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Transcendence.

この前観ました。『トランセンデンス』。
英語のタイトルはどんな意味か調べる。【トランセンデンス=超越】。
ジョニーデップが出てます。ジャンルはSFですが、現実に起きそうな感じで今までのSFとは違う感覚。まさに『超越』していました。

技術の進歩はどこまで進んでいくのか。
どこまで行っていいのか。
どう制御するのか。
どう使い分けるのか。

進歩すればするほど、便利になる一面と、便利がゆえに知らなくてもよかったことが解るようになる一面『表裏一体』

今までだとこの表裏一体の『面』の部分が小さくて、科学やいろんなものが進歩すればするほど、『面』の部分が大きくなっていく。
便利が増せば、同じように不便が増す。
安心が増せば、不安も増す。

いつか終わりが来るものに、終わりが来なかったらどうなるか。
そこに今まで抱いていた『感情』は変わらずあって成り立つのか。
逆に全く反対の感情になるのかもしれない。
それとも変わらずにそのままなのか。

タイトルの『トランセンデンス=超越』は”超えてはいけないところ”は何か。を問いてる。

この映画の中でも実際、『こんなことが起こるのか?』ってよりも、
『こうなってしまうんだろうな』って感じがした。

そう感じてしまうのは、それだけ現在の科学やテクノロジーの発展が凄まじいってことだろう。AI(人工知能)、インターネット、ブロックチェーン、宇宙、自分の中ではもうすでに数多くの場所で『トランセンデンス(超越)』が起きている。

超越することで得られるもの、そして失われるものは自分が本当に望んでいるものなのか。それらを自分で選別できる知識やスキルが自分自身に備わっているかを試されているようにも感じる。

世の中、与える側と貰う側(使う側)圧倒的に貰う側(使う側)が多くを占める。だからこそ”使う際の注意事項”を与えられるがままにならず、自分の中で自分の正解のもと確立していくことが求められていく。

そんな時代はもうとっくに来ている。

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