土木の面白さ:塗ってしまえる圧電素子で道路がおもしろい

タイヤにも応用されている薄膜の圧電素子。タイヤの内側に貼って道路の状況を察知して車の運転や地図作りに役立てています。

であれば、薄膜づくりを工夫して、道路にペインティングできれば、白線系ペイントと別色のペイントで色鮮やかな道路となって、さらに発電までできる。圧が大きいほど交通量が大きいほど発電効率が上がる道路。

道路ペインティングをロボットにさせてしまえば、道路はいつも色鮮やかな存在となります。その他、塗料に様々な分子を混ぜ込めば、それだけで導線となります。

分子によっては、動物たちの道にもなりうる。道路で横たわる亡骸を減らすことに貢献するかもしれません。

動力源が石化燃料から電子系に代わろうとしています。それを補う道路も様々に変化していきます。これから、とても楽しみな土木の一つです。

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