その人の考え方を率直に知れることがエッセイの面白さ
角田光代さんの本を初めて読んだのは、小説ではなくてエッセイ。
それも、旅のことを中心に書いたエッセイだった。
旅がしたい、旅に憧れる自分としては、こんなに面白おかしく書いて、こんなにも引き込まれる旅の数々のエピソードに引き込まれた。
それから小説の方も気になって読んでみたりしたのだが、個人的には小説よりもエッセイの方が好きになった。
いや小説家さんに対してすごく申し訳ないのだけど、ぼくはエッセイの方が面白いし、親しみを感じてしまうのだ。
おそらくそれは、語りかけてくるような文