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原稿用紙一枚分のコラム #029 ~鈴廣らしからぬ商品にハマった~

鈴廣(すずひろ)は、神奈川県小田原市にあるかまぼこ屋さん。

箱根や芦ノ湖に遊びに行くと、ほぼ毎回帰り際に「鈴なり市場」へ立ち寄っているのだが、先日目を疑う商品を見つけてしまった。


ピリ辛なんこつ
「揚げかまぼこ」なのだから、かまぼこっちゃかまぼこなのだが、主役は間違いなく「鶏軟骨」だ。

軟骨:魚肉=8:2 くらいの比率で、嚙むたびに容赦なく軟骨のコリコリ食感が主張してくる。商品名のとおり確かに少しピリ辛ではあるものの、小学生の娘も平気で食べられる位の辛さだ。

一個当たりの食べ応えと満足感は、他では味わえないものだ。

ここに箱根のクラフトビールを合わせたら…言葉はいらない。今回は夏季限定の足柄ヴァイツェンを合わせてみた。フルーティーでさっぱりとした味わいは、暑い日の夕方にキリっと冷やして流し込むにはピッタリだ。

スタンダードな揚げかまぼこももちろんウマイ。一方、たまにはこんな尖ったものもいかがだろうか。

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