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高齢出産をすることになったら気を付けたい3つのコト

ご存知のとおり、日本は少子高齢化が進んでおり、その要因として晩婚化や未婚化があげられます。 

晩婚化 = 高齢出産となることが多く、私たち夫婦も高齢出産でした。

医学的には20代半ばが、妊娠・出産に最も適した年齢だそうです。

高齢出産のリスク

出産自体は40代半ばくらいまでは可能なようですが、高齢になればなるほど、リスクが高まるのも事実です。

例えば、40代前後の妊娠は、約4割が流産になるといわれています。

そして、ダウン症候群の発生頻度は、30歳で約1000人に1人、40歳で約100人に1人、45歳で約30人に1人となっています。

この事実を知り、私たちは出生前診断をするかどうか、ずいぶん悩まみした。

出生前診断とは、妊娠中に血液検査をして、胎児の染色体異常を調べる検査です。

特に、羊水検査は子宮に針を刺すので、約300人に1人の割合で流産のリスクがあり、容易に決断できません。

結局、悩みに悩んで、出生前診断はしないことにしました。

無事5体満足で産まれてくれた時は、妻に心から感謝しました。

しかし、ほっとしたのも束の間で、私たちは出産後の子育てに、大きくつまずくことになります。

40代になると、エネルギーレベルが徐々に低下していきます。

体力が低下していた私たちの状況はひどいものでした。

具体的には、次のようなかんじです。


😭私が全力で子育てをした結果、自律神経失調症による過労で倒れ、全回復するまでに3年以上かかった

😭妻も私の後を追うように倒れ、今現在も体調不良継続中


以上のように、高齢出産をするということは、子供がお腹に宿った瞬間から、様々な困難が待ち受けている可能性があるという事なのです。

事実、周りを見渡しても、それは明白です。

例えば、アラサー出産組には、まだ体力に余力のありそうな方が多いのですが、アラフォー出産組は(私たちもそうですが😭)、クッタクタに疲れている人が目に見えて多いのです。

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ウチの子供が産まれてから間もなくして、

『奥さんまだ40代? じゃあもう一人くらい産めるね』

みたいなことを多くの方に言われました。

つまり、世の中の常識では、40代は普通に子供が産めるということになっているのです。

確かに医学の進歩で、40代でも子供は産めるのですが、産んだあとの、子育てのしんどさは、誰も教えてくれません。


というコトで、私たちの失敗を踏まえて、これから高齢出産を予定されている方に、『気を付けた方がいいかも』と思う3つのコトをお伝えします。

気を付けたい3つのコト


✅育児休暇を取る

10年前も、制度としてはあったものの、男性の育児休暇の取得率は、ほぼゼロのような状況でした。しかし法的にOKな訳ですから、迷わずMAX取得し、子育てに全集中しましょう。


✅認可外保育所を利用する

認可保育所に入れればベストですが、地域によっては待機児童が多く、入れない事も多々あります。認可外保育所の料金は高めですが、お金より身体を第一に考え、早めに利用することをオススメします。 

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✅睡眠時間を死守する

子育ては睡眠不足との戦いでもあります。私たちは睡眠不足から、めまいなどの不調が始まり、体調不良でダウンしました。『睡眠時間を死守する』くらいの気持ちで取り組む必要があると思います。

私たちの例で言いますと、妻の両親が住んでいるすぐ近くに引っ越して、子供をちょくちょく預かってもらい、なんとか睡眠時間を確保していました。

保育所の一時預かりを利用したり、ベビーシッターを頼んだりして、出来るだけ自分時間を確保しましょう。とにかく一度体調を崩すと、なかなか回復しないので要注意です。


以上、高齢出産は年齢的にかなりしんどいですが、事前に対策を講じるコトで、きっと乗り切れると思います。

そして、このように厳しいコトばかりを書きましたが、私たちにとって子供は宝であり、子供がいるからこそ、今の私たちがあると言っても過言ではありません。

子供を授かることで、素晴らしい未来を与えてくれた娘に感謝するとともに、この投稿が多くの皆さまに役立つことを心より願っています。












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