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ブレインパッドへの転職活動の記録:90社エントリーの上、転職先を決めるまで(2021年11月末~2022年3月)

ブレインパッドへの転職から1年と3か月が経過しました!
実は、転職活動の際にFacebookに自らの転職活動の進捗を友達限定で公開していたのですが、
久しぶりに会った友人から「色々な人に見てもらったほうがよいのでは?」と提案してもらったため、多くの方に見ていただけるよう、自分のnoteにも投稿してみようと思います。
なお、この投稿は、転職を推奨する目的での投稿ではなく、「こんなモチベーションで転職した人がいるんだなあ…」くらいで、見てもらえると嬉しいです。
「今振り返るとどうだっだか…」みたいなコメントもそれぞれの投稿の下部に--------で入れているので、お時間ある方はぜひご覧ください。


2021年11月15日:【2022年5月転職を目指して】

現職(ソフトウェア検証企業)での在籍も6年目となりました。
転職の意向はずっと持っていましたが、本格的に活動をし始めようと思います。
今回の転職の大事な目標は、今の広報キャリアから、元々の経験の長い人事キャリアに戻ること。
広報をやりたくないわけではないけれど、やっぱり人事のほうが合っているなと、部門の採用担当をやりながら思うことも多かったです。
これまでの素材→ソフトウェア検証 と来ているところでは、技術力があったり、ニッチだったり知られていなくても、とても重要だったりという会社に興味を持つ傾向が強いようです。
ただ、書類選考で落とされることもあり、やっぱり6年前の転職とは違うなあと思ってもいます。
前職合わせて、新卒採用経験が6年ほど。
全社採用・教育は2年半。
なんちゃって広報・マーケ(イベントまわりが大半)が3年半…という感じ。
皆様、おすすめの会社があれば、ぜひ教えてください!
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この投稿がFacebookへの最初の投稿でした。ここから、転職活動をしていることを知り、リファラルで声をかけてくれる方も何人かいたので、発信の重要性を感じて、継続的に投稿し続けていたように思います。
広報・マーケへの異動は人事部の上長からの打診があったため、仕事自体はも面白かったのですが、やっぱり人に関わるところでモチベーション高く働ける…というのが大きく、人事に再度戻りたいとなった経緯があります。
書類選考不合格については、この時点では、「今の自分には、スタートアップのほうがよいのでは?」と思っており、中途採用担当の募集にも応募をしていたので、結果的にミスマッチが起きていたのかなと思います。


2022年1月12日:転職活動続報その②

色々と転職活動を進めてます。そんな中で少し自己分析的な投稿をしてみる。
リファラルでご縁があった2社の方それぞれと話して感じたのは、自分が「人事をやりたい」というのは、手段が目的になってしまっている部分があるのかも…というところです。
自分としてありたい姿があって、どんな形で組織や社会に貢献していきたいのかというのがまずあった上で、ありたい姿を実現できる可能性がより高い仕事を選んでいくのが本質なのかなと。
自分は、自分がいることで誰かの業務が効率良くなったり、情報提供できたり、よりよく過ごせたりすることは好きだなと思ってるのです。
会社組織の中でもそういう存在でありたいと思っているので、他部門の困っている課題に、自分が解決に寄与できそうであれば、横から口出したりしているわけで…。それはなぜかというと、そういった底上げをすることで、全体的によりよくなると思ってるからなんですね。こちらが解決する手段を持っているにも関わらず、そこで時間を失ってしまうのはもったいないなと思っているので。
色々な人に会うのも好きだし、初対面でも自分から話しかけたりする。繋がったら面白そうな人同士を繋げたり、興味がありそうな情報があったら展開したり…。
それから、人の心の動きやモチベーションにも興味があったりする。
さて、そんな自分にはどんな仕事が合うのでしょうか?
転職活動、色々とあり方を見つめ直す機会でもありますね。
まだまだこれからかなー。続く。
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前回の投稿からは2か月ほど経過。12月時点で「結構、書類で落とされるな…」と、1回目の転職活動(書類はほぼ通っていた)との違いを感じた自分は、かなり多くの企業に書類応募をし始めることになります。前段でも書いた通り、そもそもスタートアップの中途採用担当みたいな、ドンピシャじゃないところに応募していたのが主要因なのですが…(笑)
ただ、落とされる企業はあるものの、12月下旬~1月中旬に面接・面談が少しずつ入り始めて、「人事以外の仕事もある」「スタートアップだと、色々と幅広くやってもらう」みたいな話を面談でした上での投稿でした。


