見出し画像

パラレルキャリア③やりたいことを探すよりも、困りごとを見つける

こんばんは。

皆さまお元氣ですか?

香音です。

カオンと読みます。


パラレルキャリアについてのひとつ前の記事に対して、

「120%×120%は144%」

という冷静なツッコミを個別メッセージで頂いてウケました。笑

また、「お、」というのが自分の口癖だということを初めて知れました。

発信してみることで、得られることが沢山あると知れた瞬間でした。

↓ こちらがひとつ前の記事です。


いつも読んで下さってありがとうございます。



引き続き、キャリアについての記事を書いてみたいと思います。


やりたいこと、得意なことがわからない問題について

自分がキャリアチェンジをするたびに、転職や副業相談をよく頂いていました。

共通してよく挙がる声として、

「今の環境ややってることをずっと続けたいと思えない、でもかと言って、他にやりたいことが分からない。」

何かやりたい氣持ちはあるのに、自分のやりたいこと、好きなこと、得意なことが分からない。

こんな言葉をよく聞いてきました。

これは、大学生の就活の時期にも、

転職を考えるタイミングでも、

副業を始めみようと検討し始めるタイミングでも共通の悩みにぶつかることは多いと思います。

ここに対して、わたしの体験を通して感じたことを共有したいと思います。

あくまでわたしの体験談であり、考え方の1つに過ぎないので、参考までに聞いて頂けると嬉しいです。


"やりたいこと"や"得意なこと"は、やってきたことの"結果"であるということ

わたしの体験に沿ってお伝えしていきます。

わたしの場合は、どちらかというと学生時代からかなり夢ややりたいことが明確なタイプだったと思います。人に明言していたかどうかは別として、自分の中では常に軸となる指針がありました。

そんなわたしでも、置かれた環境や積んでいった経験によって"やりたいこと"や"得意なこと"は、変化していきました。

例えば、学生時代のわたしに、「やりたいことは何ですか?」と聞くと、恥ずかしくて人には言わなかったものの、心の中ではいつだって叫んでました。

「漫画家になりたい!!」と。

小学校中学校高校と、兄や姉の影響もありめちゃくちゃ漫画を読んでいました。少女漫画から、少年漫画、青年漫画まで。

家族がバラバラだった時期もあり、社会の「こうすべき」という押し付けのような作られた常識たちみたいなものへの反骨心にまみれていたわたしにとって、新しい価値観を与えてくれたり、その葛藤も楽しめるように支えてくれたのはいつだって漫画でした。

当時、わたしの中の”困りごと”を解決してくれていたのが漫画だったのです。

なので、社会を変えるのは政治でも経済でもなく、物語であり、漫画が究極の手段じゃ!!!と思ってはばからなかったです。

井上雄彦が好きすぎて追いかけて絶望しましたし、宮崎駿を愛しすぎてそのものになりたかったですし、浦沢直樹を尊敬しすぎて嫉妬してました。笑

だから、必要があったから必然的にわたしの時間の多くを費やしましたし、大切な人の困りごとも、きっと漫画が解決してくれるものと思っていました。

気が付けば絵を描いていたし、絵を描けばいつの間にか夜が明けている、そんなこともしょっちゅうでした。

その頃のわたしの得意なことは、もちろん「絵を描くこと」。

しかしそれも、大学受験や就活の進路選択の時期から、自分や大切な人を守るために別の「やるべきこと」に時間を投資するようになってから、漫画や絵を描くことはわたしにとっての”やりたいこと”や”得意なこと”からは離れていきました。

わたしの中の困りごとと、それを解決する手段が変化していったからです。

それに伴って、自分が時間を投資する先も変わっていきました。

社会人になって、仕事に全ての時間を捧げできたので、6年間投資してきただけあって会社の仕事をこなすのは得意だし、評価もいただけるようになればなるほど好きになっていきました。わたしにとってキャリアはひとつの誇りでした。

でもここで、気が付いたんです。

“やりたいこと"や"得意なこと"は、自分が投資した時間と熱意に比例する、と。

それは、ある種コントロール出来るし、"決め"の問題だなと。

なので、自分の命という時間を何に投資するか、がめちゃくちゃ大事なんだということですね。


やりたいことを探すよりも、困りごとを見つける方が幸せになる。

お伝えしたいことは、とにかくこれです!!

仕事とは、”世の中の困りごとの解決をすること”であるということです。

自分のやりたいことを探して、それを収益化する手段をウンウン考えるよりも、

周りの人や社会の困りごとを見つけて、すぐに出来ることを見つけてやり続ける方が早いし、幸せになる。

ということです。

いまやりたいこと、得意とすることが明確にある人というのは、それがいつかの自分の困りごとを解決してくれた特別な何かだったからではないでしょうか?

大切にしているものは人によって様々です。お金、やりがい、人との繋がり、心の支え、色んな観点があるかと思いますが、きっとそれは、自分や大切な人を守ってくれた何かなんじゃないでしょうか。

だからそこに時間を投資する必要があった、もしくは夢中になって時間を投資してきたのではないでしょうか?

だとすれば、今やりたいことや得意なことが分からない人は、まずは自分の困りごとや、身近な人の困りごとに目を向けてみてください。

そして、それを解決するために出来ることを、小さなことからやってみてください。それがうまくいった手段であれば、同じことを求めている人は必ずいます。求めている人がいれば、それは自然と仕事になっていきます。


体質改善を仕事にした理由

わたしは、体質改善アドバイザーの仕事は、ライフワークとして一生続けていく仕事だと確信しています。そこに自信があります。

だから、誇りだったキャリアを手放すことも、生き方や働き方を変化させていくことも自然な感覚でできています。

なぜならば、これまで出会った中で、わたしの困りごとを、最も早く、的確に解決し続けてくれた唯一の手段だったからです。

漫画という手段よりも、大企業で働くという手段よりも、です。

そして、わたしだけでなく、わたしの大切な人たちを最も早く、的確に守ってくれて幸せにしてくれていく唯一の手段だからです。

音楽活動も楽しいですが、どんなに音楽活動が広がったとしても、体質改善アドバイザーの仕事を手放すことはないでしょう。



あなたが今、命という時間を日々投資しているものは、あなたやあなたの大切な人の困りごとを解決し続けてくれるものですか?

あなたが今、命という時間を投資し続けているものが積み重なった先で、それがあなたにやりがいを与え、専門分野となって、あなたのアイデンティティになります。

何をチョイスするか、が人生を作ります。

日々のチョイスをそんな視点で捉えてみてはいかがでしょうか。

1日の中の1時間でも、1週間の中の1日でも、自分や周りの人の困りごとの解決の時間に使ってみてください。

皆さまの幸せが加速していくことを願っています。



余談ですが、星野源さんが、今の皆さまの困りごとの解決のために発信した「うちで踊ろう」という曲は、社会を動かすムーブメントになっています。

音楽を仕事にしている人というのは、こういう人なんだなぁと学ばさせて頂きますね。

敬意を込めて、わたしも乗っかりました!笑




最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

今日もここに生あることに感謝して。


皆さまの健康と幸せを祈っています。


それでは、素敵な1日をお過ごし下さい。


香音



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?