仕事のやる気をあげるには ~モチベーションのステージと順番~
私なりの考え方ではありますが、人の仕事に対するモチベーション(誘因)は大きく分けて3種類あるとしています。
経済性・社会性・自己実現性
この三つにより成り立っていると定義します。
経済性とは単純に働いた分の対価がいくらあるか?
社会性とはその仕事が社会に認められているか?
自己実現性とは自分のやりたいことができているか?
これをマズローの5段階欲求説に当てはめてみると・・・
その順番は
「生理的欲求」
「安全の欲求」 ⇒ ここまでが経済性
「社会的欲求(所属と愛の欲求)」
「承認欲求」 ⇒ ここまでが社会性
「自己実現の欲求」 ⇒ ここまでが自己実現性
となります。
つまり、マズローに当てはめると人の仕事に対するモチベーションは
生活のためにお金を稼ぎ、
ある程度稼いだら社会的に役に立っているかを認識し、
社会に役立っていれば、最終的に自分のやりたいことを実現する
と、こうなります。
よく、面接などでは社会の役に立ちたいから働きたいいう動機が多いですが、まずは自分がどのステージなのかを理解しましょう。稼ぐ前から社会の役に立とうとするのはまだまだです。
こんな言葉があります
日本人はインドのことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります。
~マザーテレサより引用~
社会に貢献する前に、近しい人や大切な人に配慮できているか考えなさいということだと私は思っています。
日本人はきれいごとが好きなので、お金を稼ぐことに対する嫌悪感があるようですが、社会貢献はお金(時間とお金の余裕)がないとできません。
相談などを受け、モチベーションを上げてあげる際に、その人がまずはどのステージにいるのか、本人に気づかせてあげましょう。
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