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出雲大社、神在祭の空気を味わう旅〜2023年11月〜

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2023年11月の神在祭の時期に出雲大社を訪れた、旅日記です!
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#出雲大社

11月27日、出雲大社、神在祭〜その9〜最終章

11月27日、出雲大社、神在祭〜その9〜最終章

さて、『稲佐の浜』のありがたい御利益のある砂を戴いたら、出雲大社さまの玄関である勢溜の鳥居から歩き始める。

『祓社(はらいやしろ)』で、俗世の汚れを清め、そして『松の参道』を歩き、二の鳥居、三の鳥居を抜けながら、『手水舎』で手を清めたら、『銅鳥居』を抜け、まずは『拝殿』へ。

『拝殿』の裏にある『本殿』にもご挨拶をしたら、横道から『本殿』の裏に回る。

『稲佐の浜』で戴いた砂を、いよいよ『素鵞社

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11月27日、出雲大社、神在祭〜その8〜

11月27日、出雲大社、神在祭〜その8〜

さて今度は、本殿横の道を抜け、素鵞社(そがのやしろ)にお参りするという話。

色々な話を調べたところ、ただお参りすれば良い訳ではなく、素鵞社にあるご利益のある砂を戴きたいのだが、ただただ砂を戴くことは出来ない、ということ。

まずは本来は参拝前に出雲大社からは歩いて20分ほどはかかる『稲佐の浜』へお参りし、この砂浜を戴いた上で、出雲大社へ参拝するとのことです。

今回私は、祈祷の時間なども考慮し、

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11月27日、出雲大社、神在祭〜その7〜

11月27日、出雲大社、神在祭〜その7〜

さて、いよいよ拝殿の前にやってきたのである。
ここは御本殿の手前にある。
いつ見ても荘厳。

しかし、いつ来てもわりと長い旅路。
だから価値がある、という気がする。

ニ礼四拍手一礼、

そしてじっくりこの空気を味わいながら、まずは祈祷の申し込みをする。ここも長蛇の列だが、それは仕方ない、なんせ神在月なのだ。

御本殿は祈祷後に、拝ませて戴ける。

そして全国から祈願の人々が押し寄せる。

もちろ

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11月27日、出雲大社、神在祭〜その6〜

11月27日、出雲大社、神在祭〜その6〜

さて、前置きがやたら長くなったのだが、
ついに出雲大社、11月27日、神在祭なのである。

さすがは神在祭、今回スーツケースを出雲大社駅前まで抱えて来てしまったのだが、完全にナメていた。

ロッカーぐらい、どこでもあるだろう

とタカを括っていたら、駅員さんはあっさり、

『ロッカーはいっぱいです。駅長室で預かりもしていますが、それもいっぱいです。』

とのこと。それでも食い下がると、

どうやら

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11月27日、出雲大社、神在祭〜その5〜

11月27日、出雲大社、神在祭〜その5〜

かくしてようやく、11月27日の朝、『松江しんじ湖温泉駅』から一畑電鉄に乗り込んだ。

2両編成、そして各停の17駅を走り、『川跡』駅で乗り換え、さらに4駅。出雲大社までを行く。
ここから『川跡』駅までが、車内に『しまねっこ』というネコのキャラクターが座席を陣取る観光列車となっている。

宍道湖沿いをひた走る。
父親の実家が途中の『長江』駅付近にあったのだが、色々有り、今はもう無い。

この『一畑

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11月27日、出雲大社、神在祭〜その3〜

11月27日、出雲大社、神在祭〜その3〜

前回からの続きであるが、11月27日の出雲大社へ行く前日、まだ私は松江城近くの宿泊施設に居た。

1ヶ月半前の時点で、空いていたのは出雲ではなく、松江市内の温泉無しのこの宿泊施設の一室のみ。
恐るべし神在祭。

しかしこの宿泊プランは¥12,000-で2食付きという破格のお値段で、料理もたっぷり。
お刺身盛り合わせ、お鍋、蕎麦、ステーキ、天ぷら、シメ、と夢のようなプラン。
ついつい島根の地酒にも手

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11月27日、出雲大社、神在祭〜その1〜

11月27日、出雲大社、神在祭〜その1〜

2023年は、かばにとって、波乱の一年だった。

年始から
某臓器のポリープ手術
加えて副鼻腔炎の投薬が原因で肝臓を悪くし
春、誕生日に婚約前提の恋人に振られ、
梅雨、母親が入院、退院。
夏、恋人と復縁するも
秋、再度別れる。
冬、再度母親が倒れ、自分も熱でダウン。
病気と失恋で満身創痍となった。

そこではたと気づく。
そういえば2年近く前に出雲大社に行って祈祷した時のお札が、そのまんまだった!

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