回出番のあるグループはステージの感覚が短かったことがあげられます。

たとえば次の2ステージのタイテの一部を見てみましょう。

1日目 SOMARIとNATSUのタイテ(抜粋)

このタイテに載っている中だと、ドラマチックレコードとNUANCEはステージ間が30分しかありません。これは拘束時間を短くできる、出待機場所が有効活用できるなどのメリットがあるでしょう。

しかし、今回の雨ではこのタイテが裏目に出たように感じられました。昼の早い時間帯に出番が固まっていたグループは2回とも不安定なコンディションでパフォーマンスをせざるを得なかったからです。実際ステージ上も滑りやすく、転倒しているメンバーも見られました。

一方で、夕方や夜に出番のあったグループは、ほとんど雨の影響なくパフォーマンスできていました。よって応援しているグループによってライブの充実度に差が生まれた状況です。なかには、多少の不公平感を覚えたオタクもいたと予想されます。

運営の効率化は重要ですし、そもそもフェスが開催されないと意味がありません。しかし今後も梅雨明けの同じ時期に開催するなら、最大多数の最大幸福のために何らかのリスクヘッジも検討して欲しいところです。

自分の雨対策どうだった?

結論から言えば、荷物の浸水対策は過剰なくらいでちょうどいいということになります。

野外ライブといえばレインコートやポンチョを装備するのは当然ですが、意外と疎かになりがちなのが荷物の雨対策です。特に今回、以下の装備が手薄でした。

  • スマホの防水ケース(もう少しで壊れるところだった)

  • 防水の荷物ポーチ(お札とかチケットが浸水して大変だった)

  • ゴミ袋(バッグの中身もいろいろ浸水した)

NATSUZOMEは初夏、及び梅雨の終わりに開催されるフェスです。来年もこれらの対策は必須でしょう。


2日目(7/2)

タイムテーブル

1日目の疲れが残る、しかしそんなこと言ってられない2日目。個人的タイムテーブルがこちら。

2日目のタイムテーブル

お目当ては何といっても超ステージのFES☆TIVE。お祭り系アイドルグループは今年も夏の主役になれるのか。悩みに悩んだラストは、ZOMEステージのRingwanderung・タイトル未定を選択。昨年の夏を経て大きく飛躍した2グループによる、2日間の締めくくりに期待が集まります。


結果的に超ステージのFRUITS ZIPPERは見られなかったものの、それ以外は回れたので感想を残しておきます。

クマリデパート(超)

朝イチに聞く「魔法少女Q」は、元気が貰えてよかったしグループの色がよく見えた。「ク」の字のTシャツ見ると、フェスに来た感があってとても好き。

FES☆TIVE(超)

今日のお目当てその1。まさに「これを見に来たんだよ」という会心のステージに思えました。

6人の新体制は広々とした超ステージでも見劣りせず、改めて本多しおりちゃん加入の大きさを実感しました。

フェスの定番、ハレとケとOIDEMASE!!だけでなく、新曲「HUMAN NATURE WORLD」を組み込んだのも大正解。夏空の下であなたとワールドカオスを決められたのは最高でした。

個人的な悔しさとしては、最初の2曲くらいでだいぶ体力を消耗してしまったところ。オタクもこれからフェスを重ねて体力をつけていき、最後のスプラッシュ祭を迎えたいと思います。

FES☆TIVE(ZOME一曲入魂)

このあとすぐ移動して、一曲入魂ステージへ。披露したのは「OIDEMASE!!」のアウトロロングバージョン。横移動の繰り返し3回目くらいで、会場から笑い声が聞こえ始めたのはしてやったりか。

可憐なアイボリー(NATSU)

人数の多さを生かすパフォーマンス。どうしても高嶺のなでしこと比較して見てしまうが、楽曲的にも振り付け的にもカレアイ色が見え始めたか?寺本理絵ちゃんと永尾梨央ちゃんのダブルセンターは強い。

FRUITS ZIPPER(NATSU)

もはや単独公演をアリーナで開催するレベルのふるっぱーを、近くで拝めるのは貴重。VIPチケットの威力を一番実感したかも。新曲「ぴゅあいんざわーるど」が聞けたのも満足度が高すぎた。次のマスターピースになるか。

