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ショートレビュー |[J2 第13節 秋田 - 磐田]


2021 J2 第13節 @ソユスタ
秋田 1-1 磐田


◎ シンプルで相手よりとにかく走る、1年生らしいアグレッシブサッカー。秋田を今見てほしい。このゲーム、特に前半は秋田のゲームでした。後方から同サイドへのシンプルな裏への縦へのボールを秋田ツートップ(特に斎藤)が収めに行きサイドから起点を生み出していました。秋田としては齋藤の快速でタッチに逃れざるを得ない磐田のクリアも1つ狙いとして持っており、そこから、普光院、鈴木のロングスロー、(スタメンに2人もロングスロワーは武器)またはセットプレーで自分たちの流れへ持っていく。相手からしてみるとなんとも厄介なサッカーです。前半、秋田の先制点が生まれる前の磐田のビルドアップは見応えがあり、最終的に左サイド松本昌也のクロスから山田がフィニッシュまで持っていき、良い状態で両サイドへボールを供給しクロスor仕掛けのサイドを起点とした攻撃が狙いとして見られました。


磐田は後半遠藤が入り、ビルドアップ時に秋田ツートップの間に顔を出す形で常にポジションを取っていました。そのため秋田ツートップは遠藤が気になりマークのズレへと繋がりました。結果論ですが遠藤を後半頭から投入したことがポイントとなったゲームのように感じました。特に目に付いたのは秋田、普光院誠。秋田はこのサッカーなので全体的にインターセプトが多い印象でしたが、行くところと行かないところがはっきりしていて攻撃にも関われる。これからの秋田のキーになりそうな選手!

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