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純文学の楽しみ方

突然ですが、今回は読書オタクの純文学の楽しみ方ついて紹介します。

あなたは純文学というものを知っていますか?
よく比べられるものが大衆文学と呼ばれるものです。一般的には大衆文学の方が読みやすく構成されており、純文学は少しとっつきにくい印象を持たれるかもしれません。

この二つの違いは、起承転結があるかどうかだと思います。基本的には大衆文学には起承転結があります。そのため展開が何となく予想できたり(出来ないものもありますが)するために頭の中で整理しやすいのが特徴です。それに比べ、純文学は起起承結(中身が自由)のような文章です。もうめちゃくちゃ自由文学なのです。だからこそ読み解くのが難しいと感じる方も多いです。

本当に読み解く必要があるのでしょうか。純文学は自由な文章です。だからこそ受け取り方も自由でいいのです。だからこそ面白い。センター試験の国語の小説の問題を思い浮かべてください。4択で一番近いものを選ぶことが正解ですよね。これは正直面白くありません。読書オタクの僕は国語のセンター試験は半分くらいしか撮れませんでした。自由な回答を求めてこそ純文学の面白さに気づけると思います。

現代の世の中は100点の正解なんてほとんどありません。正解が今日と明日で変わっていることだってあります。そういう意味でも純文学は自分の正解を導き、信じる力を養ってくれるものだと考えます。
それでは良い1日を。

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