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使う素材について、直接メーカーや中の人に詳しい説明を聞きにいく #023

お風呂上がりから翌朝までノーパンで過ごせる『ととのうパンツ™️』、リラックスウェアとしてのふんどしブランド『sharefun®(しゃれふん)』を展開している中川ケイジといいます。小さいブランドですが【正直でありたい】と常々思っています。僕たちが日々どんな想いで、どんなことをやっているのか。毎日このnoteに綴ります。
#小さくて正直なブランドの育て方

週末、男子2名の運転手兼召使いを担当した反動でヘトヘトの月曜日。なんとか徒歩30分を経てスタバに到着しました。「歩く」って良いですね。色々スッキリしました。


さて先日、『ととのうパンツ™️』の長袖長ズボンバージョンの生地について教えてもらうために、東京の水天宮にある第一紡績さんに行ってきたんです。

使う生地の候補を各社から取り寄せて、肌触りや色展開、生産工程などをチェックした結果、絶対に第一紡績さんの生地で進めたいと。

そこで、実際に生地について、より詳しく教えてもらうために、東京は水天宮にある綺麗なオフィスにお伺いしてきました。

70年以上も歴史のある第一紡績さん。熊本の荒尾市にある大きな大きな工場で生産をされています。紡績と染色を同時に内製化できること自体が珍しいらしく、世界に誇る質の良い made in kumamoto の生地なんです。

先日、テストで作ってみた『ととのうパンツ™️』長袖バージョンで使わせてもらった同社の生地も素晴らしかったんですが、「それよりもこっちの方が上質でおすすめ!」と別の品番の生地を教えてもらいました。

生地は糸の生産方法(糸のより方など)によって肌触りも、品質も変わってくるんです。当初進めようとしていた生地でも悪くはないが(もちろん世の中に出回っている商品に比べたら上質)、今回薦めてくれた【コーマ工程&双糸】の方がより上質。洗濯を重ねても斜行してこない、なぜなら、、、、、

と、詳細を聞けば聞くほど、話が面白くて。

この説明を聞けば、もうこの生地以外いやだ!という絶妙な納得感があったので、商品の生産と同時に、あらためてお二人に取材して生地について教えてもらうお約束をしてきました。

こういう生地自体の手間暇や特徴。そして、

・どんな生地で作ったのか
・なぜそれを選んだのか
・その素材はどこで誰がどんな工程を経て作ったものなのか

のような説明って絶対知りたいですよね。説明できないことを、公にしたくないのと、その後ろめたさを商品に残したくないので、今準備を進めている公式サイトやリーフレットの中にも、素材については説明を記載したいと思います。

そんな第一紡績さん。

工場からの排水など環境にも意識をきちんと向けているんです。いずれ工場見学にも行ってきますが、もっと前面にだしたらいいのに、なんて思ってしまいました。なんて謙虚なんだ!

11月中旬には長袖長ズボンバージョンのパターンが上がってきます。その後、すぐにサンプル生産へと進みます。クリスマスに間に合わせたい!

楽しみです。

ではまた明日!

帰りがけに自社ブランド製品のお土産までもらっちゃった!

最後までお読みくださり、ありがとうございました!また明日もよろしくお願いします。

【中川ケイジPROFILE】
プラスチャーミング代表。2011年よりリラックスウェアとしてのふんどしブランド『sharefun®(しゃれふん)』を展開。2021年7月、お風呂上がりから翌朝までノーパンで履ける『ととのうパンツ™️』をリリース。使う生地はmade in japan。商品の生産も全て被災地。発送は就労支援事業所に依頼するなど【関わる人が全員ハッピーになる循環】を目指し、日々正直なブランド運営に奮闘している。2015年子育てのために都内から茨城県水戸市に移住。講演多数。週3でサウナ。
著書
『人生はふんどし一枚で変えられる』(discover21)※全文無料公開中!
『夜だけふんどし温活法』(大和書房)

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