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絵単語で "越境リモートワーク" できたなら

自動翻訳機でもいいわけですけど、あたらしいつながり方で「絵単語言語」を使う。そうすると、言葉の壁を乗り越えて、仕事ができる・・・かな。

越境リモートワーク人財を探す動きが世界の企業から生まれているとのこと。動機は「賃金」なのだそうです。

「都会貧乏」。都市部の生活はお金がかかります。ゆえに周辺より賃金を引き上げざるを得ない。だとすると、企業の利益率に影響する。

平民?でもそうなら、富裕層もかなり割高。富裕層にしても、都市部でなければ、かなり豊かになれる(もう、いいんじゃないかと思うのですけど)。

「利益率」を求めて、賃金の安い労働者に仕事を出そうとする。英語を扱えれば簡単に仕事が進むと思うと、そうはいかない。文化によって定義の解釈が違ったりするのです。だから、微妙なところで仕事がずれたりします。

同じ定義 "絵単語" で仕事をすれば、ずれが生じにくい。場合によっては "絵単語クリック" で、母国語説明がでてずれのないコマンド内容を確認することができる。

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さて、この図で仕事を依頼されたら、世界各地でどんな仕様書が出来上がるでしょうか?

日本人なら避難に関することが羅列されてくるでしょう。人・モノ・金・時・空間・心 などの各要素を "絵単語" にちりばめた仕様となるのでしょう。それが、どの都会よりも安く提出される・・・のだとしたら、世界から引っ張りだこなのではと妄想するのです。発信場所は、過疎地だったりします。生活費が都市部の?分の1だから・・・。

その他の低賃金の国の人々と "競り合う" ことになりそうです。共通項の「明るいところへ人が出ていこうとしている」仕様では、日本人でなくてもいい。

このピクトグラムをクリックすると母国語で「避難」というコマンドを説明してくれる。だとすると、各国の避難の在り方によって、様々な仕様が出てくるのでしょう。依頼主は、その多種多様の中で、自身の思い描いた "避難" を選び、確固たる仕様にして「作りこみが確かな低賃金企業」に発注することでしょう。

こうして、日常の会話で仕事が進む文化から、絵単語で仕事を進める時代が来ると妄想している次第。世界の仕事は絵単語の羅列で一斉に発注され、選別AIが依頼主の意向に沿った提案を選び出す。この文化はけっして非難されることもないでしょう。楽で利益率を高めることができるから・・・。ぼくの利益率は、今より?分の1に落ちるのだけれど、過疎地にいるから何とか生活できる・・・かな。

#日経COMEMO #NIKKEI


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