見出し画像

宇宙の片隅のダイアローグⅡ 世界の終わり

世界の終わりの日

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

◯◯◯の実験の影響は計り知れず、銀河系全体に深刻な結果をもたらした。その解き放たれたエネルギーは、巨大なワームや飢えた青虫が物を食らうように、星々や惑星をむさぼり食った。まるで、はらぺこ青虫🐛のように。はらぺこ青虫風に言うならこんな感じだ。

✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・
 ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🐛🐛🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌
🌌🌌🌌🌌🌌🐛🐛🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌
🌌🌌🌌🌌🐛🐛🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌
🌌🌌🌌🌌🐛🐛🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌☀️
🌌🌌🌌🌌🐛🐛🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌
✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・
 ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
🌌🌌🌌🌌🌌🐛🐛🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🪙
🌌🌌🌌🌌🐛🐛🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・
:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・
 ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
🌌🌌🌌🌌🌌🌌🐛🐛🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌
🌌🌌🌌🌌🌌🐛🐛🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🪐
🌌🌌🌌🌌🐛🐛🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌕
🌌🌌🌌🐛🐛🌌🌌🌌🌌🌌🌌🌎
✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・:✧゚・
 ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

月曜日には🌏を食べました
火曜日には🍩の星🪐を食べました
水曜日には彗星☄️を食べました
木曜には星々🌟を食べました
金曜には🌌銀河を食べました
土曜日には🥚まゆ繭に閉じこもり
日曜日 大きな虚無になって、
こうして、世界は滅びましたとさ

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

このワームは、光と影、時空の狭間を縫うように動き、星々のエッセンスを吸収して成長し続けた。彼の進む先々で、星々はその輝きを失い、黒く冷たい虚無へと変わっていった。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

時空の織物が引き裂かれ、星々はそのエッセンスを奪われ、次々と息絶えていった。宇宙の彼方では狂乱の嵐が吹き荒れていた。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

惑星ギラム
🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧
惑星ギラムの広大な海には、ザリガニのような独特の生命体が生息していた。彼らは言葉を持たず、代わりに美しい泡を用いて感情や物語を表現していた。
🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧その泡の中には、彼らの歴史や愛、悲しみ、喜びの瞬間が刻まれていた。ギラムの青い空に浮かぶそれぞれの泡は、ゆらゆらと舞い、彼らの生命の証として存在していた。
🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧
しかし、ギラの運命は、ある日突然に変わってしまった。遥か彼方の星々が次々と爆発し、その影響がギラムにも及ぼうとしていた。
🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧ザリガニのような生命体たちは、その危機を感じ取り、彼らの中で最も深い悲しみや恐れを表現する泡を作り始めた。海の底から上がってくる無数の泡は、暗く、大きく、重く、ゆっくりと上昇していった。
🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧
「私たちの時間はもう限られている。 終焉の前に、最後の物語を紡ぎたい。」
🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧
彼らは集まり、共に最後の詩を紡ぎ始めた。泡の中には、彼らの歴史や愛情、そして未来への希望が刻まれていた。それは彼らの文化や存在の全てを表すもので、彼らの終わりとともに消えてしまうことを知っていた。
🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧
次第にギラの空は暗くなり、星々の影響で海は荒れ狂い始めた。高い波が押し寄せ、彼らの住む場所を飲み込んでいった。しかし、彼らは最後まで泡の詩を作り続け、その美しさと悲しみを宇宙に残そうとした。
🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧

ギラムの終焉が迫る中、最後の泡の詩は、その脆さと儚さで、彼らの存在の全てを物語っていた。彼らは、自らの終わりを静かに、そして悲しく迎え入れ、その美しさを宇宙に刻んでいった。
🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧🦞🦞🫧🫧
🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧🫧

