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(申請進捗)誰が見てもわかりやすい実用新案にしたい #016

お風呂上がりから翌朝までノーパンで過ごせる『ととのうパンツ™️』、リラックスウェアとしてのふんどしブランド『sharefun®(しゃれふん)』を展開している中川ケイジといいます。小さいブランドですが【正直でありたい】と常々思っています。僕たちが日々どんな想いで、どんなことをやっているのか。毎日このnoteに綴ります。
#小さくて正直なブランドの育て方

今、『ととのうパンツ™️』の肝である、インナーパンツ部分の【実用新案】申請を進めています。

先日の投稿では

使ってくれるお客様が少しでも安心して、迷いなく快適さを楽しめるように。

と書きましたが、申請書類の添削や修正を行っているうちに、これって、自分たちが自信を持って展開していくためでもあるなあと感じてきた今日この頃。

そもそも実用新案権とは

弁理士会のwebサイトによると、

実用新案権は、物品の形状、構造または組み合わせに係る考案を保護するための権利です。考案とは、自然法則を利用した技術的思想の創作をいい、発明と違い高度であることを必要としません。実用新案権は、実質的に無審査で取得でき早期に権利化することができるため、ライフサイクルの短い技術に関して有効です。
ただし、第三者が無断でその登録実用新案を実施している場合、権利行使前に実用新案技術評価書を提示して警告を行なう必要があります。

とあります。

要するに、自分たちのアイデアや技術が公開され、そして他社が模倣しにくくなる。特許ほど高度な発明ではないものの、自分たちのアイデアを公にすること。これ自体が「これからは自信を持って広めていくんだ!」という覚悟につながりそうです。

一般の方が見てもわかりやすい表現か

今のスケジュール感だと、早くて年内に申請が通りそうです。

年内までに控えている『ととのうパンツ™️』の長袖な長ズボンタイプ、公式webやリーフレットに【実用新案取得済】と記載する予定です。

その際、「登録実用新案公報」(特許庁のwebで誰でも閲覧できる今回の発明内容)を、自分たちのwebでも公開するつもりなんです。この構造だからこそ性別関係なく就寝時に快適に過ごせる、というブランドのキモとなる内容です。大々的に公開することが「使ってくれるお客様が少しでも安心して、迷いなく快適さを楽しめる」ことにつながるはずだからです。

そのため今、弁理士の先生達と頻繁にやり取りをしているのは、ここの表現の部分。こういった公報って、どうしても専門的な表現が多用されて、一般の人が見てもすっと頭に入ってこない。自分の案件なのに最初読んだ時頭に入ってこなかったくらい…

そういうことができるだけないように、表現をわかりやすく手直しさせてもらっています。遠慮なく

「この表現ちょっとわかりにくいんですが、、」
「それってこう伝わってしまいません?」

と素人目線でどんどん突っ込ませてもらっています。

先生達が一つ一つ丁寧に修正加筆してくださって、商品を触ったり開いたり、他の似た案件はないか調査してくれたりのおかげで、大きく前進しています。

今週には申請できそうです。楽しみです。

ではまた明日!

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お知らせ

10/22(金)20~22時 有料20名限定イベント
【Original Life Talk vol.14-仕事観-自分の「好き」に正直に向き合う
- 理解は、あなたとわたしを想うこと-】

【中川ケイジ PROFILE】
プラスチャーミング代表。2011年よりリラックスウェアとしてのふんどしブランド『sharefun®(しゃれふん)』を展開。2021年7月、お風呂上がりから翌朝までノーパンで履ける『ととのうパンツ™️』をリリース。使う生地はmade in japan。商品の生産も全て被災地。発送は就労支援事業所に依頼するなど【関わる人が全員ハッピーになる循環】を目指し、日々正直なブランド運営に奮闘している。2015年子育てのために都内から茨城県水戸市に移住。講演多数。週3でサウナ。
著書
『人生はふんどし一枚で変えられる』(discover21)※全文無料公開中!
『夜だけふんどし温活法』(大和書房)

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