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さようなら、2020

12月31日だ。

今日は、この一年の自分を振り返っていきたい。今年のテーマは精神的には「優しさ」「勇気」「怒り」、そして行動指針としては「アウトプットの習慣化」だった。

noteへの投稿本数は337本

まずはアウトプットの成果から振り返る。

2020年の目標は「アウトプットの習慣化」と掲げて発信活動を続けた。

前年の2019年の目標は「アウトプットの最大化」だった。noteに投稿をするようになり、YouTube、Twitterなどの発信活動を最大化した。

そして2020年はその最大化した情報発信を如何に継続し、習慣化するかということを個人目標に掲げた。

noteは毎日投稿を目指した。24時間以内にnoteへ記事を投稿することを習慣化するべく継続に挑戦した。2、3度日を跨いでしまい、連続投稿が途絶えたり、途中から音声配信へ切り替えたりと色々試行錯誤をしたが、250日以上連続で投稿することができた。

毎日のアウトプットを音声配信に変更してからもnoteの投稿は続けた。結果的に、今年一年で投稿した記事は、音声配信含めて337本になった。この記事で338本目だ。

冷静に考えて、我ながら恐ろしい数字だ。3日坊主の自分とは思えない。毎日毎日、noteに書くまで落ち着かなかったし、最終的には1500字程度を30分ほどで書くようになった。

習慣化とは恐ろしい。

stand.fmへの投稿数は104本

9月10日から、stand.fmへの投稿も続けた。文章はもう書けるなという一定の自信がついたことと、YouTubeの撮影であまりにスピーチが下手くそだったので、トレーニングも兼ねて始めた。

結果、stand.fmの配信数は104本。最近ではほぼルーティンに組み込んでいるので、毎日投稿が続けられている。

同時に過去の音声配信アーカイブはYouTubeにチャンネルを作ってそちらにも投稿を始めた。動画作成は全てスマートフォンで行っていて、動画と言っても静止画なので、2〜3分で作ってアップロードするだけなので移動中の時間は、主にこの動画編集に充てている。

stand.fmがサービスを終了してもどこかに残しておきたいという意図で始めたが、来年はYouTubeをもう少し上手く使いたいなと思う。

YouTubeへの投稿数は15本

YouTubeへの動画投稿にも挑戦した。顔出しでカメラに向かってスピーチするのは非常に難しく、台本を書いたり話す練習をしたりと試行錯誤を続けた。

投稿数が伸びなかったのが、動画編集作業の辛さだ。かなり大変で、相当時間を食うので情熱がかなりないと継続が出来ない。

来年は動画クリエイターに依頼して本数を伸ばしていこうと思う。

Twitterへの投稿習慣

投稿数は数えていないのだが、Twitterへの投稿を意識的にするようになった。考えを140字以内でまとめて発信することは、文章力のトレーニングにもなったし、思考の整理に大いに役立った。

フォロワー数は今日時点でちょうど700名。本当にありがたい限りで、来年も引き続き継続的に発信活動を続けていきたい。

個人ブログの投稿数は37本

WordPressで立ち上げた個人ブログへの記事投稿は37本だった。

Google AdSense広告も承認され、若干の収入も入ってくる。なので、投稿を頑張れば良いのだが、どうにもnoteとの並行運用が難しかった。

当初は、アフィリエイトサイト的な運用も考えて、セールスライティングに特化した記事を目指したが、意義をあまり感じられず挫折。多分そう言ったネットビジネス的なものは向いていない。

どこか人を騙しているような気がして、気が乗らないのだ。

結局は当初の想定どおり、noteなどで発散した記事を整理し、体系化した理論をブログの方にまとめる、といった方向性で落ち着きそうだ。

noteは毎日の旬な、瞬発的な思考を投稿する。ブログはマイペースに、時間をかけて好きな記事を書く、といった住み分けがしっくり来るのかなと思っている。

この個人ブログやAmazonアソシエイトなどで僅かながら収入があり、数千円だった。根気よく発信していけば数千円レベルならば1年で達成するのだなぁという勉強にもなった。


おすすめ書籍の投稿習慣

社内SNSというかslackチャンネルでおすすめ書籍を平日毎日投稿するという習慣を11/30から初め、21日連続投稿ができた。

この活動が、なにやら社員数名にだいぶ好評で、数名おすすめの書籍を紹介してくれたり、他のメンバーの紹介投稿にリアクションしてくれたりと、なかなか珍しく盛り上がっている。

週ごとにslackで紹介された書籍を、社内のブログサイトにまとめて私が投稿し、アーカイブ的にも残していく活動が4週間ほど続いた。

週に1本社内ブログにも記事が増えるので、社内コミュニケーションの活性化にもつながる。なかなか骨が折れるのだが、続けることで社内の雰囲気が良い方向に振れたらいいなと期待して、来年も続けたい。

おすすめ書籍のストックがあと30以上あることに加え、年末年始の読書成果もお届けできればと思っている。

また、個人ブログの方にも内容を転記し、社外にも内容を公開したいと思っている。

インプットも大きく変わった

情報のインプット形式も随分と様変わりした。

この一年は、読書とYouTubeがインプットのほとんどだった。コロナの影響でテレワークになると、ほとんどの時間をラジオ代わりにビジネス系YouTuberや、経営者、インフルエンサーの動画や音声を流していた。

西野亮廣、中田敦彦、ホリエモン、田中修治、前田裕二、西崎康平、NewsPicksの番組、マコなり社長、サラタメさん、マナブさん、メンタリストDaiGoさん、新R25の番組。