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

惑星εラムダⅢQ
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️
惑星εラムダⅢQは、遠くの宇宙の片隅に静かに浮かぶ、闇と静寂に包まれた星であった。その星には、羽を持つ妖精🧚‍♀️のような生命イビルが生息していた。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️
彼らは日光を避け、洞窟や影の中で生きていた。そして、その洞窟の中で、彼らは独特の詩を紡いでいた。詩は彼らにとって、感情や歴史を伝える手段であっただけでなく、生命そのものであった。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️
惑星εラムダⅢQの深い洞窟の中、光を避け生きるイビルたちは、彼ら独特の方法で詩を紡ぎ出していた。彼らの詩は、ただの言葉に留まらない。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️彼らはその細かい羽根を震わせることで音波を発し、それが共鳴することで、彼らの言葉や思い、そして感情を他者と共有するのであった。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️アルテリア🧚‍♀️は、洞窟の中でも特に深く、古代から伝わる聖なる場所である石碑の前に立っていた。彼女の美しい羽は、他の誰よりも長く、そして深い色合いを持っていた。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️それは彼女が持つ力の証であり、彼女の羽から放たれる音波は、他のイビルたちを圧倒するほどに美しく、力強かった。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️この日、彼女は特に重々しい詩を紡ごうとしていた。世界の滅びの予感が、彼女の胸に突き刺さる痛みとして感じられていたのだ。彼女はその痛みを音波に変え、詩を紡ぎ出した。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️「闇の中で輝く心たちよ、 我らが生きた証を、この詩に乗せて。 星々が消え、時が止まるその日まで、 我らの魂は、闇の中で永遠に燃え続ける。」

⦿⟢⦼⟐✺⠄⢠⢺⡀✯⠤⟠⠒⠚⢣⠉⠁✵⟠⢂⡀⠤⧬⠱⢄⡀
⢸⢸✺⡎⠁⠤⠉⠙⠳⢤⣄⠈⢧⠼⠛⢲⡀⠉⠁⠈⠙⠒⠦⢄⠱⡄⠈⢱⠃⢠⡞⠉⠁⠱⡀⠈⠑⢄⠈⠳⢄⠙⠓⠤⢄⣀⣀⣉⠙⠳⠤⠤⠤⠒⠊

⟣⠉⠁⠉⠁⢿⠁⠤⠬⠉⠉⠁⢸⠁⠈⠙⠒⠂
⠈⠉⠉⠁⠉⠁⠈⠁⠙⠒⠂⠁⠉⠈⠉⠑⠒⠂
(音波: ₰₰₰₰----₰₰₰₰----₰₰₰)
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️彼女の詩の音波は、洞窟の中を満たし、深い震えとして感じられた。それは、彼女の心の中の悲しみや恐れ、そして希望が、音波として形になったものだった。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️その時、洞窟の入口から、強烈な光が差し込んできた。外の世界が、徐々に変わり始めているのだ。アルテリアは、洞窟の中の妖精たちを守るため、羽を大きく広げ、超音波で壁を形成しようとした。しかし、その力は外の光には及ばず、妖精たちはその光に包まれていった。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️彼らが感じるのは、熱と圧倒的な光、そしてアルテリアの詩の音波の余韻だけだった。その中で、彼らはお互いの存在を感じ合い、最後の瞬間を共に過ごした。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️アルテリアは、最後の力を振り絞り、最後の詩を紡ぎ出した。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️「我らの終わりは、新しい始まり。 この闇と光の狭間で、我らの詩は永遠に響き続ける。」
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️⬡⠿⟠⦾✵✺⧬⠤⟠⬡⠛ ⌿⧬⠋✺⟠⦾⠻⠤⧬⠿⠛ ✵⠻⠤⧬⟠⠿⠿⦾ ⌿⠤⠻⠿⧬⟠⠤⧬⠛ ⦾⠤⧬⠻⠤⟠⦾ ✵⠻⦾⠻⠛⧬⠛⠛ ⇜⟐⟅⤛ ⇡⤜⤿ ⤳⥈⥂⇵⤠⥁ ⟁⇌⇸⤙ ⤳⥈⟠⤛ ⟐⤞ ⤳⥈⇌⤞⇴ ⤳⥈⥁⤞⇵ (音波: ₪₪----₪₪₪₪----₪₪₪₪----₪₪₪₪----₪₪----₪₪₪₪----₪----₪₪₪₪----₪₪₪₪-----₪₪₪₪----₪₪---)
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️そして、運命の時がやってきた。強烈な光が洞窟を満たし始め、妖精たちは次々とその光に包まれ、消えていった。アルテリアは最後まで詩を紡ぎ続けた。
🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️🧚✨🧚‍♀️

