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「痛みと聞いて思い浮かぶのは」

えりかです。シエナというイタリアの街で働いております。
昨日、シエナのカンポ広場で友達とジェラートを食べながらしゃべっていると、「少し時間をください~。5分。イタリア語?英語どっちがいい?」と二人組に声をかけられた。

ひとりは、成人済みかそれぐらいの男、あまりにも普通の雰囲気を醸し出している。もう一人は、中学生?位のイッチャッテル女の子。顔と服装とても可愛い。でもイッチャッテル。
ええ、イッチャッテルとは、もうドラッグのことです。作れるタバコみたいなやつにドラッグ混ぜてるんやろうな。知らんけど。

声かけられた瞬間、ああ、売人だわ。と本能で分かりますよね。
もちろん、買うわけないし、たばこもお酒も苦手な私がドラッグや大麻などやるわけがありません。

売人の男、「痛みについてどうおもう?」
あー売人だわ。これ色々話したら痛み消えるよ~みたいな誘い文句だわ。。。「痛みなんてない。乗り越えるもの。まじトータリーハッピー!あったとしても人生に必要なもの。」
と防御して、思ってもいて、思ってもいないことを答える。売人拍子抜け。
このジャポネッゼは、まじハッピーなのか。。みたいな顔。
まあ、本当に痛みがあるかどうかはわからん。壁はあるんではなかろうか。とは思うけど、痛みはわからん。

売人「僕は痛みある。でもないほうがよくない?人生において。」
私「実は私もある。整形したすぎるんよ。顔変えたい。笑 ドラッグなんかで消えるような想いと心の痛みなんかのレベルではないねん!」(若干キレ)

売人ドン引き。「おーおーけーありがとう。。」

イッチャッテル女の子と、売人去って行く。次のグループに声かけてた。

クレイジージャポネッゼとして、またひとつ変な断り方を習得してしもうた。

てか、ドラッグなどやるわけない。なんせ美容に悪すぎる。
こちらは、ブスと老いに少しでも抗おうと、必死でスキンケア、ビタミンc接種、水一日2L、シミ取りレーザー、その他効果あるかわからんビタミンサプリとかもろもろやってるねん!それで、本気で整形考えて毎日頭がいっぱいやねん!なぜかイラつき!笑い

イッチャッテル女の子、まだ若くて可愛いのにもったいないなあ。
なんで人をそういう風にさせちゃうかな。売人は正常でなんなら賢そうな顔をしている。自分はやらずに、周りだけドラッグ勧めるんだろうね。
イッチャッテル女の子、ミニスカに白い網タイツはいて、おしゃれで、痩せてて、可愛いのに。あんたの顔なら整形なんて必要ないのに。

心の弱さに付け込まれたのかな。
てか、私の心のほうがイカれてんのか?

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