2022年1月26日:転職活動続報その③

今回は、自分の人生において、2回目の転職となります。1度目の転職は2015年9月~10月に活動していて、エージェントを3社ほど(当時はインテリジェンス、マイナビ、リクルートなど)使っていたわけなのですが…
今回はiX転職、BIZREACH、リクルートダイレクトスカウト、AMBIなどでスカウトをもらったエージェントで気になるところはお会いした上で紹介してもらっていて、なんだかんだで20社近くのエージェントにご協力いただいています。
「エージェントとたくさん会話をして自分の軸を見つけたい!」というよりは、自分でリーチできない、マッチする会社と出会う可能性が増えるのであれば、気になるところとは一度話してみたほうがいいかな、という志向によるものです。
ただ、これだけ多くのエージェントの方とお話ししていると、色々な方がいると思うのも事実であって…。
「副業が、管理監督者のみとなっていて、メンバークラスのオファーでは副業を辞めてもらうことになるのですが…」と、応募企業側からコメントいただいたことに対して、
担当エージェントの方は「私自身は副業推進派です!」と電話の最初は言いつつも「この企業様への覚悟が求められているのだと思います」とか、その後のメールでも「副業により、マインドシェアが取られるという意味です」とか、ちょっと、「あなたはどんな立場でそれを話しているでしょうか」と聞きたくなってしまったこともあります。
特に企業様と直接話しているのは該当エージェントの別の方であるためなおさら…。最終的にその企業は、辞退しました。志向性も少し異なるかもとと思ったため…。人事のポジションで特例認めるのは、難しいですしね。
他方、面接後に同様のお話(副業禁止)があった他社担当の別エージェントの方は、「懸念払しょくした上で選考進んでほしいので、直接お話しいただく機会を設けます!」と選考ステップではないカジュアル面談を組んでくれたりと、ほんとにその人その人により、対応は異なるなと思います。
自分で企業を探し出す時間があれば、もちろん探すのですけどね。求人非公開なところももちろんあると認識してます。
話は変わりますが、自分が一番長くやってきた新卒の部分は、やはりそれなりに思い入れがあるんだなあと思います。なんだかんだでね。
いかにわかりづらい分野を魅力的に語るか、また、いわゆる大手と同じテーブルに乗ったときに、いかに他社に負けない魅力を伝えていくか、決めてもらえるようコミュニケーションをとっていくかというのは、自分の中ではこだわりがあるところなんだと思います。
まだまだ内定が獲得できているわけではないので、あと少なくとも2、3週間くらいは転職活動続くかなあ…(^^;) 行先決まったらちゃんとこちらでも報告します!
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このあたりは、自分のマインドセットに言及している部分になります。
①20社のエージェント活用について
今回の転職では、「エージェントに色々と相談する」というよりも、多くの企業にリーチするための手段としてエージェントを活用していました。星の数ほど多くの企業がある中で、自分自身で企業を探すことにも限界があるし、企業によっては「信頼できるエージェントのみに求人を公開する」というのもあるかなと思っていたためです。
一定程度の行動をすることで、より良い成果が得られる可能性が高まると思っていた自分は、エージェント20社を活用することで、できる限りたくさんの企業に接して、自分にマッチするところを見つけようとしていたわけですね。現役の就活生時にはシチズン時計が第一志望だったのですが、OB・OG訪問を受け付けていなかったため、その代わりに色々な時計店巡りをした上で、お店の方に「シチズンとSEIKOとカシオの方の営業スタイルや、人柄の違いを教えてください」と、情報収集していました。その頃からあまり変わっていないですね(笑)
②副業について
自分は、前職時代から社外1on1のYeLLのサポーターを業務委託で受けていたのですが、転職活動では副業を継続する前提で動いていました。もちろん、企業によって色々なスタンスがあると思うのですが、副業をすることでの自分の幅の広がり、情報感度の向上があると個人的には思っており、それを容認されない企業は、遅かれ早かれ、100人カイギなど社外での活動もやっている自分自身との齟齬が出そうだなと思っていたのです。結果的に、継続できる会社に入ることができたので、その意志を貫いてよかったなと思っています。
③新卒採用への想いについて
前々職、前職ともに就活生にとって知名度が高いとは言えない企業で新卒採用を担当していました。これは自分の性質によるものだと思うのですが、「知られていないものを知ってもらって、魅力的に思ってもらった上で、入社してもらう」という一連のプロセスにやりがいを感じていた部分もありそうです。前々職の素材メーカーへの入社前にも、「完成車メーカーに勤めているよりも、この車のこの部品の素材が自社製品なんだというほうが魅力に思える」と思っていたし、それは前職のソフトウェア検証の会社でも同様でした。知名度は、自分自身にとってあまり魅力にならないということですね。知る人ぞ知る!みたいなところを当時から好きだったのかもしれません(笑)


