見出し画像

ただいま!メットライフドーム!

有観客試合が再開してすぐ、ZOZOマリンスタジアムで野球観戦をしてきたのが7月11日のこと。

久しぶりの生のプロ野球。幕張の海風。マリン特有の荒れた天気。全部愛おしくて楽しくて。でも、応援できないもどかしさと、ビジターファンゆえの居心地の悪さに苦しんだのも事実

そこで7月22日。今度は我が埼玉西武ライオンズのホームであるメットライフドームで試合を観戦してきたので、前回のnoteと比較しながら体験談を記録していきたいと思います。

先にシンプルな結論を申し上げておきますと、今の観戦スタイルだとホーム球場以外での観戦はなかなか大変だ、ということです。

◆チケット代

今のところのライオンズのホームゲームにおいて価格変動制は取り入れず、昨年と同様チケットカテゴリに準じた価格でチケットを販売しています。
販売スケジュール等もHPに記載の通りで、特に大きな混乱はないのかな…という印象はありました。
勿論販売されていない座席等もあるので、芝生外野席が好きな方にはつらいかも。

ただ、今開催されているマリーンズ戦のチケットも早々に完売してしまっていることから、今手元にあるファンクラブ特典の内野指定引換券を使う機会はあるのかなあ…という不安は少しありますが…まあそのあたりも今後アナウンスはあるでしょう。楽観視しています。

家から近いZOZOマリンで野球を見るより、家から片道2時間半かかるメットライフに行った方がコストパフォーマンスが良いという謎の事態が発生しているのも、手探りの有観客試合ならではかもしれません。

◆球場までの移動と入場

4連休前日の水曜日ではありましたが、西武池袋線に乗りこむとちらほらと見かけるライオンズファン。普段千葉県に住んでいると絶対に見られない光景なので、それだけでテンションが上がってしまいましたね…。

画像1

画像2

ただいま!メットライフドーム!ちょっと涙ぐみました。
有観客試合に初めて足を運んだ時とはまた違った感慨深さです。

時刻は開場40分前ごろでしたが、既に入場列には100人弱が並んでいるような状態。フラッグスと獅子ビルで買い物をしたかったので、早々と並び始めました。

画像3

フラッグスよりも手前の位置に大量のテント。ここで消毒⇒チケットと会員証の簡単な目視確認⇒検温⇒荷物検査⇒チケットチェック&会員証(FC会員なら来場ポイントアップ)をします。
待機列にも足元に印があって、わかりやすくソーシャルディスタンスを保てます。

画像4

入口には大量のレオライナ。か、かわいい…。

画像5

スタッフさんは手袋にマスク、フェイスガードでしっかり対策。
消毒液については基本的にはどこもかしこもスタッフさんがプッシュしてくれるシステムでした。

正直この動線、最高に楽でした!
1塁3塁構わず中で移動できるのも、お弁当買えるのもフラッグスに行けるのもめちゃくちゃ便利。感染症対策が落ち着いてもこのシステムにしてほしいくらいです。

ただ、待機列が伸びたとき改札前は一体どうなってしまうんだろうというのと、めちゃくちゃお天気が良い日は待機列に並ぶだけで検温に引っ掛かりそう…というのは気になりました。
先に検温だけしてくれるといいのかもしれませんが…。

◆お買い物と球場飯

事前にフラッグスと獅子ビルがものすごく混み合うと聞いていたので、入場後は真っ先にフラッグスへ。結果としては大正解でした。
ワッペンを買って圧着するころには入場規制と大量の待機列が…。入場して5分くらいの出来事なので、買い物をしたい場合は早めに入場待機列に並ぶのが吉かもしれません

画像6

画像7

初圧着。外で受付をしていました。機械は2~3台稼働。

画像8

獅子ビルの物販&アミューズメントスペース、想像していた100倍くらい小さい!!要注意です。
そしてジャニショことライオンズライブフォト、最早何が何だか状態になっていたので、次に足を運んだ時には改善されているといいなあと思います…良い写真ばっかりだったので…あとオンラインでも通販してほしい…。

グリーンフォレストには行くタイミングが無かったので、次は必ず行きます!!毎日ホームページを見てはお腹をすかせています。

画像9

そして今回の球場飯のメイン!!トレイン広場のピザとクラフトビール!

