季節のイベントが好き
はじめに
私は季節のイベントが好きなので、毎年祝っているのだけど、「どうして毎年あるのに毎年祝うの?」と聞かれたことがあったときに、すぐに答えが思いつかなかった。「季節のイベントが好きだから」というのが答えではあるけれど、それでは答えになっていない気がして、どうして私が季節のイベントが好きなのかを考えてみた。毎年1回ずつ祝うどころか、昨年は同じ人と2回クリスマスをした。ケーキとかチキンとかを食べるという意味の日本のクリスマスを、家族・友人・恋人など一緒に過ごしたいグループの数だけ分けてする人も少なくないと思っている。
季節のイベントを楽しめる人は魅力的?
私が魅力的だなと思うひとは、季節の行事を全力で楽しんでいるイメージがある。例えばハロウィンは、私はハロウィンっぽいお菓子を食べたり仮装したりするくらいだが、パンプキンを使った豪華なお料理をたくさん作るような人もいる。「ハロウィンレシピ」というキーワードで検索をして、たくさんのレシピがあるので、それなりのひとがハロウィンのお料理をしているのだろう。
私が想像する「季節のイベントを全力で楽しむ」は、季節のイベント関連のお料理をするとかお部屋の飾りつけをしてパーティーをするとかなのだけど、買ってきたものを盛りつけるのでもいいと思う。私は楽しむけど全力は出さないので、季節のイベント関連のお菓子を少し買うか、外食で楽しむことが多い。
日々を忙しく過ごしていると、毎回行事を全力でするのは大変なので、季節のイベントを楽しんでいる人たちは、立ち止まって生活に彩りを与えている努力をしている感じに見えてあこがれる。
お祭りが好き
季節の行事というか、そもそも行事が好きである。学生の頃は、文化祭とか体育祭とか毎年めちゃめちゃ楽しみにしているタイプだった。今まで自覚がなかったんだけど、私はパーティーが好きなので、パリピなんだと思う。誰からもパリピっぽいだなんて言われたことがないけど。
季節感
私は「季節感」が好きなのかもしれない。私はお洋服は無難に着回せるものが好きなので、3シーズン着れるようなものばかり買ってしまうが、季節感を出せる服を持っている人はおしゃれだなと思う。
季節の移り変わりを楽しむ
季節の変化を楽しめるのって、心に余裕のあるときしかできないと思う。漫然と過ごしていればただ流れていくだけの日々も、季節を意識するだけで、ほんの少し彩られる気がする。この気持ちを他の人、特に自分にとって大事な人たちと共有して喜びを分かち合いたいなという気持ちが、私の場合は他の人よりも強い気がする。
非日常、脱マンネリ化
私はわりと変化を好む方なのかもしれない。昨日とは違う今日がいい。知ってる場所よりもまだ知らない場所に行きたいし、お気に入りの本よりもまだ読んだことのない本を読みたい。辞書的な読み方をする技術書とかビジネス書とかは別として、3回も読めば私にとってはお気に入りの本である。
旅行も好きなんだけど、電車や飛行機に乗って、道中やついた先に、普段と違う景色がそこに広がっているのが好き。行ったことがある場所よりも、行ったことがない場所に行く方が好き。一緒に行く人が違えば、楽しみ方も変わってくるから、複数回行くこともある。
メリハリ
自分で「今日はこれを楽しむぞ!」と考えるのは結構大変なのである。私は「今日のハイライト」を当日朝か前日に決めて実行するというのをやっていた時期があるが、考えるのは大変だった。普段は適当に過ごして、季節のイベントは楽しもう、というのは何も考えずともメリハリがつくので楽である。
思い出
思い出なんて、季節のイベントでなくても思い出せるんだけど、この年のこのイベントではこんなことしたな~と思い出しやすい。どの年のどの季節のイベントも、楽しい思い出しかないから、思い出したいと思えるのだと思う。一緒に過ごしてくれた人たちには感謝しかない。
ホワイトデーだけは、本命からお返しをもらったことが一度もないという利己的な理由であまり好きではなかったけど、義理でもお返しをくれる人たちのおかげでそこまで嫌いじゃなくなった。恋人からホワイトデーにお返しをもらえなくて拗ねて振ったことが複数回あるの、きっかけのうちのひとつでしかないとはいえ、子どもすぎたかなと思う。お返しをもとめるのは押しつけかもしれないけど、恋人にバレンタインデーになにかもらったら、例えイベントが嫌いでも、ホワイトデーにはなんでもいいからお返しをするのが無難じゃないかなと私としては思っている。小学生だって、チョコボール一粒くらいはくれる気がする。バレンタインデーの恋人からのお返しが鳩サブレ一枚だけだったと愚痴っていたひとが、私には羨ましかった。もらえるだけいいじゃんって。ところで、ホワイトデーってバレンタインデーよりも知名度が低い気がしてるんだけど、みんな知ってる?
おわりに
私ってパリピなのかな。
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