2022年1月27日:転職活動続報その④

本日午後は、まだ5日間消化しきれていない年休を半日取得して、がっつり面接予定です。企業名はマスクしますが、ちらっと添付。最後はエージェントの方と面談なので、面接は4社ですね。

2022年1月27日のGoogleカレンダー

ある意味、各社の人事と会って、率直に色々聞けるのって、転職活動をしている特権でもあるし、企業のカラーが見える分、面白くて、今後の勉強にもなるなと思いながら色々と受けてます。
昨夜もエージェント経由でとある会社の面接を受けていたのですが、ふと思ったことをば。
ミッション・ビジョン・バリューを掲げている会社も増えてきていますが、露出の仕方や浸透施策のやり方によっては、ネガティブに映ることもあるなあ…ということでした。
そのエージェントから紹介された会社の面接を受け終わった22時過ぎ、何か胸焼けみたいな感覚を覚えていたのですが、言語化してみると、そのミッション・ビジョン・バリュー施策に押し付けがましさ的なものを感じてしまっていたようです。
従業員が成果を出す観点では非常に効率的なものだし、有用なものでもあると思ったのですが、
ふとした瞬間に合わないと感じた部分があったりすると、少しずつそのズレが大きくなってしまう部分もあるのかなと。
その会社や経営者に対する絶対的信仰にもなりかねない…と思ったのが、率直な感想です。
自分としてのミッション・ビジョン・バリューは、何か迷ったときの旗印みたいに、目指すべき方向を示すものであって、正しい解を決めるものではないと思うのです。
そこにあるべきなのは「共感」であって、強い「矯正」ではないと思っています。伝えていくのはもちろん大事ですが、まずベースにあるのは「共感」なのかなと。
共感しつつも、客観的な姿勢も持ち合わせた上で、ほんとうにそれが適切なのか考えていける余地がある場で働けたら、自分の方向性には合うのかなと何となく思いました。
あくまで自分目線なので、皆さんのご意見も教えてもらえると嬉しいです!
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前回の転職活動時から思っていたことですが、前々職時に新卒採用の面接を担当していたせいもあるのか、転職時の面接で緊張するみたいなことがあまりないのが現状です。人事と人事の面接って、暗黙の了解みたいなところがあると勝手に思っていて、「建前は抜きにして、本音でしっかりと伝える」というところがある気がしています。どっちみち、そこでお互いに取り繕っても、入社後に実情がわかりますしね…。
そして、上述のミッション・ビジョン・バリューについては、かなり強い形での推進をされている企業だったので、何とも言えない気持ちになりました…。皆が共感できるというのと、そこに受け取り手が考える余白があるというところは1年以上経った今でも大事だなと思っています。


2022年2月6日:転職活動続報その⑤

そろそろこのシリーズも佳境に入ってきた…と思いたい今日この頃。
12月下旬に面接を受け始め、1月中旬から選考活動が本格化し、
ようやく来週(明日以降)、最終面接が2つ入りました!
・セールスSaaSを扱うスタートアップ
・ブレインパッド https://www.brainpad.co.jp/
あと、二次に進んでいるところで比較的興味があるのはこちらです。
・UXのコンサルティングに強みを持つ企業
これらの会社のいずれかでも内定が獲得できれば、
転職活動を終えてもいいと思えるくらいには、それぞれ良い印象を持っています。
もちろん最終選考の結果はまだだし、そこにたどり着くまでまだステップがある会社もあるけれど。
ちなみに…
「20社近くのエージェントさんにご協力いただいている」と、以前書きましたが、12月下旬から始めて、現時点で応募済の会社は87社。
そして、そのうち書類不合格/面接不合格/ポジションクローズ/自ら辞退などした会社は、61社となります。
これだけ受けてると自分でも管理しきれなくなってくるので、自己管理+エージェントさんへの情報共有のために、Googleスプレッドシートで選考管理表を作成の上、閲覧モードでURLを共有して、随時確認してもらうようにしました。(添付画像ご参照)

