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「メモの魔力/前田祐二著」を読んでのエッセイ

《misakisan流メモの魔力》

メモやノートの使い方のknow-how本は、山ほどある。
本に限らず、夢を叶えます体の手帳術(メモ術)も、わんさか存在する。
これは失敗だった。あっちならきっとうまくいく。あの人はあれでうまく行ってるんだ。私だって‥‥。そうやってメモ術の沼にハマっていく。

まさに、4年前までの私の姿がそれだ。
もちろん、課題本の「メモの魔力」は初版を手にいれ実践もした。
それらのメモ術を忠実にこなすには、メモを書くためのかなりの時間を要する。そして、メモを取ること、綺麗なページに仕上げることが目的になってしまう。

私にとってのメモの目的はみっつ。
①スケジュール管理
②業務日誌
③記憶力の無さをカバーするツール

メモ帳(手帳)は、三つの用途に合わせて3冊。
①スケジュールは、手帳の高橋マンスリーだけの薄型
②業務日誌は、スターバックスの方眼メモ帳
③なんでも書くRollbahnの方眼 これが使い心地満点。表紙が厚紙なので、テーブルがなくてもメモしやすい。ビニールのポケットは、無くせない物をぱっと保管できる。ゴムがついているから、バックに放り込んでもばらけない。なんといっても紙質がよい。
書いていることといえば、本業の製造計画と材料の仕入数の把握、サインの練習、料理教室のメニュー、ホテルの宿泊代、レシピ、口座番号、買い物メモ、イベント売り上げ表、金庫現金計算、本のタイトル案、座右の銘リスト、アドバイザー面談メモ、アドレス、WBC名言、ふみサロメモ、てんでバラバラの内容なのだ。
とにかく、この一冊を見返せば、どこかに書いてある。あやふやな記憶よりも、確実な情報源になる。

「メモを取る、ノートを作る」、そのために何色ものペンやマーカーを用意する。アイコンを可愛く描く練習をする。小さな小さなシール集める。それ、「メモ」を書くことが目的になってはいないか。
確かに、それらを使えばテンションが上がるが、私はそれらを使わない。ペンすらほぼ黒一色だ。
私にとってのメモは、目標ではなくツールのひとつだから。

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