なかなかの待機列。どれだけ並んでも食べるぞ~と決めていたので、即列に並んだのですが、並んだ瞬間に豪雨に襲われました
ここ、野外にあるんですよね。すごい雨でした…。

画像10

画像11

それでも、豪雨の中並んだ甲斐しかなかったボリュームと美味しさでした。ハーフサイズでもお腹いっぱい!
メットライフドームでの主催試合では6回裏終了時までアルコール販売があるので、久々の球場ビールに舌鼓を打ちました。よなよなエール最高。

とはいえ、休業している店もちらほら。
わ、私のリトル沖縄…。

画像12

カツサンドも早々に売り切れていたり、5回ごろになると商品が売り切れになる店舗も多かったりしたので、やはりマリンと同様販売量を絞っている部分はあるかもしれません。
電子マネーを使えるのが嬉しいメラド。ついつい食べ過ぎ飲み過ぎ…。

こちらでも常に消毒液を手にしたスタッフさんが、手すりなどをこまめに清掃している姿をよく見かけました。

◆座席での印象

テレビで見るとマリンよりも観客席に人が詰まって座っているように見えていたので、実際どうなんだろう…と座席に着くと、前後1列と左右1席がそれぞれ空席ということで、十分とした距離を保って過ごすことが出来ました。やっぱり荷物を座席に置けるのはありがたいですね。

画像13

マリンと異なるのは売り子さんが出歩いているところ
ただ大声は出せないので、ジェスチャーにてやり取りしている姿が印象的でした。売り子さんがいると客席が華やかになりますね。
これも2週間の他球団での状況を踏まえたうえでの解禁だと思うので、おそらくこれまで売り子さんを入れていなかったところも、段階的に解禁していくのだと思います。

マリンも色々と緩和しますね。こちらも楽しみです。

◆試合中のようす

前回「めちゃくちゃにしんどい」と苦しんだ試合中。
でも今回は試合中、ものすごくものすごーく楽しかったのです!

そう思った理由はただ一つ。応援団の存在です

画像14

ガイドラインに沿った制限の中での応援とはいえ、野球場に応援が帰ってきた。なんだかそれだけで震えるくらい嬉しかったのです。
勿論声は出せず、応援歌は歌えず、ですが。
太鼓と電子ホイッスルだけで、思っていたよりも楽しい。楽しすぎる!

応援団自体は観客席として開放していない芝生外野席に隔離。拡声器を使っての声かけはありますが、それでも一般の観客とは十分な距離を保っているので、問題は無いように見受けられました。

私が現地に行った前日は、手拍子での応援歌もあったようなのですが、思わず皆歌いだしてしまうようなことがあったらしく、応援歌は無くなり手拍子とコールだけになっていました。
この柔軟な対応はとても素晴らしいなあと思います。だって応援団を入れたから何か起こった…という結末になるのはあまりに悲しいから。

加えてメットライフドームにはオルガン演奏がある
球場全体でライオンズを応援している雰囲気が、なんだか無性に幸せでした
凡退してしまったけど、栗山のチャンスの打席で球場が一体になっている光景があまりにも美しくて音の迫力もすごくて、思わず泣いてしまうとは思いませんでした。とてもよかった。

同時に思うことはあります。
メットライフドームまで来たマリーンズファン、大丈夫かなあと

マリーンズの攻撃時は、ライオンズの攻撃時と打って変わって静かになります。声も出せない。手拍子だって限界はある。もどかしいのではないかな…と思います。だってそれは先日の私の姿なので

おそらくそのうちビジター球団の応援団も入れる…という流れにはなると思うのですが、それをしてもらわないと今年のプロ野球観戦、ビジターには非常に行きにくいなあと思うのです

当然GO TOキャンペーンが実施されているという状況なので、遠征するという人もいるでしょう。同時に今年はちょっと遠征はやめようという人もいるでしょう。
私みたいにホーム球場に行くよりもビジター球場に行く方が楽な人もいるので、NPBがJリーグのようにアウェイ席を設けない…という方向を選択しなかったのは、非常に救われる思いではあります。

だからこそホームビジター関係なく、こんな大変な時期に球場に足を運んだプロ野球ファン全員が楽しい場であってほしいですね。

◆総括

引くほど勝ち運に見放されている2020年の私、早くも現地2敗目を喫するわけですが、それでもホームは格別でした。メットライフドーム最高。でも早く現地で勝ちたい…。

ガイドラインには沿いつつ基本的な感染拡大予防を徹底しつつも、球団によって全く色が違うのは少し興味深かったです。
勿論球場の形も収容人数も違いますし、何より有観客試合を始めたタイミングが異なるので当然といえば当然ですが…。

ただ、どこの球場のスタッフも全力で最善を尽くしています。それは本当にむちゃくちゃ伝わりますし、ただただ頭が下がる思いでいっぱいです。

どうしてもグリーンフォレストに行きたいので、引き続き感染予防を頑張って、この地に戻ってきます!えいえいおー!

画像15

初めて特急Laviewのドーム号に乗って帰れたのが嬉しかったので、載せておきます。5,000人しかいないと、こんなこともできますね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?