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文化史的セルフイメージ・アップ

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マインドブロックをつくり出しているのは、自分自身です。それが腑に落ちると、すべては一気に好転し始めます。ただし、つくり出す過程は『自分一人』だったわけではありません。背景には、も…
現在の日本の文化がいかにしてつくられたかを、ルネサンス以来の大きな流れの中でひもときます。
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#美術史

文化史的セルフイメージ・アップとは?

「対象・内容・価格」表示に関する解説は、こちら ▼▼▼ <6,312文字> この記事の目的は、…

01/記憶は中に取り込み、記録は外に刻むこと

<3,004文字> 【記事のポイント】記憶と記録は似ているようで、まったく違う活動です。そし…

02/見ずに信じるか? 見るから信じるか?

<2,886文字> 【記事のポイント】『この目でみないと信じない』という表現がありますが、そ…

06/変化の楽しみは反転のめまい

<2,447文字> 【記事のポイント】逆説には、ジェットコースターのようなスリルがあります。…

16/裏切り者が生きていける場所

<3,215文字> 【記事のポイント】表現主義というムーブメントは、いささか不健全なヴィジュ…

17/男の子は『合体』に目がありません

<3,164文字> 【記事のポイント】どうしてピカソのキュビスムは違った角度から見た対象を組…

27/ハーケンクロイツとドクロ

<3,080文字> 【記事のポイント】『旗』というアイテムには、不思議な魅力があります。『錦の御旗』という言葉もありますが、志や権威、あるいは理想の象徴として、旗は人を呼び寄せます。 第3章/6. ナチスと頽廃芸術展 アドルフ・ヒトラーが美術大学の受験に失敗した話は有名です。 もし合格していれば、夭折の天才画家エゴン・シーレと同級生になるはずでした。 不思議な歴史の接点です。 では、ヒトラーに美術に対する深い理解があったかというと、そうではありません。 独裁者の常と言

30/美術史のブラックボックス

<3,778文字> 【記事のポイント】日本に西洋画(油絵)が根づいたのは、意外なことに太平洋…

52/最後の敵は……

<2,278文字> 【記事のポイント】『モダンの5つの仮面』全編のしめくくりは『あしたのジョ…