【お金の美学】#1 財務諸表にも美意識を

いつも読んでいただきありがとうございます。周年事業経営コンサルタントのサイトウケンタロウです。今回は「お金の美学」について書きたいと思います。

仕事柄、会社や個人のお金の流れを把握することが多いです。

初めてお会いする方もほとんどのケースでお金に関する相談が多いので、財務諸表を拝見させていただいたり、財務諸表の元となる帳票類である、通帳や領収書をも拝見させていただきことが多いです。

お金にまつわるプロとして、

○○の金額だけキャッシュフローが会わないですが
このお金はどこにいきましたか?

と質問することがあります。別に責めてはいません。

お金の動きはごまかせない

上記の質問について、だいたいの方が驚きます。
なぜわかるんですか?!と警戒される方もいらっしゃるくらいです。

たまに、黙り込む方もいらっしゃいますがこれは重症です(笑)

では、なぜわかるのか?

・財務諸表は複式簿記であること
・キャッシュフローの流入と流出は基本イコールであること

細かく言えば他にもありますが、超簡単にいえば

お金は入ってきたら、出ていきます。
出ていかなければ貯まるだけ。

これで、だいたいのあてはついてしまいます。

財務諸表が「汚い」ことの共通点

結局、何が言いたかったのかというと

経営者が・・・

キャッシュフローの把握をしていない
または
人に言えないお金の使い方をしている

こういった、お金の使い方をしている場合、100%に近い確率で財務諸表が「汚い」(私見です)です。

お金の使い方に”品”がある方は
必然的に財務諸表や通帳に”品”があり美しい

今までの経験上、そういった経営者さんは成功までのスピードが圧倒的に早いし、成功する確率が高いように思います。

財務諸表への『美意識』

財務諸表への美意識を持てば、自然と普段の立ち振る舞いにポリシーが持てるようになるのです。

よく、お金を稼ぐこと(キャッシュフローの流入)に意識を持っていくばかりに焦点がある人もいますが、お金の使い方を学ぶ方が圧倒的にキャッシュフローの流入が大きくなります。

お金の使い方に”品”があることが財務諸表の美しさを担保する

こういう財務諸表を目指せば必然的に結果がついてくるようです。


「”品”のあるお金の使い方」は次回に書きたいと思います。お楽しみに。
読んでいただきありがとうございます。


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