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女性イラスト、Ai化粧直し/4

私の手描き女性イラストをAiにお化粧直ししてもらうシリーズの第4回です。今回は、私がnoteに連載中の『絵本・白峰アカネの冒険』の第3話で用いた3点の手描きイラストをLeonardo.Aiで化粧直しします。

前回はこちら:

絵本はこちら:


 初めの1点に「アニメ、かつ3D」・「cinematic」・「水彩画」の3通りの化粧直しを施して、その中で一番フィットした化粧直しを残りの2点に適用することにします。


1.魔獣と闘う《魔祓いの巫女》・アカネ

 イラストの1作目は、魔獣に襲われていた老人を助けるために魔獣と闘うアカネです。

1. 魔獣と闘う《魔祓いの巫女》・アカネ

1-1.アニメ、かつ3D

 条件を次のように設定します。

※Image Guidance (元イラストのAi画像への反映のさせ方)
= Edge to Image
Strength = 1.5
 
(元イラストによる縛りの強さ。0~2.0幅)
※Prompt Detail
=anime, 3D (アニメ、かつ3D)
※サイズ=788×1024(第3回までと同じ)

 自分では気に入っているイラストなので、元イメージを活かした化粧直しにしたいと思います。そこで、Edge to Image を使います(第3回まではImage to Imageでした)。Edge to Imageはソース・イラストの描線を忠実になぞってくれるので、線描的な私のイラストと相性が良さそうです。
 第3回までは1回の化粧直しにつきAiイラストを1作品だけ生成しもらいましたが、今回は一度に4点生成してもらい、ベストと思うものを採用することにします。
 
 さて、イラスト1点目は、どうなるでしょう?

1-1  アニメかつ3D/サイズ768×1024 

あれ~、枠内に入り切りませんでした。
 サイズを1300×788に変えてみます。

1-2  アニメかつ3D/サイズ1360×768 

今度は、頭が切れてしまいました。
 
 う~ん...…主眼は女性イラストなので、⦅魔祓いの巫女⦆・アカネだけを切り出したイラストをImage Guidanceに使い、サイズ768×1024にトライします。

1-3 魔獣と闘う《魔祓いの巫女》・アカネ(切り出し)
1-4 アカネ(切り出し)/アニメかつ3D/サイズ768×1024 

 まだ、頭がはみ出ます。
 768×1360にしてみます。

1-5 アカネ(切り出し)/アニメかつ3D/サイズ768×1360

きれいに全身が入りました。
 表情は右端がベストですが、色の鮮やかさを優先して、左から2番目を採用します。

1-6 魔獣と闘う《魔祓いの巫女》・アカネ/採用


1-2.cinematic

映画的なイメージになるcimnematicも試してみます。

1-7  アカネ(切り出し)/cinematic/サイズ768×1360

どれも表情はイイのですが色調が暗いので、すべて却下とします。


1-3.水彩画

次に、水彩画です。

1-8 アカネ(切り出し)/水彩画/サイズ768×13601

うーん、どれも表情がいまいちなので、すべて却下します。

 どうやら、私の手描きイラストの化粧直しには「アニメ、かつ 3D」が一番合っていそうです。残り2点にのイラストは「アニメ かつ 3D」のワン・パターンで化粧直ししていきます。

2.地元の《魔祓いの巫女》からクレームを受けるアカネ/アニメ、かつ3D


 次は、地元の魔祓いの巫女からアカネが魔獣を倒したのは縄張り荒らしだとクレームを受け、当惑するアカネです。

2.地元の巫女からクレームを受け当惑するアカネ

 化粧直し後のAiイラストは次の4つです。

2-1,  アニメかつ3D/サイズ768×1360

表情と色のバランスで、左から2番目を採用します。

2-2. 地元の巫女からクレームを受け当惑するアカネ/採用


3.組長に仲裁してもらい、ひとまずホッとするアカネ/アニメ、かつ3D

 アカネが地元の巫女からクレームを受けているところに「組長」と呼ばれる女性が現れ、アカネと地元巫女のいさかいを仲裁してくれます。ひとまずホッとしたアカネです。

3.組長に仲裁してもらい、とりあえずホッとするアカネ

 化粧直し後のAiイラストは次の4つです。

3-1,  アニメかつ3D/サイズ768×1360

どれもイイ表情をしていると思います。一番色が鮮やかな右端を採用します。

3-2.  組長に仲裁してもらい、ひとまずホッとするアカネ/採用


4.今回採用の3点


最後に、今回採用の3点をまとめてみました。

今回採用の3点

 最後に、魔獣と闘うアカネの化粧直しビフォア・アフターをトップ画像に据えて、この投稿の締めくくりとします。

 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。


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