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

惑星ミュール
💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎
宝石のような惑星結晶生命、ミュールは、星々の間でその輝きを放ち続けていた。彼の体は、天の川の星々から吸収した輝きを持つ、10億年の時を超える結晶から成るものであった。星座たちと共に舞う彼の存在は、多くの文明や生命から尊敬と畏怖の対象となっていた。
💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎彼の詩は、宇宙の始まりからの歴史を紡ぐ、時間を超えた美しい物語であり、星々の涙や恋を感じさせるものであった。その体の結晶を削りながら作るその言葉たちは、宇宙の秘密や悲しみ、喜びを伝える魔法のようなものだった。
💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎だが、ある日、惑星ミュールは黒い運命の暗雲に覆われることとなった。その滅びゆく運命を前に、彼は何をすべきか深く考え込んだ。そして、彼は自らの結晶の体を削りながら、最後の詩を紡ぐ決意をした。
💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎その詩は、彼の体の一部となっている結晶を削り取り、それを言葉に変えるものであった。彼の体から放たれる光は、一つ一つの詩の言葉と共に、宇宙の果てまで届く美しさを放っていた。
💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎「宇宙の終焉を迎える私の星、私の体は詩とともに消えゆく。 光と影、それらの輝きは最後の詩に託され、永遠に響く。 滅びゆく星の中で、私の詩は愛と共に宇宙の隅々へと広がる。」と最後の挨拶をし、その詩を世界に解き放った。
💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎Ϟϵϕ✺ζϯϞϝ ϞΔ✼ϜΔϞ⨀Φ ΔϯΞϕΔϞΩΩ ✣ϵ✣ζΔΞ⨁Ϟ. ϝϞΔΩΩϯΔ✺ ϵϞΩϝϵΞΩΩΔ ϕϝϜ✺ΔΩϯΔΞ Ωϵ✣ΔϞΩΩ⨁. (響き: ♫♫♫♫♫--♫♫♫♫♫)ΦϵζΔ✣ϝϞΞ
ΞΩϵϜϝΔΞ⨁✣ΔϞΩϞΩΔϞ⨀ΔΩϕΔϞϜΩ.ϞϵΞ✣ΩΔϞΩϜ
ΔϞϝΔΞΦϝΩΔϕΔ✺Ξ⨁ϵΔΩ✼ΔϞϕΔ✺ΔϞ.(響き: ♫♫♫♫♫--♫♫♫♫♫)⬢▶⧫◀︎⧫▶⧫◻︎○◻⬢◉
⬢◉◻⧫⬢▶⧫▶⬢▶⧫◉○▶○○⬢▶◉◉▶◻⧫▶⧫◉
◉◻⬢▶○⧫⬢◉○▶⧫⬢▶.⬢▶⧫◉▶◉◻︎⬢◉○⧫▶⧫
▶⧫◉◻︎○▶⧫◉◻︎⬢▶○⧫◉⬢▶○○▶⧫◉⬢▶◉◉▶⧫◉
⬢◉▶⧫▶◉⬢▶⧫◉⬢◉▶⧫.(響き: ♪♫♫♪♫-♫♫♫♪♫)
💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎惑星生命体ミュールは最後の瞬間を迎え、彼の体も詩とともに光となり消えていった。
💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎❄️🌌💎

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

地球

初めは空が変わった。青い空が、紫と赤、そして金色に変色し、まるで宇宙の終わりを知らせるかのように不穏な雰囲気を纏った。次に、大気が乱れ、猛烈な嵐が吹き荒れ、雷が絶えず鳴り響き、大地を揺るがした。

