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「聞く技術 話す技術」 を読んで③~オトナの読書感想文~

【正式名称】プロカウンセラーの 聞く技術 話す技術
【著者】 有限会社Verb 【出版】マルコ社

※本の内容を、私というフィルターを通して解釈しています。
 本紙のままの言い回しではないことはご了承ください。

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前編https://note.com/k_oikawa/n/n9c6480fd3b98
「聞く技術 話す技術」 を読んで①~オトナの読書感想文~

https://note.com/k_oikawa/n/nffce414d4a4c
「聞く技術 話す技術」 を読んで②~オトナの読書感想文~

【読書目的】最近、人の話を聞く態度がちょっと悪い気がした。ここで、一度聞く態度を改めるという目的で読むことに


【心に残った部分と解釈5】第五章 私なりのまとめ
 さらに上手に話を聞くための上級テクニック

 姿勢や態度を具体的に。重要な時は目を合わせる、それ以外は目を合わせるんじゃなく、少し離す感じに。身体をすこし、斜めにして、向かい合うってより、近くにいるってイメージをつけてもらう。

 受け止める態度、大気のように大樹のように…

「お前、なんてことするんだ」からアイメッセージに。「私は、そんなことされたら傷付く」とか、「あなた」から「私」へ。

 苦しい話は、誰の問題なのかを一緒に悩んで、話が深刻であればあるほど、私のことから話そう。そうしたら、落ち込まず、ポロポロと口から流れてくるメッセージがあるはず。「自分のできない言い訳」それでもいいじゃない。それでも話を聞き続ける。

 すべて流れだしたらきっと、未来に歩きだす。その未来への切符、解決策、何度も何度もお互いに確認して、お互いにうなずく

 聞かれた時だけ、答えればいい、達成してなくったって、歩めた道を、褒めればいい

相手の言葉を、確かめながら…


※今回のまとめは、詩歌のようになってしまった。というか、ハウツーをイメージすると、僕はなぜかポエム化してしまうようだ。
 それはさておき、アイメッセージや、言い訳を聞く仕事、というフレーズは、自己啓発でもよく聞く。やっぱり、自己啓発や自己肯定感を相手に持たせることに本質があるということなのだろう。
 これは!? 生徒指導や保護者様への対応への深みと自信がついた! 早速意識していきたい部分というか、使っているつもり、になっている部分を、積極的に自分の中に埋め込む作業が必要なようだ。

【心に残った部分と解釈6】第六章 私なりのまとめ
 思いや情報がきちんと伝わる、上手に話すためのコツ

 話す技術が、この章の中心になる。関係を作り上げて積み上げる。弱音を吐いて、共感を生み出すことも大切だ。褒めて、相性の良さを示す、どう話すかに重点をおいていく。
 言いたいことがたくさん出てくる、だったら3つにまとめる。相手だって、長い話は嫌いなはずだ。何人もに話すなら、一人に話すようにして緊張を和らげよう。
 人は評価されることに敏感だ。お願いは、してほしいことを伝えよう。問題解決も、動きを決めて…。具体的な行動を促すこと。


※策はもう、必要ない。真摯に向き合うことが大切、と気づかされるような内容でした。想いを伝えられる相手は、「相性のいい相手」のみだとわかる。
 関係を大切するために、共感できる相手に、または共感してくれる相手に、しっかりと伝えることを中心に、「やってほしいこと」「一緒にやろう」と伝えること。
 素直になることが、自分の今一番の課題のような気がする。


【心に残った部分と解釈7】第7章最終章は、場面ごとのアドバイス
 人に手伝ってほしいときは、小さなお願いからやってみる。予防線を張るなど、テクニックを加えながら行う。
 言われたくないとき、聞きたくないときほど、相手の話に耳を傾ける。真摯な態度ほど、より相手の心に入り込む。

※自分自分。我が強くなっていることに気付けていない、自分がどこか、相手の立場に立って考えたり、アドバイスを求められていると考えすぎているような気がする。
 すべてを出し切ってもらうために、自分を消す。また、相手に頼む時ほど、相手の気持ちになることが肝要、つまり肝に銘じるくらい、心にとどめることを、これから意識しよう。


【目的に対する返答】
 まとめていくと、何となくその原因が分かった。うまく聞けない原因は、相手の話を聞くことの目的自体が変わってしまっているからかもしれない。
 基本的に自分の責任を考えてしまって、自分は悪くない、という気持ちの表れだったのではないか。
 自分が負っているものに関して、自己肯定感が低くなっていることから、自己防衛に走っているような気がする。
 こういう時は、自分が何がしたかったか、してあげたいと考えているのか、ということと照らし合わせてみることにしている。
 結果、自分が相手の助けになれるのに、できていない部分と、自分が

【今後使用したい内容】
 この本全体を通し、聞くときの態度として、自分自身が我を捨てるという意識と習慣が弱いということが分かった。
 相手を認める姿勢には、謹む、そして姿勢や環境も相手に合わせ、反応は三倍。
 話し方として「伝える」、つもりならば、相性の良さを伝える。誰に話しかけるのかを意識する。弱音や自分のことを伝え、相手の話しやすい状況を作ることも大切だ。受け入れやすい状況を作ることで、相手の本音を聞き出す。
 誰かを非難する人間には、目線を合わせる。一人の人間として接すること。これも聞く側、伝える側が意識する必要がある。
 心の広さ、という言葉がある。自分自身が自分を許すことで、広くなるものもある。
 ただし、自分と共感できる相手にのみ、「聞く」と「話す」ことができるということも知った。つまり、すべての人ではなく、まずは自分が「共感できる」相手との関係構築と維持に、力を注ぐことが必要だという結論に至った。

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