ハルシュタット (ピアノ曲)

オーストリア中部のオーバーエースターライヒ州にある小さな町ハルシュタットの風景です。

ハルシュタット湖沿いに細長い塔が印象的なハルシュタットルーテル教会や多くの家屋が建てられ、世界遺産にも登録されている景勝地です。

「ハルシュタット」という町の名前は「塩の産地」という意味だそうで、古代から岩塩の鉱山として採掘されており、現在見つかっている中で世界最古の岩塩抗があるそうです。

嘗てヨーロッパで覇権を握っていたハプスブルグ家は、ハルシュタットを直轄地として治め、産出される岩塩をその財としていました。その頃の岩塩は白い黄金と例えられる程、商品価値があったそうです。

ハルシュタットは、千人程度の人しか住んでいませんが、教会が二つも有り、湖畔に在るハルシュタットルーテル教会はプロテスタントの教会で、町の高台に在る方がカトリック教会だそうです。

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