![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21653659/rectangle_large_type_2_ddf73dc43dc7718d2570db3528c34292.jpeg?width=1200)
ほんとうは怖いリモートワーク
こんにちは。じぶんは普段はエンジニアとして働いています。
一年間フルリモートワークで働いていました。その後、転職しました。
その振り返りとして
・リモートワーク自体のいいところ、悪いところ
・どうすれば楽しく働けてたのか
を書いてみます。
リモートワークのいいところ
・自分の時間が増える
自分の時間が増えます。
本を読んだり、ゲームをしたり、考え事したり、家事をしたり。
自炊も、時間をかけた料理ができます。低温調理機でローストポークを作ってました。
・近所に詳しくなる
ランチ場所を探すために近所をうろつくようになります。
毎日行って顔を覚えてもらます。他には、「あそこのお店の今日のきまぐれランチは当たりの日だな」とかそういう謎の情報が身につきます。
結果仲良くなった店に夜飲みに行ったりし始めました。
・スピーカーで音楽を聴きながら仕事ができる
自分のスタイルを貫きながら働けます。エンジニアというのはこだわる生き物で、椅子やWifiの回線からキーボードの叩き具合までこだわる人はとことんこだわります。働くときも集中したい音楽があれば聴きながら仕事できるし、質問したい時だけ人にHangout(やzoom)したりできます。最高ですね。
リモートワークの悪いところ
・人が嫌いになる
これは一重にコミュニケーションしないことによる害です。
Slackで長文が送られてきたら「この人怒ってるのかな?」と勘違いされます。日常ですぐ気になったら話しかけられていたことも人とのタッチポイントが遠ざかるために、聞けずに自分の時間がすぎてしまいがちになります。
服装に関してもちゃんとした格好をする癖が失われます。外を歩く時もいやいや出歩くような部分がでてきます。
・話せなくなる
これも話さないことによるものです。下手すると近所のコンビニで「Quickpayでお願いします」の一言だけでその日を終えてしまいかねません。どもりがちになります。転職活動中は自分の話せなさに衝撃を受けました。
・体調が悪くなりがちになる
社会人になると、多くの人はあまり運動しません。ましてや通勤という最後運動の砦を失ってしまっては、消費カロリーは大幅に減少してしまいます。
近所のランチに詳しくなってラーメンやお肉、そして酒。そんなものばかりを飲んでいては太らざるをえません。そして動いていないので、自分の体がどんどん気になり始めます。動かないことによる体力の減少とともに風邪の治り、二日酔い、体調不良がどんどん治りにくくなることが実感されてきます。
要するに
「人間として退化する」ことに近い変化がおきます。
たとえば話さない、太る、人に会いたくなくなる。
「何事も形から」、とはいえ実際にその生活をこなしていくと性格まで変わってしまうものです。話すこと、ちゃんとした服をきて出勤すること。こういったことは、人間らしさを支える柱だった。
じゃあどうすればいいの?
・気軽にくだらない話をしよう。笑おう。
とにかく困ったらZOOM、Hangout。
寂しいので一緒につなぎながら作業してもいいですか。それも良し。
大丈夫。相手もきっと寂しい。顔をみて、「元気ですか?ちょっと質問したいのですが....」と思いやりのあるコミュニケーションを取ろう。
コロナが流行ってるこのご時世にこの例はあれですが....仕事は喫煙室のなかで生まれる、みたいな考え方があるじゃないですか。
くだらない話の延長線上に人と人との信頼感や、次の仕事の話がでてくる。そういう側面はあると思います。笑って、気軽に仕事の話をしませんか?
・動こう
動きましょう。家の中でできる筋トレだったら腹筋ローラーや、自重筋トレもあります。人間は太陽を浴びないとネガティブになる、みたいな一説もあるわけで....。気分を補うためにも自分の体を少し動かしてみましょう。
筋トレはあらゆる脳内物質を出して幸せにしてくれるみたいですし。
あ、Nintendo Switchのフィットネスアドベンチャーゲームの、リングフィットアドベンチャー面白いですよ。
・明日の自分のために自覚的でいること
一人でいると時間、過ごし方に無頓着になります。
だからパソコンで作業している人は茫然と時間を過ごしてしまったり、
働きすぎてしまったりします。
自分の時間に自覚的でいるためにもiPhoneのスクリーンタイムをみてみたり、仕事を細分化してそれをひとつずつポモドーロという働き方で消化してみたり。カレンダーに30ふんごとに何かをいれて行動を区切ったり。
会社で人と一緒に働くことは、自分が普段の仕事にも、たくさんの効果があったわけです。時間を管理したり、すぐにわからないことを聞けたり、信頼を深めたり。それらのことがリモートでは一斉に失われます。
だからこそ、自覚的に。自分を守れるのは自分だけ。その感覚を大事にしてください。
あと最後に
本当は怖いリモートワークというところで、メリットからデメリットをあげました。それを防ぐために気を付けることもあげました。
しかし、それは普段から親しみをもって一緒に働けている人たちや、事業がある前提。結局のところ優れたリモートワークを組織で成し遂げるには普段から優れた組織であろうとする姿勢がなければできないものなのです。
だからコロナが落ち着いて、普段の働き方にもどったら、必ず一緒に働く人に感謝しましょう。
いつもだらしない自分と仕事をやってくれてるあなたに感謝。
しょうもない話で笑ってくれてるあなたにも感謝。
美味しいランチの場所を教えてくれる君にも感謝。
次にオフィスに行く時は、そういう気持ちで働けたらいいものですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?