彼らの番組を延々垂れ流し、常に意識高い系の情報で自分を洗脳し続けた。

そして読書もかなり多くこなした。月に1冊読めばいい方だったが、書籍と、電子書籍と、Audibleの三刀流で読書をすること数ヶ月。

10冊ほど読んだ月もあったかと思う。速読にも慣れ、20分程度で読み終えることもあった。

大量にアウトプットするためには、その数倍のインプットが必要だったからだ。さらには、行動するときにはそのインプットの確認作業である側面を持たせておくと、アウトプットが楽だった。

インプットしたあの情報を、自分が動き、行動するときに使うことで実体験的に学びを深めていく。そうして、その結果をnoteやブログにアウトプットしていく、その順序が確立されてからは、執筆速度も上がってきたように思う。

机上の空論は何も意味をなさない。そして、百聞は一見に如かずと言うが、百見は一行に如かずだ。

新型コロナウイルスの影響

今年は新型コロナウイルスが世界を蹂躙した年であった。

私の身の回りでも感染者が相次ぎ、予定の遅れや変更が相次いだ。十分感染対策を行なった上で出歩いたものだが、今のところ私や家族にはウイルスの魔の手は届いていない。

このウイルスによって、世界中の価値観が変わった。私の仕事もテレワーク中心で行なった期間もあり、通勤や会議、顔を合わせて仕事することの中に無駄が多かったのかを心から知ることとなった。

ストレスも大きかった。会いたい時に会えない、行きたい場所に行けないなど、行動が制限されることも多かった。

祖父母宅に子供たちを連れていくこともできず、遊びに行くにも室内は避けるようになった。

小学校へ通う息子は学校が休校となったり、例年行われる運動会などのイベントは特殊な開催形式となり、不安も多かったのではないだろうか。

東京オリンピックも開催が延期となり、チケットが当選していたのだが残念な結果となった。

コロナによる直接的な影響だけではなく、著名人も多く亡くなった一年だった。大人から子供まで、世界中で死がすぐそこまで迫っている感覚を共有した。

新しい働き方や生活様式が数々のイノベーションを促進したが、同時に人間としての本質を問われているような、物言わぬウイルスの思惑に、縦横無尽に振り回された一年となった。

異能(inno)vationの採択

今年になってブロックチェーンに大きく興味を抱き、オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」のつながりから、「Blockchain Biz Community」に参加させていただいた。

コミュニティ内ではビジネスアイデアなどを出し合うイベントなどに参加させていただき、その流れで総務省・角川アスキー総研の主催するビジコン「異能(inno)vation」に軽い気持ちで応募したところなんと、最終選考を通過。

100万円の支援を4カ月間受けて、電子書籍のイノベーション課題に挑戦することになった。

これは人生的な転機であり、これまで過ごしてきたSES会社との調整の上で、本格的に事業化に向けて邁進していく、いい口実になった。

来年はこの挑戦結果がどうあれ、いくつかの事業を立ち上げるべく奮闘する。

また、この採択で「異能」として扱われることが、個人的にはかなり救いになった。これまで周りとあまりに考えが合わず、折り合いをつけることが難しいシーンがたくさんあった。

自分は変わっていることは分かっている。だけど、社会で普通を演じなければ暮らしていけない。親としても、社会人としても、自分は普通だ、と言い聞かせて暮らしてきた。

そこでこの「異能」という言葉は、これまでの人生を振り返っても非常に得心のいくワードだった。何も自分はすごいと言いたいわけではなく、多様性の話である。

他と違う、何か違う能力があるのかもしれない。その可能性を日本トップレベルのスーパーバイザが感じ取った、という事実には、個人的に大きな意味を感じている。

事業のアイデアがどうかとは別軸の意味がこの出来事にある。

年月が経ってその意味がどう作用するのか分からない。ただ、この採択結果は、これまでの人生で抱いていた違和感にひとつ解が出たような、そんな感触を得た特別な出来事だった。

3月末までが挑戦期間だ。既存の業務との並行であるが、なんとかこの機会をものにしたい。

藤井風の音楽

音楽とはいい出会いがあった。2年ほど前だったろうか。藤井風というYouTubeで活動しているミュージシャンの動画を見あさって、すっかりハマっていた時期があった。

ふと、YouTube Musicのサブスクリプションで流れてきた彼の声には驚いた。

デビューシングルが春先に発売になり、その後ファーストアルバムが5月に発売となった。

カバー動画を上げていた頃からずっと応援していた彼の音源が遂にリリースされるとのことで、大変嬉しく思った。

リリースされてからは、聞かない日は無いほどに日常に溶け込んだ。

そして、12/25 クリスマス、ハーモニーホール座間で開催された初の全国ツアー初日に立ち会うことができた。

間近で見る藤井風の姿は、繊細で力強く、完成度の高い楽曲とステージはまるでYouTubeの映像を見ているのかと思わせるほどだった。

「帰ろう」という曲がある。

死生観を歌ったこの曲は、Music Videoを観るたびに涙が出るほど胸に沁みる一曲で、会場で聞いたこの曲はこれまでの人生が洗われるかのような体験をさせてくれた。

コンサートやライブが軒並み中止になるこの一年の最後に、大好きなアーティストにクリスマスプレゼントを頂けたことは救いだった。

ありがとう。ツアーの完走を心から願っています。


優しさ、勇気、そして怒りの一年

今年ほど精神的に辛かった一年はなかった。

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