実際に管理しているスプレッドシート

だいたいのエージェントさんにはこのスプレッドシート見せると驚かれるし、苦笑いされるし、
自分じゃない立場で、こんな状態の人を見たら「転職活動の軸ぶれてない?体調大丈夫?」と心配になると思うだろうなと(^^;)
そんなこんなで、この1か月間は、現職の仕事しながらも、かなり精力的に活動してきました。
有休5日取得義務にかこつけて、13時から半休をとり、各社の一次面接を間に30分休憩を入れつつ、1日で5社受験したりと、かなり無茶をしている感はあったようにも思います(笑)
それもこれも、やっぱり「どの会社にも自分が魅力的だと思える可能性はあるし、それは触れてみないとわからない」という考えからです。
現役の就活生だったときにも、ビッグサイトの合同企業説明会で、有名どころでない会社を7~8社説明聞いたりしていたし、その頃から本質的な部分は、変わっていないんだろうなと。
「今日、出会う人が、自分の人生での一番の親友になるかもしれない」みたいなことが、自分のイベント参加時のモチベーションだったりもするし、それは企業に対しても変わりません。
そして、数多くの面接/面談を通じて感じたこととしては、人がその会社に入社したり、その会社で継続して意欲的に働くためには、ストーリーが必要なんじゃないかと思うんです。
いくら採用に関わる業務が仕組み化されて、「AIによるマッチングで、あなたにはこの会社との適合率が100%と出ました」となったとしても、それで入社を決める人はいないはずで、
その会社に入るためには、その会社の人々がどんな想いで仕事をしているのか、直接話して、知る必要があると思うのです。
そして、この転職活動を通じて、採用候補者が一番最初に出会う存在として、また入社後も関わり続ける存在として、人事は非常に真摯さが求められるポジションだと、めちゃめちゃ実感しました。

だから、自分はこれから入る企業で人事として働くからには、企業としての魅力を伝えることはもちろんのこと、その人が「入社しよう」とか入社後にも「この会社で頑張り続けよう」と思ってくれる、そのストーリーのひとかけらでありたいと思うし、それができるように真摯に向き合うことを忘れないようにしたいと思います。
さて、現在、最終選考が決まっている会社は、どちらも代表の方との面接となります。
せっかくの機会なので、色々な話を聞けることを楽しみにしつつ、準備をしていきたいと思います(^^)
この転職活動が無事に終わったら、自分の転職活動について話す機会を何らか設けたいなあ…。
今日はここまで~。長文読んでくれた方、ありがとうございました!
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エージェントをここまで使った転職者はなかなか少ないのでは…と今でも思いますし、スプレッドシートを共有している方も少ないだろうなと思います。これについては、エージェントの方から「他社進捗どうですか?」と連絡を受けたり、紹介される企業の重複が発生しないように共有してました。「ここに私の進捗は全て書いてあるので見てください。」「ここに書いてある企業は全て受けているので、紹介しないでください。」ということですね…(笑) エージェントの方からすると奇特な候補者だったろうなと思いますが、できる限り効率的に転職活動をすることができたかなとは思います。
また、転職活動を通じて色々な人事の方とお会いした上で、改めて自分の人事・採用についての想いを振り返る機会になりました。これは、自分が多くの面接を受けた結果内省できたこともありますが、業務委託のYeLLつながりで仲良くさせてもらっている方と、定期的に転職活動の進捗報告をしていたのも大きいと思います。進捗報告だけでなく、大事にする価値観や色々な観点でアドバイスしていただいたことも、自分なりに納得して転職活動を進める大きなポイントだったと思います。今思うとメンター的な動きをしていただいたかなと思いますし、とてもありがたいですね。
なお、実際に入社したブレインパッド以外は名前を伏せさせていただいておりますが、ご了承ください。

