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なぜコロナ禍なのにマンションを買おうと思ったか。そして、何を基準に物件を探したか。

こんにちは。

今回はいつもと打って変わってマンションを都内に買ったという話をします。

コロナ禍。今後大きな不景気がやってくるというのにマンションをなぜ買ったのか。そしてその物件はどういう条件で見つけたのか。

日本の経済は大丈夫なの?

まず、ここから始めましょう。コロナウイルスによって日本のGDPは戦後最大の下げ幅を記録しました。

日本は破綻するんじゃないか、そんな話も方々から聞こえてきます。基本的には問題ありません。借金も日本円でしかありませんし、日本は海外に資産を持つ国の中で最も多くの資産をもっています。

そして、アベノミクスが示したように、お金の流動性は中央銀行のオペレーションによっていくらでも調整できます。経済を立て直すために日本がお金をさらにじゃぶじゃぶ刷ってMMTを加速させれば、インフレが発生し、数字上の資産価値は増大します。

言うて人生最大の借金だよ?

おっしゃる通りです。もちろん、だからこそ慎重にはなる必要があります。一方で、住宅ローンにかかる変動金利は、日銀の決める金利(公定歩合)に依存して変化しますが、ここ数年は全く動いていません。

そして、コロナの影響はしばらく(2年〜)は金利の操作はできないはずです。だから今は安心して変動金利に甘んじてしばらく安く借りれるというメリットを享受すべきタイミングだと思いました。

また、自分の場合はいったん使えるキャッシュを増やしたいと言う背景がありました。家賃16.5万だったマンションから毎月11万程度まで出費を減らせ、46平米から54平米に引っ越せるということに気づいたため尚更引っ越そうと思ったというのもあります。

どういう物件を探していたのか

これは様々な条件がありましたが、大切にしていたのは以下の三つです。

1. 50~60平米

2. 築15 ~ 20年

3. 駅から10分前後

1. 50 ~ 60平米

これは今後の日本でも需要があるサイズ感であることが理由です。

50 ~ 60平米のマンションであれば、3人までならなんとか住めるは住めますし、売却時にも3人家族・DINKS・カップル・一人暮らしと売れる相手の幅が広げられます。散々住んでも飽きたら売ると言う観点ではこれは重要な点でした。

2. 築15 ~ 20年

新築のマンションは購入して20年程度で資産の低減度合いが落ち着きます。固定資産税についても同様です。なるべくリスクを減らしておき、それでもいいマンションを探すという部分では、この築年数がお勧めでした。お金の面でもそうですが、設備的に2000年以後であれば修繕を加えることで最新に同等のものを取り込んでいくことも可能です。(光回線や、宅配ボックスなど)

3.駅から10分前後

コロナ禍でリモートハウスが中心になっても、都市機能の価値は消えません。なぜならなんだかんだいって都心の方が便利であることには変わりがないからです。

マンションもコンクリートの寿命で言うと100年とも言われていますがそれがなくなっても唯一残る価値は土地です。すなわち立地の価値が残るのです。

だから1,2,を満たしても3を満たせず(徒歩18分とかで)諦めることもたたありました。割安な築浅物件はこの立地の問題がよくあります。

実際に買ってみて

自分はとても良かったと思います。

まず、修繕面。上記条件を満たした物件であれば、お金をかければリノベしなくとも最新の設備を増設できますし、すでにある設備もメーカーに問い合わせれば修理パーツを取り扱っていることもあります。好き勝手にカスタマイズできる余白を残しながら、大切に使えばそこそこのクオリティのものをちゃんとつかえるという安心感はとても大きいです。

そしてお金面。

50平米以上(登記簿上)のサイズであれば、住宅ローン控除がうけられます。仲介会社との売買であれば、住宅ローンの1%もしくは40万円のどちらか小さい方が毎年税金で控除される(お金が戻ってくる)わけで、毎月の手出しが減ってかつ年末に臨時ボーナスがもらえることも大きいです。月5万、年末40万であれば5 * 12 + 40 = 100万が手元に残せるようになります。

結局大事なのは

理屈を散らかしましたが、結局大事なのは上記条件をみながら、住んでみたいなと言う物件をみつけることだと思います。フィーリングですね。

やっぱり住みたい家はみたらいいなあと一発で感じますし、そういう気持ちは大事にした方がいいと思います。だからこそ、スクリーニングの時点で上記項目を頭に入れながら、物件を探していく。それが重要だと思います。


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