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固定概念をぶっ壊す【南部鉄器黒豆】 #自炊レシピ

丹波黒豆で煮豆を作る
といえば、必須アイテムは錆釘

正月のおせちで毎年準備するものの、そうそう錆釘なんて見当たらない。
ましてや、1本ではどうしようもないし、実際熱は通しても衛生面が少し気になった。

自宅には、35年以上愛用している南部鉄器、鉄瓶がある。
半分ノリ、半分真面目に、この鉄瓶で黒豆を煮てみた。
食用の鉄器であり、表面積からして鉄釘の何倍もの鉄分が摂取出来るはずなのである。

俺たちの業スー 200g 300円くらい

使用する黒豆は、滋賀県の丹波種黒豆。
(丹羽産ではないけど、なんら差を見つけられない)

これが意外どころか相当に美味い。
普段食べなら十分。

業スー感はある

軽く水洗いしてザルにあげる。
書いてある通りに進める。

嵐の前の静けさ

投入材料

水6カップ
砂糖130g
塩小さじ1/3
醤油小さじ1
重曹小さじ1/2
(記載レシピは錆釘5〜6本)

ザラメでも試してはみたが、スイーツは基本グラニュー糖の方がまとまりは良さそうだった。
醤油もいろいろと使い比べてみて、我が家は正田の特級醤油一択となっている。

これは業務スーパーのセールでひたすら買い込む。

あっという間に湧いてきた

強火にかけ、煮立ったら火を止めて4〜5時間放置。

放置後、アク取り戦へ突入

放置後再び火にかけ、アクを取る。
ひたすらアクを取る。
この世の全煩悩が集結した如く、アクが果てしなく湧き出てくる。
ただひたすらアクを取る。

トロ火でアクが目立たなくなってきたら完了

わりと根気の要る作業だが、中国のめちゃくちゃ手間暇かかる料理に比べたら、大したことないと思った。

東坡肉の作り方なんて、動画を見ているだけで泣けてくる。

食べたい気持ちをグッと堪えて

好みの質感になるまで、水を少量足し、飛ばす作業を繰り返す。

焦げが心配だったら、タッパーへ移して電子レンジでチンでも良い。

朝食後の恒例お茶タイム

出来上がりの漆黒は市販のものでは見られないほど。
黒よりも黒い。

これを手作りの寒天と黒蜜、黒ごまきな粉と一緒に食べるのが至高。

いつも取り寄せている、川根園の横綱が何にでも合う。

この黒豆も私の母親の好物なので、親孝行しに出来立てのうちに届けてくる。

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