幸せになるためにはどうすればいいのか?

人間は執着をすればするほど、もっとほしくなってしまう欲張りな生き物です。「じゃあなんだ、楽しいこともおいしいものも今後いっさいガマンすべきなのか?」というとそうではありません。

むさぼってはいけないということです。お腹いっぱいまで食べずに残しておこうね、楽しみはまた明日までに取っておこうねということです。

お金はもっているだけでは幸せにはなれない

たとえばお金は稼げば稼ぐほどもっと稼ぎたくなります。「これだけ稼いだんだからお金はもういらないよ」なんて状態にはなかなかなれません。

たしかにお金を稼げば将来の不安は減らせるかもしれません。しかしお金を持っているだけではけっして幸せにはなれません。

ではどうすれば幸せになれるかというとそれは稼いだお金を他人のために使うことです。実は私利私欲にまみれるよりも寄付をしたり社会貢献をしたほうが幸福度が増すというデータがあります。

自分にやさしく他人にやさしく

もっと具体的に幸せになる方法はよい人間関係をきずくことです。そのためには自分はもちろん他人のために生きる必要があります。

自分のことでさえ精いっぱいなのに他人のことまでなんて頭がまわらないよと思うかもしれませんが大丈夫、よい方法があります。それは自分と他人の区別をつけないことです。

自分にもやさしくして他人にもやさしくするのです。それは自分のことを責めないことにもつながるし、他人のことを責めないないことにもつながります。

よく「自分にきびしく他人にやさしく」といわれますが、そんなのは不公平です。むしろ自分を特別視しすぎています。ほんとうは自分だってやさしくされたいはずです。

みんなにやさしくしたいなら自分にやさしくしたっていいじゃないですか。辛いときは他人にかけてあげる言葉をそのまま自分にかけてあげればいいのです。

人間が生きる意味とは?

われわれが生きる意味は根源的にはわかりようがありません。というのも「意味」というものはだいたい後からつけ加えられるものなのです。生きる意味はひとが生きていくなかでそれぞれが自分で探していかなくてはいけません。

だれかに勝手に決められた道をゆくのも納得して進むことができればラクですが、自分の望まない道ならばこんなに苦しいことはありません。

しかし生きる意味が見つからなくて呆然と立ちつくしていたとしても、ひとはだれかに認められるとうれしいものだし、楽しいことがあれば「生きててよかった」と自然に思えてくるものです。

だから生きる意味なんていうのは実はそんなにたいしたことじゃなくてもいいのです。好きなテレビ番組とか晩ごはんのおかずとかそんなもののために今日を生きたっていいのです。

そう考えると「他人」とは自由を縛ってくる生きづらさの原因ではあるけれども、それと同時にやっぱりいてほしくもあり、いないとさびしい難儀な存在なのです。自分とともにやさしく受け入れてあげましょう。


次回は学校へいかなくてもいいのかということについて書こうと思います。そろそろ書けるネタが尽きてきました。

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