Keima

twitter:k_mapri

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最近の記事

8月23日 火曜日

凪良ゆうさんの「流浪の月」を読んだ。 本屋大賞受賞作ともありよく本屋さんでみかけていて、逆に敬遠していた本だった。 話の流れはさておき、私がまず感じたことは、とても人の心の逃避的なバイアスを理解しているということだった。 文(ふみ)の行動原理も、更紗(さらさ)の言いたいことも、体系的なところで非常に理解ができる。 誤解を解きたくて話したけれど本質を理解されなくて誰かに話すこと自体を諦めてしまって、それでも分かってくれるかなと期待を込めてまた失望してを繰り返す、日常ってそんなこ

    • 8月19日 金曜日

      一度起きてしまうとなかなか眠れず、窓の外から聞こえる音を聞いていた。 車のドアを閉める音と夜風に深夜のドライブがしたいと思った。 どこにいくでもなく、ただ走るだけのドライブ。外れにある24時間営業の煤けたコンビニで休憩して、また車に乗り込んで走りだす。朝日を見るために海沿いに車を停めたのにそのまま寝てしまったり、朝日を見ずに帰って眠ったりしてもいい。夏と夜と車にはロマンがある。気温も涼しくて好きな時間に好きな場所へ行けるのだ。ロマンだなぁ。 かくいう私は車を持っていないしなん

      • 8/18 木曜日

        一人で家にこもることは何よりも気楽だけれど何よりも精神に来る。 喉が渇いたので冷蔵庫を開け、酒以外何もないことに気付き今日もまた酒を飲んだ。 お酒がおいしいのなんて一瞬だ。それをとうに学んでおきながら今日もこうして酒を飲む。 ほら、おいしい。 いつか誰かが「余ったから持って帰って」と、朝ホテルの冷蔵庫から取り出した缶チューハイ。 家に帰ると結露で鞄の中身がべちゃべちゃに濡れていた。 あのあと濡れた財布も本も、どうしたんだったかなぁ。そのままにしたのかな。 お酒を飲んで記憶を

        • 九月九日金曜日

          目が覚めたとき、見た夢の長さから朝だと思った。 ベッドに散らばった読みかけの本、足元に畳まれた掛け布団、枕に乗っていない頭。また寝てしまっていたみたいだ。 見た夢がなかなか面白かったため、記録として残しておこうと思い立ち、今こうして書いている。 友人の結婚式を終え、家族と合流したかった私は、いつも通る大きな橋の中央から東西南北を判断して地図も見ずに目的地へ向かった。 電灯もあまりない夜道を迷いながら進み、やがて着いた建物へ進むと中に家族の姿が見えた。家族を含めて中にい

        8月23日 火曜日

          区別をするという配慮への違和感

          社会に出て働くようになってから、人には性別があることを理解した。それまで私は、自分が女性だからとか、相手の性別が男女のどちらかであるからといったように意識して生きてきていなかった。 働くようになってから「女性陣」という言葉をよく耳にするようになった。女性陣という言葉に馴染みがなかった私は、どうしてそうした区別を行うのか意図が理解できなかった。発している方が悪いのではなく、昔保健体育の授業を男女別で行っていたというような当時なりの配慮と似たものがあるのだろうと思った。(私は男

          区別をするという配慮への違和感

          2019年を振り返って<下半期>

           あけましておめでとうございます。ふふ。あけちゃった。  ちゃんとギリギリまで振り返りたかったということにして、2019年を振り返っての下半期編です。笑  前回の上半期編はこちら。↓  7月 念願の一人暮らしをスタートしました。鍵を閉めても「これで閉まってる…?」としばらく心配だったのを覚えています。笑 プライベートでも7月まではとっても楽しかった!8月からどん底に落ちるわけですが、今考えると本当に人生には波があるなぁと思います。6月頃、Twitterで「今が人生でうまく

          2019年を振り返って<下半期>

          2019年を振り返って〈上半期〉

           こんばんは。もう年末ですね。  年末恒例の「今年の振り返り」、私もやろうと思います。  ちなみに個人的な今年の漢字は「恵」です。わたしは今まで人に恵まれてきた自負がありましたが、今年は本当に人との縁が感じられたり、人を愛しいと思ったり、恵まれた一年でした。関わってくださったみなさま、ありがとうございます。来年以降もよろしくお願いいたします。  それでは、ちょっとずつまとめながら振り返ります。 1月 大学4年生でした。就活を済ませて紅茶店でアルバイトをしていました。はじ

          2019年を振り返って〈上半期〉