STAiNY(NATSU)

SOMARIステージを見据えてか、こちらのステージは可愛い系の楽曲中心。自分が少し暑さにやられて、あまりライブを楽しめなかったのが悔やまれる。

ぜろから☆すた→と(NATSU)

この日の「見つけた」枠。次のFES☆TIVEのオタクがいることを予想して、親和性の高そうな楽曲を集めてきた印象。みんなちゃんと歌えてたし盛り上がれる曲だったので好感度高。

FES☆TIVE(NATSU)

2回目のステージはVIPで前方から観戦。超ステージがワンマンライブだとしたらNATSUステージは定期公演のようだった。アイドルとの距離も、オタクとの距離も近く、いい意味の「内輪ノリ」を感じた。

「シダレヤナギ」「ニホンバレデンセツ」「マジカルパレード」の3曲とは思えない充実感。いつもの曲をいつもと違った場所で聴けるのが、一番夏フェスを感じられる瞬間かもしれない。

STAiNY(SOMARI)

この段階で熱中症はだいぶ回復。「恋餃子」から始まるSTAiNYの定番セトリ。佐野もかちゃんの声が不調だったものの、メンバー全員でカバーしていた。ちなみにこの日は「ワンダフルライフ」も「超アラビアンダンジョン」も披露せず、レパートリーの強さをうかがわせた。

JamsCollection(SOMARI)

海辺のSOMARIステージで聞く「青いペディキュア」はこの日一番のハイライト。シチュエーションと楽曲が完璧だった。野外ステージのせいか、ビジュアルも数段可愛く見えた。ほんとにいいライブを見ると、文字通り目が覚める感覚があるけど、この日はジャムズがまさにそれだった。

OCHA NORMA(超)

去年の関ヶ原以来。メンバー全員ステージ慣れして、魅せるのが上手くなっている印象。「恋のクラウチングスタート」しか曲が分からなくても、周りが楽しそうだからなんとなく楽しめる。ハロプロ現場の良さを感じられたし、フェスで見る機会があったら次は予習していきたい。

高嶺のなでしこ(超)

「ファンサ」「誇り高き」など、楽曲の知名度に人気・実力が追いついてきた印象。新曲「初恋のひと」はたかねこの勝ちパターンである学校青春系ソング。「決戦スピリット」の籾山ひめりちゃんはかっこよすぎて、いい意味でイメージが書き換わった。

CANDY TUNE(ZOME)

「TUNE MY WAY」と「CATCH YOU」が聞けたのは個人的に嬉しいかったし、ステージ度胸の感じられるパフォーマンス。福山梨乃ちゃんや宮野静ちゃんのように、カッコよさを出せるメンバーが複数いるのは強みか。

ジエメイ(ZOME)

今回東京以外のアイドルで「見つけた」枠その3。初見でも「あ、ここはこうすればいいんだな」と分かりやすく煽ってくれる。沸かせるだけじゃなくて魅せる場面もあり、メンバーの表情、ステージでの所作もカッコよくて好み。

situasion(ZOME)

この時、ステージ上の風がだいぶ強かった印象。もっと落ち着いた場所の方が実力が発揮できたか?

Ringwanderung(ZOME)

どの瞬間を切り取ってもひとつとして同じ瞬間がない、幅広い表現力を垣間見れた。とくに増田陽凪ちゃんの小さい身体を目いっぱいに使ったパフォーマンスには引きつけるものがあった。

タイトル未定(ZOME)

本日の大本命は、その期待を遥かに上回ってきました。とくに今まで最初に歌われることが多かった「灯火」を最後に持ってくるのは秀逸。これはついまPも思うところがあった模様。

思えば自分もただ盛り上がるだけのライブは好きじゃなくて、常にどこかに「エモポイント」を探している気がします。その意味でタイトル未定のライブは、普通のアイドルの一歩先をゆく感動を与えてくれる印象です。

終わり良ければすべてよし、ではありませんが、「タイトル未定が見られてよかった。NATSUZOMEに来てよかった」というじんわりとした満足感を持って、幕張海浜公園を後にしました。

2日目所感

2日目は天候に恵まれたぶん、「夏フェス」をより強く感じられました。個人的な所感・反省を記します。

暑さ対策どうだった?