2022年2月20日:転職活動続報その⑥

前回の投稿で、最終面接受験予定のお話を書きましたが、
投稿内で名前を挙げていた3社とも合格となりました!
応援いただいたり、話を聞いてくださった方々、ありがとうございます(^^)
3社ともそれぞれ魅力的に思う部分もあり、
どこを選んだとしてもやりたいこと、できることの幅が広がるかなと思っています。
今回の転職活動を通じて感じたのは、
「いかに採用選考というものが不確かなものであるか」ということ。
求人票に「マネジメント経験5年以上」と書いてあったとして
応募者がうまくマネジメントできるのかはわからないし、
不合格のフィードバックで「経験不足」という評価をもらった企業の面接官に対して、自分自身が「そもそも、採用担当として進め方や対応が、あんまり納得いかないな…」と感じていたりもしました。
人が人を評価するというのはすごく難しいことで、
こういった採用の場においては「マッチング」という考え方のほうが、やっぱり適切なのでは思ってもいます。
何より、直接応募した場合であろうが、エージェント経由での応募であろうが、
不合格にされる場合の対応ってとても重要で。
結果的に見送った人が、将来的な顧客になる可能性も、以前よりも高まっているのではと思うし、
何より、採用選考の場でも一期一会の出会いだと思うので、
お互いにとって、少しでもプラスになるような何かが生まれるような場づくりやコミュニケーションを意識していきたいと感じました。
先週から、条件確認や、入社後のイメージをすり合わせる、オファー面談が始まっています。
一緒に働く方との価値観が合うかも、結構大事だと思うし、企業規模や今後の展開はもちろん重要ではあるけれど、
自分が一番自分らしく働けそう/等身大の自分を評価してくれている会社を選べればと思っています。
次回の投稿では、入社先決定のお知らせができればと思います!
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何とか3社とも合格となった上で、転職活動全体についての振り返りを軽くしていますね。結果的に不合格になった企業は、たまたま業界も近くて近況をよく知っていましたが、不合格になってよかったと思うし、仮に入社できたとしても早期に退職していたろうなと思います。そう思うと、やっぱりマッチングの要素が大きいですね。
こういった採用選考では、偶然の要素も多分に影響があると思っていますし、1つタイミングが異なったりするだけで、結果や未来が変わることもありうると思っています。だからこそ、縁は大切にできればと思うし、結果的にマッチングしないとしても、「この企業と会えてよかった」と思ってもらえる採用をしていきたいものです。
そして、面白いことに、それぞれの企業も色々と偶然がありまして…
【ブレインパッド】
LinkedInで連絡を頂いたエージェントからの紹介でした。実は元々LinkedInに登録していたものの、全く使ってはいませんでした。ただ、転職活動開始の投稿を見た知り合いが連絡をくれて、たまたま話したときに「LinkedIn経由で転職した」と教えてもらい、そこからプロフィールなどをしっかりと書いたところ、エージェントが連絡くれたという経緯でした。このエージェント以外からはブレインパッドの紹介がなかったため、LinkedInをやっていなかったら出会ってなかった可能性もあります。
【セールスSaaSを扱うスタートアップ】
Wantedlyで気になるをクリックして、選考がトントン拍子に進んだ形になります。採用担当の方が、自分の友人と前職時代に働いたことがある!ということで話が盛り上がりましたし、これもご縁なのかなと思ったのを覚えています。
【UXのコンサルティングに強みを持つ企業】
実は、ある理由から「連絡を絶対受けない!」と決めていたエージェント(別担当者)からの紹介でした。ただ、別の担当者からのスカウトでもあったため、「一度お話を伺ってみよう」と思って受けたのですが、誠実に対応いただきました。結果的に合格はしなかったですが、ブレインパッドの移転先が、担当者の方の会社と近く、今でも交流させてもらっていまし、この会社の紹介もこのエージェントからしかなかったので、可能性を広げることは大事だなと思っています。

上記を見ると、何か1つの掛け違いがあったら、このタイミングで3社も内定獲得できていなかった可能性もあるなあと改めて思います。個人的には、20社活用したり、色々と情報発信していたからこそ、ここまで色々な会社を受けられたし、内定先企業3社とも出会えたのかなと思っています。

