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SNSを止める勇気をブランドとして持てるかどうか〜LUSHのリリースを見て〜 #053

お風呂上がりから翌朝までノーパンで過ごせる『ととのうパンツ™️』、リラックスウェアとしてのふんどしブランド『sharefun®(しゃれふん)』を展開している中川ケイジといいます。小さいブランドですが【正直でありたい】と常々思っています。僕たちが日々どんな想いで、どんなことをやっているのか。3歩進んで3歩下がるような日々ですが、毎日このnoteで日々の徒然をお伝えします。
#小さくて正直なブランドの育て方

おはようございます。(17時半)
今日は郵便局でも本屋さんでもパン屋さんでも、行くところ行くところでレジの待ち時間が長く、全然キャシュレスって進んでないんだなーと実感した1日でした。
#イライラしましたすみません


さて今日は僕的にはとっても興味深い話題。

ハンドメイドコスメブランドのLUSH(ラッシュ)が、2021年11月26日より日本を含む全世界で、一部SNSのアカウントを停止すると発表したんです。これものすごく大きな決断。いったいなぜ?
時間のある方、興味のある方はリリースをご覧ください。

リリース本文に記載されていますが、要は

SNSが人間、特に若い人に及ぼす悪影響(鬱、自己肯定感を著しく下げる、差別の助長など)がものすごいから

と。

今や個人はもちろん、ほぼ全てのブランドが活用しているSNS。プロモーションに欠かせないツールであるにもかかわらず、世界展開するLUSHがSNSのサインアウトという大きな決断に踏み切った。これはすごいこと。

個人的にはもうこの10年は、気づいたら無意識にSNSを見てしまっているという依存状態になってしまったという自覚があるんです。

『ととのうパンツ™️』では寝る前にスマホを見ないために、ポケットを無くしたはずなのに、それでもやっぱり枕元に置いてしまっているし。

たまにデジタルデトックスすると気分がスッキリするとわかっていても、またあいも変わらずスマホを握りしめている。きっとそんな方多いでしょ?

LUSHもそうですが、リラックスを提供するブランドが、自分たちのSNSに誘導してそこに時間を使わせていいのか?

これ、個人的に絶対「NO」だと思っていたので、廃止に向けて勇気がもらえました。

仮にSNSに頼らなくなった場合、ブランドとしてどうやって知ってもらうのか。お店もない、ユーザーも少ない、買える場所も少ない、、。

「検索しても出てこない」が価値に変わるような、心身ともにやさしいブランドを目指してみたいと思います。


本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!
ではまた明日!


【中川ケイジ PROFILE】
プラスチャーミング代表。2011年よりリラックスウェアとしてのふんどしブランド『sharefun®(しゃれふん)』を展開。2021年7月、お風呂上がりから翌朝までノーパンで履ける『ととのうパンツ™️』をリリース。使う生地はmade in japan。商品の生産も全て被災地。発送は就労支援事業所に依頼するなど【関わる人が全員ハッピーになる循環】を目指し、日々正直なブランド運営に奮闘している。2015年子育てのために都内から茨城県水戸市に移住。講演多数。週3でサウナ。
著書
『人生はふんどし一枚で変えられる』(discover21)※全文無料公開中!
『夜だけふんどし温活法』(大和書房)



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