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受け取り側が罪悪感を感じてしまう包装について考えてみる #032

お風呂上がりから翌朝までノーパンで過ごせる『ととのうパンツ™️』、リラックスウェアとしてのふんどしブランド『sharefun®(しゃれふん)』を展開している中川ケイジといいます。小さいブランドですが【正直でありたい】と常々思っています。僕たちが日々どんな想いで、どんなことをやっているのか。毎日このnoteに綴ります。
#小さくて正直なブランドの育て方

今日は祝日。
ドロドロだったお風呂の排水溝をきれいに掃除して一仕事終えた気になっています。祝日って学生の頃はあれだけ嬉しかったのに。今はなんだか…

さて今日は軽めに、今感じていることを共有させてください。
商品の包装、紙以外の包装についてです。

「捨てるのが面倒」より「罪悪感」が問題 

先日、『鳩サブレ』がパッケージを変えることがニュースになっていました。

これだけで使い捨てプラスチックが年間100トンも削減できるらしいです。ほんと??と思いつつ、やっぱりこれっていいことだなと感じました。なぜなら、

受け取り側の罪悪感が減るから

です。

缶や木箱でギフトラッピングされたものってあるじゃないですか。

開ける瞬間はとっても素敵で高級感があっていいんですが、この後の「捨てること」を考えると、最近ちょっと罪悪感が生まれてしまうんです。

そのまま中に保管しておくものであったり、その包装を何かに使える場合はとてもいいと思うんです。うちは小さな子どもの工作の材料にとっておけますし。

だけど使う目的がない、無理して使う目的を探さないといけない場合は「捨てる」しかなくて、そこに罪悪感を感じてしまいます。分別も面倒。そしてエコじゃないことをしてるんじゃないかと。

きっと僕が勉強不足なだけで、缶も木箱もあらゆる課題を解決してると思うんです。だからメーカーさんは想いを持って生産されるし、そこに否定は全くないんです。

が、受け取った側が「どうしよう、、」と悩むことにならないよう、もう少しそのパッケージを採用する説明が必要なんじゃないかと。

例えば、
・この缶は~~を解決するために~~しています。
・この木箱は木の間伐問題を解決するための~~。
とか。



今、『ととのうパンツ™️』のパッケージ、ギフトラッピングについて検討していますが、素材はやっぱり「紙」を選びたいと思います。

会社として「7つのNO」を掲げます

同時に、webやリーフレットを作成するにあたり、会社として大切にしたいことをまとめているんです。その中の一つに包装についての項目も入れるつもりです。

くれぐれも缶や木箱を否定しているのではありません。缶でなければ乾燥してしまうお菓子もあるでしょうし、木箱でないと演出できない趣もあります。うちのようなアパレルは、これまでじゃんじゃかじゃんじゃか梱包に無駄な資源を使ってきた。それを見直すきっかけに「鳩サブレ」がなったなーというお話でした。

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!
ではまた明日!

【中川ケイジ PROFILE】
プラスチャーミング代表。2011年よりリラックスウェアとしてのふんどしブランド『sharefun®(しゃれふん)』を展開。2021年7月、お風呂上がりから翌朝までノーパンで履ける『ととのうパンツ™️』をリリース。使う生地はmade in japan。商品の生産も全て被災地。発送は就労支援事業所に依頼するなど【関わる人が全員ハッピーになる循環】を目指し、日々正直なブランド運営に奮闘している。2015年子育てのために都内から茨城県水戸市に移住。講演多数。週3でサウナ。
著書
『人生はふんどし一枚で変えられる』(discover21)※全文無料公開中!
『夜だけふんどし温活法』(大和書房)


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