#10 せめて自分だけは「自分」を信じてあげたい
1. 自信がある人はどのくらいいるのだろうか
「自分に自信があるか」と聞かれた時、自信を持って、「ある」と答えることができる日本人は多くないと思う。
少なくとも、私の周りではそんな感じだと思う。
中学、高校、大学、社会人と進んでいくにつれて、皆誰しもが何度も挫折する経験を味わうと思う。
自分自身を何でもできる絶対的な神だと思ってた、そんな理想的な自分がどんどん崩れていく。
負け試合が続くにつれて、自分自身が他の人と比較して惨めに思える。
こうやって、人はだんだん諦め、一定の範疇に収まっていくんだと思う。
一方で、自分に自信を持って振る舞っている、毎日を過ごしている人が社会には一定数いる。
(本当かどうか分からないが、少なくとも私にはそう見える)
この人たちだって、挫折はしているはず。自分に落胆した経験があるはず。
この違いは何だろうか。
2. 自信をつけていくための2ステップ
差分を生んでいる要因は2つだと私は思っている。
少なくとも、私はこの2つでかなり苦しんだと思う。
a. 他人との比較方法を切り替える
人生は約100年しかないし、何でも完璧にできるようにはならない。
ましてや、人には長所や短所があるので、何でも他の人より上手くできるようになるなんて、ほぼ不可能に近い。
でも私は負けず嫌いなので、悔しいので、自分の得意ではない領域でも勝負を挑もうとする。負けたくないと意地を張る。
これは私がずっと悩んできたことで、ずっと変えようとしても中々変わらなかった。多分他人との比較を取り除くには長期的に時間がかかるので、思考を少し切り替える。
それは、良い意味での諦め。
自身の強みを見出して、自身が強いところで勝負していく覚悟。
自身のパーソナルな強み、スキル的な強みを見つけるのは難しいけど、でも自身の能力値を頭の中で5角形でパラメータ化して、自身が伸ばしたい分野に注力していく、という思考の切り替え。
他人との比較は無くならないけど、相手と自分の5角形を比べてみて、「自分はここで勝負するからいいや」と割り切る姿勢。
その代わり、勝負する領域では絶対負けない覚悟。
b. 「小さな」やり切る体験の積み重ね
仕事や勉強に限らず、何でもいい。本当に小さなことでいいと思う。
自分で責任を持って何かをやると決める。それをやり切る。
この積み重ねだと思う。
私にとって、それはジムであり、食生活だった。
もちろん、どんな分野でも続いた訳でない。英語は何度挑戦しても途中で辞めてしまうし、早起きも中々上手くいかない。
でも、できたこともあった。だからいつか上手くいくと勝手に思っている。
上手くいかないことだらけだけど、
でもその上手くいかない「不安」一つ一つが自分にとって最高の原動力。
終わりに
自信度チェックをやってみた。
結果は高くもないし、低くもない。普通。
私は今日寝坊したけど、それでも、将来の自分には自信がある。
というか、自分だけは自分を信じてあげようと思う。
2023/01/09
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