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ふと手に取る一冊の数行『フィリップ・ラーキン詩集』児玉実用・村田辰夫・薬師寺虹一・坂本完春 杉野徹 訳 国文社 (一)

やっと年末年始の多忙から解放され本を手に取る余裕が出てきました。とは言え、原文で読むのはまだしんどいです。訳者の方がすぐれているのか、作者の作風が対訳するのに比較的適しているのか分かりませんが、ピン、ときた数行を残しておきたいと思います。


「Climbing the hill within the deafening wind」より

絃をピーンと張った楽器でありたい
万物が音楽を思いのまま奏でられるように

  気持ちが落ち着いている状態のとき、創作に適した精神状態を考えてみることがよくあります。
  上の文から感じたのは、ユルユルな完全なリラックス状態でもダメだし、眼が血走るほどの本能全開とも違うということでした。
  個人的な意見で、他の方には当てはまらないかもしれませんが、"クロスロード"で買う才能とは違うものだと思いました。

突然の状況にも、テンパったり欲深くなったりせず余裕を持ちたいです。

きっとその先に変化があるはず。

(数行というより2行になってしまいました、、今回は新年の目標ということにして、面白い詩集なのでまた次回、感想を書きたいと思います。皆様にとってよい一年になりますように)

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