14 葛藤は、次のステージへの扉




人の話を聴く、聴かれたがっているものを出現することをサポートする、よろず相談。
というようなことが、わたしの仕事だと思っているのですが、この1ヶ月は特に、ぐっと葛藤の重み・深みが増しているような感触がある。



自分自身が、長めの葛藤を抜けたあとだから、そう感じるのか、
外向きに投げかけるものが変化したから、やってくるものも変化したのか。

それとも、これまでと同じやり方では、願っている場所にいけない。
って、立ちすくんでいるモノ同士、ひきあっているのか。
なにか大きくシフトするとき、なのか。



葛藤の渦中にあると、無力感に苛まれたり、苛立ったり、体調を崩したり、チームが崩壊の危機に直面したり。
まあ、とにかくたいへんって感じの事象が起こる。
そこから、できれば逃げ出したいし、早く楽になりたい。
すぐに解消できるような、便利なソリューションがあったら使いたい!
お薬でも、セラピーでも、なんでも。
だれか早く助けて!
って、思いたくなりますよね。

あるいは、わたしがこんな大変な思いをしているのは、あいつのせいだ!
はやくあいつが変わってくれれば、楽になれるのに!って。
この場合は、どっちが先に変わるか綱引き、みたいなことが往々にしておこって、消耗戦になりがち。



でも、第3者として横に居て、できることは、
安心して、その中にダイブしてみたら、次の扉が開くよって信じて送り出すこと。

だって、それは、次のステージに行くために、これまでのやり方を脱ぎ捨てるってことを意味している。慣れ親しんでいるやり方が通用しなくなることは残念だけど、開かれていく次の扉にフォーカスすると、それはわくわくに変化する。



だから、こわごわとでも、ただ、ダイブしていく!
ダイブしていくと、見えるものがあるよ、って信じている。次の扉がひらくかもよ!って、状況によっては、すこしワクワクすらしている時もある。



ダイブして、踏み込んでいくと、不思議なのだけれど、
予想していたような大変なことは、意外とすぐに通り過ぎる。
あるいは、予想していたような怖いことはまったく起こらない。笑

たいていのひとが、
「想像していたことがおこらなくて、ぜんぜん大丈夫だった!」
と拍子抜けしたような顔をみせる。



そして、ああ、ほんとうはこれを大切にしたい!って言いたかったんだね。
そんな何かをつかむことができるときがある。
そうすると、自然に次のステージへの扉が開いていくような仕組み。
葛藤が起こるときは、その扉の在り処を教えてくれているんじゃないかって気がする。




ただ、そこへ踏み込んでいくことが怖いあまりに、
多くの場合、自分の想像に怯え、複雑に解釈して、自分で自分を身動きが取れないようにしてしまう。
わたしたちは、物事をより複雑化していくことが、どうもとても得意みたい。
(繊細さん、HSP傾向が強い場合は特に、不安センサーが敏感で、想像力がより豊かなので、
ここを難しくしてしまいがち、かもしれません)


からまった鎖を、力いっぱいぎゅうぎゅうひっぱって、
余計に解けなくなるみたいに、スタックしてしまう。

必要なのは、やさしくゆるめていくことなのに。
ゆるめる方法は、「こわいよね」「でも、先に進みたい気持ちもあるんだね」って、ただただ共感していくことなんだ。



自分が「見てもらえている」と感じられる体験をするとわかるのだけれど、
隣にだれかが居てくれて、こわいきもちもいっしょに受け取ってくれると、
なんだか力を得て、恐る恐るでもそこに踏み込んでいけるようになる。




葛藤の前で、立ちすくんでいるひと。
葛藤の渦中にいて、うんざりしているひとに、
もうすこしだよー!って言いたい気持ちになって、
いっしょにダイブしよう!って言いたくなって、
今日は昼間に書いてみました。(現在16:00)



そうそう、繊細さんのためのコミュニケーション講座は、
そんなダイブの方法をわかちあいたくてはじめているので、
ひとりでは怖くてダイブできない人に、とってもおすすめです!!
あと、隣で信じてよりそう力を高めたい人にも、とってもおすすめです!!
相手の不快をなんとかしてあげたくなり過ぎちゃうひとにも。

以上、さいごの部分は宣伝でした笑


*聴く力、ただよりそう力をいっしょに探求しましょう*
こちらのオンラインクラスのモニターさんも絶賛募集中!!
「繊細さんのためのコミュニケーションレッスン〜NVC超入門〜」
自分をたいせつにするってどんなことか体験したい。
自分のまま、のびやかに、安心して表現できるようになりたい。
そんなあたなにおすすめです。 
今週からスタート予定ですが、まだお席あります!
詳細はこちらから↓
https://note.com/k_hoshi/n/ne5d0ec295786


*ライティング・ライフ・プロジェクト2期*
「書くことで、深く自分を受けとめる 
 創造性回復のためのジャーナリングプログラム」

こちらは、より自分のペースで、自分を受けとめる器(サンクチュアリ)づくりに取り組めます。
次回は、11月29日スタート。
定員が少ないため、すでに満席になってしまいそうな気配なのですが、、、
募集は、Line公式からの予定です。
11月15日頃の募集開始予定です。Line登録してお待ちください♪ 
登録はこちらから → https://lin.ee/1jxOV9a

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?