個人的に、夏フェスでは日焼けにはかなり気を付けていて、アームカバーとレッグカバーは絶対に装備しています。必要に応じて帽子もかぶったので、直射日光はかなり避けられた気がします。

しかし今回、中盤に少しだけ熱中症気味になってテントで休憩を取りました。このときは水分よりも塩分が足りなくなった感があるので、次にフェスに行くときには塩飴も持参しようと思います。

ちなみに、運営のドリンク供給はというと、途中30分くらい飲み物がすべてなくなった時間帯があったとはいえ、飲み物は十分に供給されていたと言えるでしょう。ちょうど「疲れたな…」というときに、かき氷で身体を冷やせるのも助かりました。

HoneyWorksすごない?

去年のフェスと明らかに違っていると感じたのは、HoneyWorksの楽曲がアイドル界に浸透してきていることでした。実際この1日で、「ファンサ」と「誇り高き」はたかねことカレアイで2回聴くことになりました。

ハニワの楽曲は一般受けするだけじゃなく、オタクにこそ刺さる芯を喰った内容もちゃんと含まれているのが魅力です。ハニワのようなキラキラした楽曲が市民権を得れば、オタクも「推し活」がしやすくなるのでいい流れだと考えています。

その他雑感

最後に、それ以外に2日間通して感じたことを話します。

各ステージ設備どうだった?

各ステージの設備はフェスの満足度に直結するので、やはり気になるところでしょう。

1日目は「なんか音小さくない?」と感じることがあり、とくに超ステージはときどき低音が聞こえなくなることがありました。しかし2日目になるとどのステージもかなり安定していたので、やはり雨の影響があったのかもしれません。

結果的に一番満足度が高かったのはSOMARIステージだったように感じました。他のステージと少し離れていて音量が大きく、地面がアスファルトのためオタクも動きやすかったことが要因だと考えられます。

一曲入魂ステージってどうなのよ?

今年のNATSUZOMEの特徴もあった一曲入魂ステージですが、これは賛否両論だったように感じました。

僕のように普段から地下の現場に通っているオタクには、あまりにも定番曲ばかりが続くのでしんどかったように思います。2日目は出番が表記と前後したグループもあり混乱を巻き起こしました。一方で新規地下オタクや地方遠征オタクにとっては、人気曲を一気におさえられるのでメリットもあったかもしれません。

個人的な意見として、アイドルと運営に負担がかかるなら来年はやらなくていいと思います。現場が定まっているオタクにとって、わざわざ推しが1曲歌うのを見るためだけに人込みをかき分けて前に行くのは面倒すぎるからです。したがって来年も実施されて、そこに推しが出ていたとしても別のステージを見に行く可能性が高いです。DDなんで。

しかしNATSUZOMEはグランドフィナーレを見てもわかるように、ライトなオタクが楽しめる企画を狙って実施している傾向があります。なので他のフェスと差別化するために、多少負担がかかっても一曲入魂ステージを重視するという選択もありなのかもしれません。

今後のフェスに向けて

超NATSUZOME2023、総じて「夏を初め、夏を染める」のコンセプトを十分に味わえた2日間でした。

個人的に2日とも参戦したのは初めてでしたが、今まで知らなかった東京以外のアイドルの発見が収穫でした。これらのアイドルたちは、これからの夏フェス期間でもたくさん見られたらと思います。

一方でNATSUZOMEは、自分の雨対策・暑さ対策が不十分だったことも思い知らされました。特に日焼け対策・熱中症対策は今後ますます重要になってくると考えられます。しかしこれを序盤に知れたことも、NATSUZOMEに参加した価値だったといえるでしょう。

今後、夏フェスの本陣とも呼ぶべき、以下のメンツが控えています。

  • SPARK in YAMANAKAKO(7/15-17)

  • 関ケ原歌姫合戦(7/21-23)

  • TOKYO IDOL FESTIVAL(8/4-6)

NATSUZOMEの反省を活かしてこれらのフェスを十分に満喫し、良き思い出が作れたらと思います。


おわりに

まとめます。

アイドルの喉の不調、深刻すぎでは?

以上です。

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夏の思い出

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