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旅行記

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#シンガポール

日本とナチスは違うんだ!(世界一周の旅~シンガポール④)

日本とナチスは違うんだ!(世界一周の旅~シンガポール④)

日本人はシンガポール系華僑に本当に嫌われているかもしれない。そう思ったのはCanning Fort ParkのBattle Box博物館に行ったときだ。

シンガポール滞在中、まともに観光した場所はこの博物館のみといっても過言ではない。シンガポール滞在中は基本的に料金がかかるものには行かない、無料のものだけ行くということを続けていたが、結果まともに見れたのは観光スポットはマーライオンとセント―サ島

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人種のるつぼ(世界一周の旅~シンガポール③)

人種のるつぼ(世界一周の旅~シンガポール③)

人種のるつぼなのはアメリカだけではない。シンガポールも立派な多民族国家だ。それは、駅で見た以下の看板からも明らかであった。

よく駅にある注意版だが、英語、中国語、マレー語、ヒンディー語の4か国語で書かれている。シンガポールに来る前、そもそも「シンガポール人」ってなんなんだろうと思っていたが、中華系、インド系等の民族的に圧倒的なマジョリティがいるわけではないんだなということがわかった。一つ不思議な

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お金を使わないとシンガポールを楽しむのは難しい(世界一周の旅~シンガポール②)

お金を使わないとシンガポールを楽しむのは難しい(世界一周の旅~シンガポール②)

今回の旅の主目的は、「世界の貧しい人たちを助ける為にはどうすれば良いかを、実際に現場を見ながら考える」ということであるが、もう一つの目的として、時間が取れない社会人になる前に、「色々な国を見て色々なことを感じてこよう」というものもあった。シンガポールはまさにこの目的の為に立ち寄った国であるが、お金を使わないバックパッカーが楽しめることは少ない。

食事は申し分ない。勿論、インドネシアと比べれば高い

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蚊のいないシンガポール(世界一周の旅~シンガポール①)

蚊のいないシンガポール(世界一周の旅~シンガポール①)

ジャカルタからシンガポールへの飛行機の座席に座った瞬間、安堵の感情が込み上げてきた。これで先進国で一息つける。インドネシアでの一か月間は、今まで途上国に一週間以上滞在したことなかった自分にとっては楽しさよりも辛さが際立っていた。しかし、いざ飛行機が出発する直前となると、丁度夕陽が射し始めたこともあってか、名残惜しい気持ちになってきた。もう少し自分の境遇を前向きにできなかったか、道端で話しかけてきた

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