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J1 3節 川崎京都【配信・違いに注目】

少しの違いが大きな違いを生む。
違いに着目して試合観戦を楽しむのも面白い。

3トップのポジショニングの取り方の違い

川崎・京都ともに4ー1ー2ー3の基本フォーメーションで臨む。
その中で3トップのポジション取りは大きく異なる。
川崎マルシーニ選手(23)・家長選手(41)はサイドに大きく開いてプレイする。
京都豊川選手(23)・平賀選手(31)はセカンドトップのような位置取りを取る。
どちらが良い悪いではなく、同じフォーメーションでも立ち位置の違いが生まれれば完全なミラーゲームではなくなりギャップが生まれることになる。
このギャップをつく選手が周りをどう活かすか、ここが大きな差になると感じる。

外国籍審判員による判定の違い

当然だが、1試合1試合ジャッジを行う審判員は異なる。
その中で審判交流プロジェクトで海外のリーグでジャッジをしている外国籍審判員による判定。
ここで大きく異なってくるのがカードの基準だろう。
どこまでが警告対象なのか、退場対象はどこからなのかという部分を常に意識しながらプレイするのは試合展開に大きく影響を与えるように感じる。

サイドへ持ち出す川崎を抑え仕留めた京都

京都・川﨑選手(7)の得点シーンを振り返ると、どちらのチャンスになってもおかしくない場面だった。
川﨑・マルシーニ選手の足元に収まっていれば川崎得意な形のサイドで起点を作ったカウンターが生まれていたかもしれない。
結果的にクロスが入ったシーンで味方同士で重なったがそのあと起き上がり最終的に押し込んだ川﨑選手の二度目の正直。
1つのプレイが勝敗を分けるサッカーの面白さを改めて感じた1試合だった。

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