2022年3月13日:転職活動続報その⑦

少し間が空きましたが、続報です。
最終的に転職先とする会社をブレインパッドに決めました!
各社から内定を頂いたあと、
オファー面談を経て、自分自身が転職先に求めているものを改めて振り返り、
人事として成長できること、
また、他の社員ともできる限り長く一緒に働いて成長していけることを重視した結果になります。
複数社から内定をもらったからこそ悩んだのですが、
その分納得する決断ができたのではと感じています。
現職にも退職願を提出して、3末最終出社、4末退職となり、
4月からはブレインパッドで業務委託で一足先に働き始めることになります。
ブレインパッドでは、元々の人事キャリアに戻り、
まずは新卒採用を担当することになります。
人事関連の皆様、また色々とお話しできればと思います。
また、今回の転職活動は90社エントリー、30社近く面接を行ったことでの気づきもいろいろとあり、
何かそんな経験をシェアできないかと思い、今回イベントとして開催することになりました。
コメントにURLを貼りますので、ぜひ応援しにきてください笑
転職後も、引き続きよろしくお願いします!https://peatix.com/event/3193783/
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これが最後の報告となります。
最終的にブレインパッドに決めた経緯としては、以下のとおりです。
・3社からオファー面談をしてもらう。
・うち、1社は辞退の上、ブレインパッドともう1社に社員との面談を依頼
社員の希望条件としては以下のとおり
・人事以外の部署の方
・中途で入社し、2年~5年くらい在籍している方(コロナ禍よりも前に入社されている方を希望)
・他社内定も獲得の上、入社を決めた方
そして、面談では下記の内容を聞きました。
・人事以外の部署の方から、会社全体/人事組織はどんな風に見えているのか
・コロナ禍よりも前に入社した方から見て、コロナ前/コロナ後の会社全体の見え方
・どんな観点で入社を決めて、今どんな風に感じているのか
・この会社で、今後、どんな風に/いつまで働きたいか

採用面接の中では、一緒に働く同僚・上司・経営層との面接が多かったので、現場の人から人事組織の印象、そして、その現場の人がどんな考えて働いているのかを聞きたいと思って、面談をしてもらいました。どちらも魅力的な会社だなと思っていたのですが、自分にとっては「自分が採用に携わった人と、できる限り長く一緒に働ける会社で、モチベーション高く働きたい」というところを重視して、ブレインパッドを選びました。
個人的には、ブレインパッドには「肉会」という社内でのマッチングランチの仕組みがあり、「ちゃんと従業員同士のコミュニケーションに投資している」と思っていたのも、ポジティブな決定理由です。
最後のイベントは、社外で一緒に活動している仲間が、「そこまで活動したなら、外部に話してみたらどうか」と勧めてくれてお話ししたイベントになります。転職活動を検討されている方もご参加いただき、個人的には有意義な場になったなと思いましたし、自分のこの経験が何かの参考になればと思った記憶があります。

2023年8月4日:転職から1年以上経って思うこと

今から振り返ると、「めちゃめちゃ色々なところを受けたな」と改めて思いますが、この経験自体がなかなか得難いものだと思います。また、転職活動についても「自分が無料で色々な人と会話できて、こんなに真剣に質問される機会はほかにない」「面接官の時給を考えると、向こうの面接にはお金が発生しているにも関わらず、自分は無料で受けられている」と、下手なコーチングよりも自分自身のことを深く見つめ直す機会になったのかなと思います。
そんなこともあり、ブレインパッドへの転職での納得度は非常に高いです。
年間200回以上の勉強会が開催されている学習意欲の高い社員の多さや、社員とフラットな関係性を築こうとする経営層、データの力を社会に浸透させていきたいという理念への共感度合いなど、どれをとっても自分の転職活動で望んでいたものになります。1社目の転職理由が「もうこの会社に入社することを、学生におすすめできない…」だった自分としては、やっぱり会社に好感を持っていないと、仲間を増やしていく採用なんてできないと思っています。
ブレインパッドでは、前職の広報・マーケ時代の経験を活かして、社内の懇親会(同郷会)の開催報告をブログに書いたり、社内イベント開催のサポートをしたりもしていますし、最近ではtwitterを使っての採用広報活動にも取り組んでいます。
こういった新しい取り組みがポジティブに受け入れられることも、自分にとってはモチベーションに繋がっています。
自分のこの発信が、転職活動・就職活動をしている方の何かの参考になれば幸いです。
twitterもやっているので、もしよろしければフォローしていただけると大変嬉しいです!
https://twitter.com/kk_3nt1a
また、ブレインパッドにご興味をお持ちいただけたら、ぜひ採用サイトもご覧ください。
https://www.brainpad.co.jp/recruit/
ここまで長文をお読みいただき、ありがとうございました!

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