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  • エンジニアリングマネージャーの走り書き

    エンジニアリングマネージャーとしてマネジメントについておもうことをつらつら書きます。

  • 本と歩く、文庫本マガジン

    自分と向き合う。いつでもどこでも。意地張らずに気楽に自分を育てる文庫本との読み方を考えるマガジンです。

最近の記事

やっぱりエンジニアリングマネージャーが面白い

エンジニアリングマネージャー、という仕事はここ5年でよく見かけるようになってきました。けど、一体どんな仕事をやるのか。わからない人も多いと思います。 コード書くのが好きなエンジニアにとってはコード書かなくなりそうで、なりたくない仕事だと思ってる人もいるかもしれません。けれどそれは誤解です。 マネージャーとはゲームメーカーだ!チームでの開発の進め方〜人員、何を作るか、誰がつくるかまですべてカスタムできるということです。1人のプレイヤーとして関われる以上のパラメータを変えるこ

    • Re 書評:「日本人のための現代史講義」

      一昨年に読んだ「日本人のための現代史講義」をあらためて。 グローバルの視線今こそ、グローバルスタンダードの「視線」を持つべき。 ロシアとウクライナでは戦争が勃発し、コロナウイルスを経て世界はインフレに苦しめられつつある。彼らが世界に対して持ってる視線を知れば、さまざまなことがよくわかるようになる。 教科書からは学べない「当用歴史」(当用:ありあわせの現時点での、という意味で)を知る。そうすれば未来が少しわかるかも。 シナリオプランニングの手法の一つに「バックキャスティン

      • グローバルで活躍するために ~ 石倉洋子「世界で活躍する人の小さな習慣」 ~

        ここ最近は、世界的にも経済の落ち込みが目立ちます。 日本で満足に仕事を得られる時代はやがて終わりがやってくるかもしれません。 そんなとき、世界へ一歩踏み出して活躍できれば生き延びることはできそうですよね。 今回はこちらの本を紹介します。 著者の石倉洋子さんは初代デジタル庁のトップを務めた方です。コンサルやさまざまな会社での取締役も歴任されているグローバルキャリアをお持ちの方です。 そんな石倉さんがグローバルで活躍したノウハウを惜しみなく読みやすい形で収められているのがこ

        • ~整理整頓は意味がない?~ 森 博嗣「アンチ整理術」

          今回はこちらの本の話をします。 あふれかえる整理・整頓神話「お金が貯まる人の家は整っている」とか、 「物を捨てれば時間がふえる」とか、 本屋さんにいくと整理整頓の効果にまつわるお話がたくさんあります。 整理整頓って果たして何のためにやるんでしょうか? そんな疑問に対して森博嗣はキッパリ応えます 「やる気になるためにするもの。それ以外に効果なんかない。」 昨今の断捨離ブームを強く否定しています。 物を捨てることについても 「要らないと断言できれば捨てる。そうでなければとっ

        やっぱりエンジニアリングマネージャーが面白い

        • Re 書評:「日本人のための現代史講義」

        • グローバルで活躍するために ~ 石倉洋子「世界で活躍する人の小さな習慣」 ~

        • ~整理整頓は意味がない?~ 森 博嗣「アンチ整理術」

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        記事

          2021年遊んだゲームを振り返る

          昨年は、おうち時間がより一層増えた一年でした。ゲームもたくさん遊べました。せっかくなので振り返ろうと思います。 1. 天穂のサクナヒメ 年始に遊んだのはサクナヒメでした。評判は言わずもがなですが、アクションゲームとしての難易度・深さともに圧倒的に楽しめる内容で遊び始めて一週間くらいは毎日数時間遊んでいました。デビルメイクライのような空中移動もうまく使いながら敵を引っ張ったり攻撃を重ねたりするアクションになっていて、探索要素もあり、ボスも楽しめる非常によくできたゲームでした。

          2021年遊んだゲームを振り返る

          2021年良かった本3選 - 「経営・プロダクト・エンジニアリング」の視点から

          こんにちは。久しぶりのnoteです。今年読んだ本のまとめをやります。 本は経営部門・プロダクト部門・エンジニアリング部門で良かった本を一冊ずつ紹介します。 経営部門経営部門で良かった本は、ズバリ「三位一体の経営」です。 企業の競合優位性とは人材・事業・プロセス…..とさまざまなところに現れてきます。それらは事業から生み出される超過利潤を継続的に投資していくことでより企業を強化していけるというのが前提にあります。 企業が競合優位性から生まれる利益以上の利益を超過利潤と表

          2021年良かった本3選 - 「経営・プロダクト・エンジニアリング」の視点から

          マネジメントマガジン、始めます。

          初めまして、れもんです。 私はエンジニアリングチームのマネジメントを4年程度やってきました。 これまでの経験や考えていることのアウトプットの練習としてnoteを活用しようと思い立ちました。ひょっとしてひょっとしたら人の役に立つかもと思いマガジンという形で少しずつ書いて行けたらいいなと思っています。 よろしくお願いします。

          マネジメントマガジン、始めます。

          【蔵書001】ストーリーが伝えてきたもの『神話の力』

          こんにちは。 今回から、本棚の本を紹介していくシリーズ「蔵書」を書いていきます。 今回紹介するのは「神話の力」という本。 読み聞かせ私たちが人生で初めて出会う物語は、お母さんが読んでくれる読み聞かせがその一つでしょう。 小さい頃に聞いた話、いまだに覚えてる人もいらっしゃいますよね。 伝え聞いてきた物語の種類のなかに、民族や、国固有の「神話」という物語があります。 神話神話としての「英雄の物語」は世界中に存在し、それらは先祖代々言い伝えられています。 この著者の主

