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早く進みたいのなら一人で進んでいけばいい、遠くに進みたいから協力して進んでいく

標題の言葉は、以前仕事のお手伝いをさせていただいたNPO法人フローレンス代表の駒崎さんの言葉。

非常に心に響いた言葉でした。

30代は代表として一人で作り上げるのがかっこいいと思っていたものの、40代になってなんとなく自分に疑問を感じはじめていた時期。これ以降、仲間と一緒に仕事を作り上げていく楽しさを感じています。


先日、4週にわたって行なっていたオンラインセミナーが無事に終了。今回は地元、府中でともにトレーナーとして活動している方との共同開催。

知り合ってから10年以上が経過しているし、ここ2年ほどはお互いの勉強会に参加するほど信頼できる方。

もちろん、

共同で進めていくためには、お互いの考えを理解して、必要と思える情報をまとめながら作り上げていくので時間はかかります。

実際、スタートは当初予定していたよりも2週間ほど遅らせました。

おそらく一人で進めていれば自分が好きなように作り上げて、好きなように日程を決めていけば問題ありません。では、なぜ一人ではなく共同で開催したのか。

簡単に言ってしまえばお互いの得意分野をかけ合わせることで、より現場で使いやすい情報として提供できると思ったから。


私たちには得意分野もあれば、どうしても苦手な分野というものがあります。私自身はマニュアルを作るのが非常に苦手。伝えたいことがあってもうまく言語化できずに、なかなか客観化できない。

言葉にできる人が羨ましい。

逆に、人の話しを聞いて、うまく分解して順序立てて作り上げていくことに長けている方もいます。自分の技術をうまくマニュアル化して売り出している人を本当に尊敬します。


パッと考えてパッと進めることができるのが一人の魅力なら、じっくり考えてその先、1年、3年、5年と続ける道を作るのが協力して仕事をする魅力。

1+1を2にするだけでなく3にも4にもできます。

ただ、お互いが自分の事ばかりを考えて好き勝手やってしまうと、1+1が2どころか1.5とか1のままになりかねません。

協力して仕事を進めていくには、どんなゴールを描いて進めていくかをまず決めておく事。

そうする事で迷った時や意見が食い違いそうになった時も、道を修正して進めることができます。そんな事を学んだ一ヶ月でした。

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