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普通と現実と真実の狭間で

〈まじめな話〉

・なぜ、世界の背後にいる存在たちを追及しようと思ったのか、綴ってみたいと思う。

幼い頃に想像していた自分の人生日記の予想は皆と同じように進み、皆と同じような生活をし、皆と同じように暮らしていく、というものだった。

ごく普通の地方のサラリーマン家庭に育った、甘やかされた兄弟末っ子の自分は、驚くぐらい不器用だったと自負している。

何をしても他の友達のようにうまく出来ない。
しかし悲観的にはならず、せめて普通に暮らせるよう周りにあわせることが、自分の何よりも大事なことだった。

サッカークラブに3年間入り、レギューにもなったりそれなりに普通に出来ていた。
ところが、勉強がさっぱり出来なくなり、慌てて両親は自分を塾に通わせた。

これが見事にハマり
自分の意外な才能に驚く。

クラスでも上位に入るほど勉強が出来るようになり、その後県下でも有数の進学校に入り勉強に明け暮れた。
勉強は嫌ではなかったが、何よりも自分が周囲に認めてもらえることに喜びを感じていたような気がする。

決してガリ勉くんにはならず、それなりに学生生活を過ごしていた。ただし不器用なのは変わらずしばしば失敗もあった。

国立大学に進学しそれまでの勉強生活から解放され1人暮らしをしだし、アルバイト・学校・恋愛すべてにおいて充実していた。

しかしずーと付きまとっていた不器用さと未来への明確なビジョンのなさが大学の終わり頃についに爆発し、道を失った。生きずらさを背負った。卒業はしたが、就職はしなかった。

その後地元に戻り、フラフラした生活をしていた。しばらくしてバイトをし、何年間モヤモヤした生活を過ごしていた。
周囲からは頭が良いが、道を踏み外した人というレッテルが貼られていたような気がする。

自滅に至り、人生を投げやりになり、すべてが嫌になっていた。自分は何をしたいんだろうか。1億回以上自問自答しても、答えはなかった。

紆余曲折をえて、就職につき、それでも不器用さと闘いながら過ごしてきた。
ただ普通のような人生を送りたいだけなのに。

ある頃から、会社のある上司の人と、とても親しくなり色々話すようになった。
不思議とその人とは親にまで言うことがなかった深い話をするようになり、とても楽しい時間を過ごした。

その人は見抜いていた。
その不器用さの裏にある、人とは違う何かを。自分も薄々気がついていた、自分が人とは違う感性を持っていることに。

そこから自分の感性に正直になるという
人生を歩むことになった。

すると当然周囲とのズレが生じ元々の不器用さと相まって、変な、扱いにくい社員という風に見られるようになった。

それでも社会性を考えバランスをうまく保ちながら、自分の感性を信じて突き進んだ。

すると自分の身の回りに感性を持った人たちが現れ始め、何故か関わりを持つようになった。

世の中は決して目に見えている世界がすべてではないことが、実際身の回りで起き始め、不思議な体験もするようになり、驚きの連続だった。(まあ世間で言うスピ)

しばしば神社やお寺に行くようになった。
目に見えないものや世界とは何か、無性に知りたくなった。

なので御朱印やお守りを集めたり、願掛けをしたり、行事に参加するということには全く興味がわかず、ただひたすらに色んな神社仏閣を参拝していた。
これを他人に言うと、努力もせずに願掛けしているだけじゃないの?と弱冠引きぎみで、よく勘違いをされていた。
まあ何を言われても正直、どうでもよかった。
それくらい楽しかった(今も)。

同時に見えない世界の真髄とはほど遠いような、いわゆるパワスポや高額な石買うと幸せになるよビジネスが流行っていて、そんな上っ面のすべてが怪しく見えた。
自分も端から見たら十分怪しいのだが、その商業的な匂いが、嫌だった。
神社や寺ってテーマパークじゃないだろう。

自分の感性が嫌悪感を示し、逆に神社嫌いの人と同じような感覚さえなり、より深く神や仏の存在とは一体なんなのかを考えるようになった。

すると神様仏様文化を持つ日本人自体に興味を持つようになり、日本の本当の歴史も(あくまて自認)知るようになり、日本人としてその文化や伝統に誇りに思うようになった。

日本人である自分に誇りを持ち
日本と日本人が好きになった。

その頃だったと思う。
ひとりの人物がやたら自分の情報として入ってきた。

テレビのNEWSで頻繁に見るようになり、その人はいつも怒っていて、激しく、人を威圧するような姿で、まるで、どう猛な動物のような表情と言葉を発していた。

当時その姿をテレビで見ていて、とても不快だった。テレビのアナウンサーやコメンテーターと一緒の意見だった。
彼は何が言いたいのかさっぱりわからなかった。とにかく彼は常に怒っていた。

その、彼の名はドナルド・トランプ
彼の存在が自分の価値観を変えるなんてその時は微塵にも思っていなかった。

政治には全く疎く、よく聞いてなかったこともあり、テレビのニュースが言うように、わがままに自国優先だけを考え、関税をかけ、移民を遮る壁を作り、異常にメディアを批判していた姿をテレビで見続けた。