          【蔵書001】ストーリーが伝えてきたもの『神話の力』

          iOSDC Japan 2020にオンライン参加してみた

          こんにちは。hey株式会社で iOSエンジニアの川端です。 この度はiOSDCで初めてオンライン参加したのでその感想を述べたいと思います。 iOSDCiOSエンジニアが集う国内最大級のテックカンファレンスです。 実践的な開発の話からニッチな技術の話まで様々なトークが見れるカンファレンスとなっています。従来は早稲田大学の西早稲田キャンパスにあつまってイベント参加する仕組みだったのが、今回、初めてフルオンラインでの開催となりました。 オンラインでのツール選定動画配信はニコ

          iOSDC Japan 2020にオンライン参加してみた

          なぜコロナ禍なのにマンションを買おうと思ったか。そして、何を基準に物件を探したか。

          こんにちは。 今回はいつもと打って変わってマンションを都内に買ったという話をします。 コロナ禍。今後大きな不景気がやってくるというのにマンションをなぜ買ったのか。そしてその物件はどういう条件で見つけたのか。 日本の経済は大丈夫なの?まず、ここから始めましょう。コロナウイルスによって日本のGDPは戦後最大の下げ幅を記録しました。 日本は破綻するんじゃないか、そんな話も方々から聞こえてきます。基本的には問題ありません。借金も日本円でしかありませんし、日本は海外に資産を持つ

          なぜコロナ禍なのにマンションを買おうと思ったか。そして、何を基準に物件を探したか。

          フルリモートワークで文章力は必須。文章力で諦めていた自分がほんの少し文章を書けるためにやったこと

          こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。 リモートワークと文章力コロナ禍でリモートワークの割合は増加しました。皆さんもテレワークに置き換えられるものは置き換えていきましょう、という流れがあるとおもいます。 リモートワーク下では、文章力が思った以上に求められます。 テレビ会議(meet, zoom, teams)で話せばいいじゃないか。そう思われた方もいらっしゃると思いますが、家で働くということは皆さん各々のライフスタイルの時間の中で業務をしていくということです。 ワーク

          フルリモートワークで文章力は必須。文章力で諦めていた自分がほんの少し文章を書けるためにやったこと

          事業と戦略の生み出しかた:書評「戦略の創造学」

          経営の本。本屋さんにいくと本棚には沢山並べられている。 経営戦略、デザイン思考、ドラッガー、儲かる企業の戦略、ブルーオーシャン、、、数え始めるとキリがない。 それらの本を読むと、なんとなく本ごとで言いたいことはわかる。 けど、それでビジネスは始められるんだっけ? 実際に事業を始めるには、それらを「つないで」実行することになる。 それを教えてくれたのがこの本だ。 本の帯にはこう書いてある「ドラッカーで気づき、デザイン思考で創造し、ポーターで戦略を実行する」 実際の

          事業と戦略の生み出しかた:書評「戦略の創造学」

          もう情報に振り回されない

          インフォデミックインフォデミック。2020年、この言葉を知った人もいるだろう。 パンデミックから作られた「情報の感染(デマ)」を指すことばだ。 先月、SNSでのとある個人の発言が世の中のドラッグストアからトイレットペーパーを消してしまった。今やそれぐらいSNSによって個人の情報の影響力が一人歩きしてしまうようになってしまったのだ。 かつて、2003年にSARSが流行した。当時では、今のデマのような問題は発生しなかった。それは、一重に情報技術の成熟度が全くことなることによる

          もう情報に振り回されない

          こんなときだからこそ人生に投資しよう。

          新型コロナでリモートワークが加速するご時世。 部屋で過ごす時間が、日に日に増しているのではないでしょうか。 生活において、いつも大切にしている投資方針がある。 それは「人生で占める割合が多い順に投資しよう」ということ。 こんなタイミングだからこそ、私たちは「生活への投資」を見直すべきなのではないだろうか。 例えば睡眠。1日の3分の1を占める活動。 しかし、睡眠にお金をかけていない人は意外にも多い。 その事実を示すように、2年前、睡眠にかかる本がいくつか流行りました。

          こんなときだからこそ人生に投資しよう。

          ほんとうは怖いリモートワーク

          こんにちは。じぶんは普段はエンジニアとして働いています。 一年間フルリモートワークで働いていました。その後、転職しました。 その振り返りとして ・リモートワーク自体のいいところ、悪いところ ・どうすれば楽しく働けてたのか を書いてみます。 リモートワークのいいところ・自分の時間が増える自分の時間が増えます。 本を読んだり、ゲームをしたり、考え事したり、家事をしたり。 自炊も、時間をかけた料理ができます。低温調理機でローストポークを作ってました。 ・近所に詳しくなる

          ほんとうは怖いリモートワーク

          ライティングは起業そのものだった

          こんにちは! あなたはライティングは得意ですか? 自分は、文章を書くのが相変わらず苦手です。 それは、文章を書くのをちゃんと勉強してこなかったからですね。 例えば、キャッチコピー、コンテンツ部分、導入 何をどう書いたらいいかわからないですよね。 そして、どの部分がどういう役割かわからないです。 そこで、そんな自分を助けてくれる本を見つけました。 今回はこの本を通じて「ライティングは起業そのものだ」と思った話。 文章はプロダクト文章はそもそもなんのために書くのか。 も

          ライティングは起業そのものだった