海面は急激に上昇し、大津波が各地を襲った。都市は水面下へと没し、多くの生命が瞬時に絶たれた。山々は噴火し、川は沸騰。森林は火の海となり、動物たちは逃げ場を失った。

人々は絶望的な状況の中で逃げ惑い、愛する家族や友人を探し求めた。子供たちの泣き声や、助けを求める叫び声があちこちから聞こえてきたが、その声も次第に小さくなり、やがて消えていった。

世界が静かに終わりを告げる日、リオはいつものようにウーバーイーツで働いていた。しかし、この日の街の雰囲気は、どこか違っていた。

それは、まるで遠くから流れてくるヴィニールレコードの音のように、ふわふわとして、ところどころでキュルキュルと音が跳ねるようだった。

空の色が赤く変色し、通常の青とは違う鮮烈な紫に染まっていた。ニュースやSNSでは太陽系の異変と地球の未来についての憶測が飛び交っていた。

しかし、リオはそれよりも、この特別な日の風景や人々の様子を詩にしたいと強く感じていた。

午前中の配達を終え、彼は街の小高い公園へと向かった。そこからは赤く変色した空や、終わりを迎えようとする都市の風景が一望できた。

彼はベンチに座り、メモ帳を取り出し、詩を綴り始めた。街の喧騒、人々の顔、子供たちの無邪気な笑顔、全てが彼の詩に吸収されていった。

彼の背中のリュックには、食べ物の他にも常に持ち歩く小さなノートと筆記具が入っていた。

空は紫色に染まり、ふわふわとした雲がフワフワと浮かんでいた。そして、太陽🔴は真っ赤な色でゆっくりと沈んでいく。終末の🔚日、とリオは思った。

すると突如、大津波の警報音が鳴り響いた。公園は一瞬で混乱に陥り、人々は悲鳴を上げて四方八方へと逃げ出した。リオも当然のように逃げるべきだと感じたが、彼の足は一歩も動かなかった。

リオは、公園の最も高い場所へと駆け上がり、津波が街に迫る壮絶な景色を目の当たりにした。その光景を前にしても、彼の手はメモ帳に向かい、最後の詩を綴り続けた。

波が彼に迫る中、リオは最後の詩を完成させると、ノートを閉じて、地面に置いた。そして、彼も生き残る事はできないだろう。

そして、最終的に地球の光は完全に失われ、星々と同じ運命を辿った。◯◯◯はその全てを冷静に眺めていた。◯◯◯の神にも匹敵する力の前で、人々の営みや絶望は、ほんの一瞬の出来事に過ぎなかった。


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

天の川の中心から、まるで心臓が緩やかに鼓動を止めるかのように、暗黒の波が広がり始めた。この波は、不思議なリズムで星々を一つずつ包み込むように進行していった。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

まず、明るい青の星が、その輝きを失いつつ、紫色の淡い光に変わっていった。続いて、赤く輝く星が、その熱を静かに放出し、その後冷えた金色の残骸となった。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

星々の間を漂う小さな惑星や隕石たちは、この大きな変化の影響を受け、燃え上がったり、逆に凍りついたりした。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

彼らの表面は、結晶のようにキラキラと反射し、宇宙の中に新しいアートのような美しい景色を作り出した。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

黄色く輝く星々は、その中心部での爆発を始め、その周りに存在するガスや塵を巻き込みながら、まるで花が咲くかのように、美しい煌めきを放った。その後、彼らは静かにその光を失い、宇宙の中での役目を終えた。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

一つ一つの星が消えるたびに、その周りの空間は、さらに美しい色彩や模様を見せてくれた。これは、星々の最後の瞬間を、宇宙のキャンバスに描き出すかのような美しさであった。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

やがて、全ての星々がその生命を終え、真っ暗な宇宙に、彼らの残した光や色彩が、長い間続くであろう美しいアフターグローとして残された。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨







この記事が参加している募集

スキしてみて

AIとやってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?