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信頼=誠実+論理+共感

今回は企業に必要な3つの要点についてのTalkです。

企業の中で最も重要な要素は「信頼」であるというお話です。

その「信頼」を育てるためには、以下の3つの要素が必要だと説明しています。

・誠実な文化(面倒でも都合が悪くてもごまかさない態度)
・論理的な文化(ロジックに一貫性がある行動や理念)
・共感する文化(相手の立場に立って想い考える)

このうちのどれか1つでも揺らいでしまえば、企業内の信頼は脅かされるとしています。

そしてこの中で最も揺らぎやすいのは「共感」です。

「相手が自分のために何かしてくれる」と思えないと、共感は揺らいでいきます。

そしてこれを損なわないようにするためには、共感のための場所と時間をきちんと確保しておくことが重要なPointだとしています。

具体的には、自分がどこで誰といるときに気が散りやすいか(共感を意識できなくなるのか)を事前に把握しておくこと。

そして相手を見て考えることです。


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お客様に対しての共感については昨今よく耳にしますが、きちんと組織内のメンバーに対して、部下に対してもこのことを意識することが重要です。

相談しているのに「まあ様子を見よう」と言いながら行動しない。

相談しているのに「それはおまえの問題なんじゃないか?」と論点をずらして相手にしてくれない。

相談しているのに「時間ないから後にして」と受け付けてすらくれない。

困っている相手の立場に立って考えないこのような態度では信頼は得られず、それは徐々に組織内の信頼を損ねてしまうのです。

私たちの社会は「信頼」を根底に動いています。

相手に仕事を任せるにしろ、任されるにしろ、信頼なくして仕事は成り立ちません。

それぞれに仕事に責任を持つことは大前提として、きちんと互いに共感しあうことを意識して組織運営することが改めて大事だということです。

組織文化醸成のための一つのヒントにしてみてはいかがでしょうか?

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