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中1不登校の息子、フリースクールへ

結局、中1の3学期はほとんど学校に行かなかった。
中学校の制服を着て登校している子を見るとこう思う。

「あ、そうか。息子と同じ年齢の子は、学校に行ってるんだった。」

完全に昼夜が逆転してきた息子は、早朝に起きてきて、朝ご飯を自分で用意して食べている。今日はハンバーグを作って食べていた。

生きていくためにはまず食べることだと思い何度かに渡って料理をすることを促してきた。
豚肉を焼いて、いつも作り置きしている甘ダレを使って作る「豚丼」の作り方を教えた。うまくできたら、嬉しそうにしている。

3月に入ってから、フリースクールに行くことになった。
フリースクールのオープン日は、月、水、土曜。
土曜は私の仕事が多く、平日も確実には連れて行けず、「3月に入ってから」と言っても、17日現在3日間しか言っていない。なにせ、自宅から車で30分。行きの往復、帰りの往復で2時間だ。息子のためにと言っても、自分の仕事は大切。


文字通り「フリー」なスタイルで、基本、何をしてもいい。
驚いたのは、ゲームをするためのプロジェクターがあること。
同世代のこと楽しそうにSwitchをしている。これはこれまでは家で見ていた光景。(さすがにプロジェクターはないけど。)


毎日思う。これでいいのかと。
ただ、言えるのは、正解などどこにもないと言うこと。
学校に行くのが正解とは思わない。
でも、毎日昼夜が逆転し、布団の上でゲームばかりしていることだって正解とは思わない。

親としてできることは何か。
いつでも料理ができるように、色んな食材が冷蔵庫にある状態か。

親としてできることは何か。
笑った顔がいいねと言ってあげることか。

親としてできることは何か。
美味しい物を作ることか。

親としてできることは何か。
全力で愛することか。

親として。
笑顔でいたい。

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