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価値観の違う夫婦がやるべき3つのこと

夫婦で価値観が違うというのは、よくあることですが、それが原因でケンカや不仲になりますので、放っておくのは得策ではありません。


例えば、ある新婚夫婦が、一緒に洗濯をしたとします。

洗濯物のシワが気になる妻は、干す前にパンパンたたきますが、その隣で夫が適当に干すのを見て、

「そんな干し方じゃ、乾いた時に、シワシワになっちゃうじゃない」と妻が怒り、

「せっかく頑張ってやってんのに、そんな言い方はないだろ」と夫が反撃して、一気に険悪なムードになります。


そして、別の日に妻が、妊娠したことを夫に報告したとします。

「おめでとう!オレは仕事を頑張るから、君は子育てを頼むね」と夫が言うと、

「何言ってんの?、育休取って一緒に子育てしてよ!アンタの子供でしょ!」と妻の怒りが爆発します。


これらのケースは、どちらが良い悪いというわけではなく、価値観の違いから起こります。


価値観って、自分では常識のことが、自分以外の人には非常識ということもあり、なかなか厄介なモノです。

山崎まさよしの「セロリ」の歌詞が頭をよぎります。


♪ もともと何処吹く他人だから価値観はイナメナイ

♪ 流行が好きだったりそのわり古風なとこあったりするのね


恋人時代ならば、恋愛ホルモンが分泌されて幸せいっぱいなので、価値観の違いなんてあまり気になりません。

『妻のトリセツ』や『夫のトリセツ』の著者、黒川伊保子さんは、以下のように書き綴っています。


恋人時代には、女性にとって、「優しいくて頼もしい人」だったのに、夫婦になると「優柔不断で自分勝手な人」に変わるときがくる。そして、興味がなくなる。恋は永遠じゃないのである。

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世の男性たちは、母性とはひたすら優しく穏やかなものだと思い込んでいる。とんでもない。母性とは、子どもを育て抜くための生き残り戦略だ。女性は妊娠して、無事出産すれば、相手への執着は強くなる。ただし、執着の仕方が変わる。恋の相手から、資源を提供すべき者に変わるのである。


つまり、子を産んだ妻が夫に対して、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と厳しくなるのは、生き残り戦略上、やむを得ないことなのです。


さて、話は少し脱線しましたが、私たち夫婦も、結婚して3年くらいは、価値観の違いに苦労しました。

当時は子供も幼く、育児で疲れ切っている上に、価値観の違いで意見が合わず、よくケンカをしていました。

その経験から、価値観の違う夫婦が仲良く生活するために、「やるべき3つのこと」をまとめてみました。


お互いの育った環境を知る

育った環境で、価値観はある程度決まります。

20歳くらいまでの、お互いのライフスタイルを深く知り合うことは、価値観の違いの本質を探る、重要な手掛かりになります。

ほとんどの人は、親の影響を強く受けているので、相手の親の本音を引き出すことで、新たな発見があるかもしれません。


価値観の違いを理解・話し合い、お互いの妥協点を見出す

価値観の違いを理解したら、お互いが歩み寄るための話し合います。

例えば、今まで意見が合わなかったこと(上述の洗濯物の干し方)について協議してみましょう。

妻:あなたが洗濯物を干すのが適当なのは、お母さんがそうしてたからなのね

夫:そうなんだよ。そうするのが当たり前だと思ってたんだ

妻:でも、私の母はきっちり干してたから、やっぱり適当にはできないの

夫:うん、それも理解できるから、キレイに干せる方法を教えてくれる?


妥協点を何度も修正する

価値観の違いを理解し、妥協点を見出しても、日が経てばいつしか忘れて、今までの自分のやり方に戻ってしまいます。

それに気づいた時は、相手に優しく伝えて、修正を繰り返します。

*相手を非難することは避けましょう


良い例

妻:あれ?、洗濯物が前と一緒の干し方に戻ってるよ。忘れん坊さんね〜

夫:あれ〜、ごめん、どこが間違ってた?

妻:このシャツはシワが寄りやすいからしっかり伸ばしてねw

*優しく伝えることで、相手の言葉が受け入れやすくなります


悪い例

妻:ちょっと!また洗濯物が適当になってるよ!何度言ったら分かるの!

夫:そんな言い方はないだろ!それなら君がやれよ!

妻:あなたがちゃんとやってくれるって言ったんでしょ!だいたいさ〜・・

*相手を非難すると、戦闘モードに入るのでケンカになります


最後に

お互いに過度な期待をすると、期待を裏切られた時のショックが大きいので、気をつけましょう。

時間をかけて、少しずつ修正していくのがポイントです!


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