しかし、ある時こんな情報を自分が信頼するあるネット情報で知ることになった。
『トランプ大統領は実は裏で子供たちを助けている。政府に巣食う悪党を退治しようとしている。メディアが偏向報道をしている』

いわゆる、陰謀論というものである。

実は昔から陰謀や宇宙や霊の話のたぐいは、嫌いではなかった。

世の中には様々な可能性があることを特に現在進行形で身に染みていたことと、自分が信頼できる情報筋からというのもあり、十分にあり得る話かも!?と思った。

偶然というのはおそろしいもので
この頃、学生時代に聞いていたヒップホップの曲を懐かしく聞いていた。
詳しくは覚えていないが、YouTubeサーフィンをしていたら(ひよっとしたら違うかも)、関連してこのヒップホップグループの1人がアメリカの政治について語っていて、そしてトランプ大統領の事を熱心に説明していた。それはまさしく陰謀論だった。
彼の名前はKダブシャイン氏。

日本の超有名ヒップホップグループ・キングギドラのMCで、学生当時、その強烈でディスるリリックの本当の意味をわからず聞いていたのを理解するために、改めて聞いていた。

彼は動画内でトランプ大統領はメディアによって歪まされた人物であると語り、そしてそこには疑いはまるでなく、語りに真実味があった。

次第に陰謀論が本当に現実に起きているのではないかと思うようになり、トランプしかり、世界情勢・歴史、自分なりに色んなテーマを調べまくった。

すると共通の1つのことがわかるようになった。それは『マスメディアは嘘をつく』ことだった。本当の事実を隠し、違うように報道することが実は昔から行われていたことだ

すべてがひっくり返った。
メディアを盲信していたわけではないが、今まで見ていたものは幻想や嘘に満ち溢れたものであり、偽善が現実を覆っていることがわかり、真の現実に驚愕した。

テレビはトランプがとんちんかんな政策をし、ワガママな人物で、暴力的な人間である、かのようにわざと彼を仕立て上げていることがわかった。なぜならば、トランプはメディアの敵であり、彼を◯レた人物にすることで世界の人々に悪印象を与えることが目的だったからだ。

世界でも、日本でもそれを国民に信じさせた。コメンテーターも、アナウンサーも、あの有名人も、テレビ局も、皆同じ意見で同じように批判していることが、全く滑稽に見え、まるでプログラムされたロボットのように機械的に集団イジメをしているようで気味が悪くなりはじめ、それからテレビを見ないようになった。

さらに
そんなテレビの言うことを世間の人々はほとんど盲目的に信じていることが、おそろしくもあり、テレビを見て情報発信している人たちが、偽物のように見えた。みんな騙されている。。

そんなとき
パンデミックが起こった。

もはや自分の信ずる情報などテレビにはなかった。パンデミックの発生当初から懐疑的で、武漢には研究所があるという事を知って、すぐわかった。そしてメディアはその研究所を隠した。これが決定的だった。

作為的にパンデミックが起きている!!
こんな事が世の中に、あるだろうか。。
信じたくなかった。

案の定、皆パンデミックに振り回されている。
そしてその起源を知らない。
ありえない事が起こっていることに誰も気がついていない。

さすがにヤバいと思い周囲に知らせようとした。

ところが、皆テレビを信じ、疑いはなく、いくら説明しても理解してくれる人は1人もいなかった。心ない人から暴言は吐かれるは、距離は取られるは、散々だったので、諦めた。

何やらスピ界では
これで浄化が始まる!
新世界が始まる!
次元が上昇する!
みんなついにこの世界が変わるときが来た!

おかしくね?
現実逃避じゃん。

世界は一部の者たちが、自分達の好きなように世界を動かし、マスメディアを使い、国を使い、我々市民は知らないうちに彼らの操り人形になり、彼らがこの現実世界を操作しているのに。なぜ黙ってなにもせずに受け入れ、闘わない?

その時思った。
見えない世界に片寄ってもいけないし
見える世界に片寄ってもいけない。
つまり、その真ん中の視点と感性を持つことが大切なんじゃないかと。

普通にただ暮らしたいだけの人生日記が大きく姿を変え、人とは違う真実を知るようになり、自分の人生はさらに生きずらくなるのと同時に

真実とは何かを追及するようになった。
自分の人生に意味が持つようになり、結果
視界がクリアになった。


しかし尚も現実世界が実に危うい。
どうもおかしな方向に世界が進んでいて
どうもおかしな人たちが世界の手綱を握って私たちを騙している。

日本は素晴らしい国だ。
色んなものを受け入れて必要なものだけを絶妙に吸収する文化を持つのは、世界でも日本が一番だと思う。

しかし今の日本は、おかしな物を吸収し、思考力や判断力が著しく低下している。
いや、させられている。
弱体化させられているのが、悔しい。

ただ普通に暮らしたいと思うのなら

気がついた者は、それぞれの方法で
何かを行動していけばいい。
それが気がついた者の、宿命だ!と
大げさに言うつもりはないけれど
つまり、そう言うことだ。

普通と現実と真実の狭間。

少しでも世界がいいように進めばいい。
ただひたすらに、そんな自己満足に大いに

これからも酔ってみたい。

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